どーもです。

今日紹介するのはヤマハのニューモデル「RMX」シリーズのFW、「RMX FWフォーカス」です。昨日紹介したデフォルトモデルと比較すると、明らかにヘッドが小振りで、見た目的には尻込みしそうなモデルです。メーカー的には「あらゆるライからグリーンを狙える」というのがコンセプトのようです。実際にはどんなモデルなのでしょうか。早速、レポしてみましょう。

まずは見た目から。

昨日紹介したデフォルトモデルとデザイン&形状は一緒ですが、そのままコンパクトになった感じですね。実際に、10cm3小さくなっていました。

フェースですが昨日のデフォルトモデルで「先代よりもややディープになった」なんて書きましたが、このフォーカスはそのデフォルトモデルよりもさらにディープ!!!! でも、形状的にはフォーカスの方が違和感無い感じですね。

ボディもよりディープになっていました!! まあ、当然と言えば、当然ですけど・・・!!

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。デフォルトモデルよりもややクラウンの投影面積が小さく、形状的にもより三角形に近いイメージですね。見た目からは、かなりシビアそうな印象しか受けませんが・・・

今回試打したのは、フジクラ社製カーボンシャフト「Speeder EVOLUTIONⅣ FW60」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角56度、長さ43インチ、総重量328.5g、バランスD2。ヘッド体積167cm3。シャフトスペックは、重量67g、トルク4.0、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかり重量級で、グリップもRMX FW同様意外と細めでした。ワッグルした感じのイメージもしっかりした感じで、あまりしなる印象はなし。素振りしてみても、かなりシャープに振り切れるイメージで、挙動的にはニュートラル。この辺はRMX FWとほぼ一緒ですが、やはり見た目でヘッドが小振りなのがメンタルにきますね。

実際に打ってみると、ヘッドが10cm3小さいだけで芯を外す確率が高くなるという現実に直面しました。ボクは基本的に打点がバラける傾向が強いということもありますが、メンタル面で「当たるかな・・・!?」と思った時点ですでにダメなんじゃないかと感じてしまいました。スカイトラックのデータ取り時点から薄い当たりを連発。ティアップしてこの状態では、「このクラブの実力を計れるレベルにはないかな」と痛感した次第です。まずは、このヘッドの大きさでも自信があるというのが最低条件になるかな・・・(汗) とはいえ、挑み続けること数十球。動画では奇跡の芯食いショットも体験できました。メーカーがいう「あらゆるライからピンを狙う」以前に、まずはキッチリ芯を捉えられる技術が必要だなと痛感した次第です。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS41.1m/s、初速57.1m/s、打ち出し角15.3度、バックスピン量3325.5rpm、サイドスピン-234.6rpm、飛距離213.3y
【ベスト】
HS40.4m/s、初速56.3m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量3211.3rpm、サイドスピン-137.7rpm、飛距離214.2y

打感はカッチリ系でした。音も含めフィーリング的にはデフォルトモデルとほぼ一緒に感じました。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラック弾道データはこちら。

弾道的には高弾道。この動画はしっかり芯を捉えたショットですが、3球平均と比較すると、違うのはスピン量。しっかり球を捉えられればガッツリ距離も出ます。でも冷静に考えてみると、芯を食わなくても飛距離的にその差が10y程度なら、実はこんな見た目でもミスヒットの寛容性も高いんじゃないかって感じたのはボクだけかな!?

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。デフォルトモデルに比較すると、やはりヘッドが小振りな分操作性は高くなっているようにも感じました。

シャフト挙動ですが、デフォルトモデルとほぼ同じ、挙動的には素直に中間がしなるニュートラル系。ただし、ヘッドが小振りな分、さらにスイング通りの弾道が出やすいモデルだと思います。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43~45m/sあたりにおすすめですね。しっかり重量級なので、まずはこの重量を振り切れるのと、この見た目でも揺るがぬ自信もしくはメンタルの強さを持った人向けだと思います。メンタルが弱いボクでは太刀打ちできないモデルですわ! メーカーがいう「どんなライからでも狙える」以前の問題ですね。まずは「きっちり芯に当てる」ということを考えると、ボク的には打点がブレない、もしくはブレが少ないというのが最低条件かなと。打点がブレるという弱点を痛感する結果となりました。

<ヤマハ「RMX FOCUS」FW>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:7▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:7
■ヘッド:ボディ=SUS 630、フェース=マレージング455
■ロフトバリーション:3W=15度、5W=17度
■シャフト(重量/トルク/調子):「Speeder EVOLUTIONⅣ FW60」(S=67g/4.0/中調子)、「Speeder EVOLUTIONⅣ FW70」(S=76g/3.6/中調子)。
■価格:各1本3万8000円+税。