どーもです。

ヤマハのニューモデル「RMX」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「RMX218」アイアンでラストになります。見るからに飛距離を意識したようなアイアンにも感じますが、その実力はいかに!? そして先代からの進化はどこなのか。ボクなりに突き止めたいと思います。では、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

構造的には先代同様ポケットキャビティというかアンダーカットキャビティですね。先代に比較するとややトゥ・ヒール方向にコンパクトなのかな!? バックフェースの差し色の赤がなんとも言えない雰囲気を演出していると思うのは、ボクだけかな!?

フェースはラージフェースですが、結構独特な形状に変更されていたように感じました。リーディングエッジがかなり丸めになっているのと、アクティブソールとの相乗効果で、かなりフェース下部が丸みを帯びているように見える上、トップブレードもネック側がやや高めになっていて、かなり独特な形状に仕上がっていると思いました。

ソール幅は結構しっかり確保された感じで、まあワイドソールだと思います。リーディングエッジがソールの3分の2くらいまで削られていて、バンス効果があるのは間違いないでしょうね。

ネックはグースネックですね。ボディも結構ファットですが、この辺は先代同様だと思います。

構えてみるとこんな感じ。見た目は先代同様かな!! グースのフトコロが深めでつかまりが良さそうなのと、トップブレードもしっかり厚さが確保されていて、安心感のある見た目だと思います。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO RMX95」装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量407.5g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98g、トルク未発表、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まず持ってみた感覚ですが、これはやや軽量モデルですかね。グリップもそれ相応でボクにはやや細めに感じました。バランスのわりにはヘッド重量感じるイメージで、ワッグルしてみるとややヘッドが動くイメージでした。素振りしてみても、ダウンからインパクトにかけてややヘッドが走るようなイメージはありましたね。

実際に打ってみると、ボクのスイングでオートマチックにハイドローが打ちやすいモデルに感じました。ロフトが30度と#7では立っているモデルですが、そのわりにはしっかり球が上がるし、結構ダウンからインパクトにかけてヘッドが返るような動きを感じました。結果的につかまりの良さにつながっていると思いますが、決してつかまり過ぎるイメージではなかったかな。ただし、NS特有のインパクト時のグニャリ感があったことは付け加えておきましょう。このシャフトはRMX用の専用開発モデルですが、少なくともボクが打った限りではインパクト時の当たり負け感というか、グニャリ感を感じてしまいました。とはいえ、払い打ち系でもしっかり球が上がるモデルで、しかも先代試打時よりもスカイトラクデータで約5y飛んでいました!!!! 同じタイミングでの試打ではないため一概に比較できるデータではありませんが、少なくともひとつの目安にはなると思いますので、念のため!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.1m/s、初速50.2m/s、打ち出し角18.3度、バックスピン量4618.7rpm、サイドスピン-830.8rpm、飛距168.2y
【ベスト】
HS39.0m/s、初速50.1m/s、打ち出し角18.1度、バックスピン量4055.3rpm、サイドスピン-1000.4rpm、飛距離171.6y

打感はマイルド系ですが、前述通りインパクト時の当たり負け感というか、グニャリ感を感じてしまいました。打音はパチンと、いかにも弾いている感じした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラック弾道データはこちら。

弾道的には高弾道ですね。ロフト角30度でこの打ち出し角だったら、もう高弾道でしょうね!! ただし、スピン量は先代に比較すると数値的に増えていました。これが打ち出し角に影響しているのか、それとも単なる打ち方の問題なのかはわかりませんが、少なくとも先代よりも飛距離データは伸びているので、打ち方の問題ではないと思います。適正スピン量になったか、スイートエリアが拡大したかのいずれかでしょうね。

出球傾向ですが、ボクのスイングでロー系。「RMX118」よりもさらにオートマチック性が強く、クラブが勝手に球を上げて、しかもつかまえてくれるようなイメージです。プレーヤーはクラブを信じて振り切ればOKなイメージでした。

振り感ですが、ややヘッドが走るというか、動くイメージはありましたね。バランスのわりにはヘッド重量を感じやすいイメージでした。専用開発モデルだと思いますが、イメージ的にはオリジナルのNSPRO950GHと「ほぼ一緒かな…」なんて思ったりして(汗)

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで、やはり最低でもHS40~42m/sあたりにおすすめのモデルですね。3モデルのアイアンの中では、確実にオートマチック性の高いアイアンだと思います。ストロングロフトですが、払い打ち系のフェードヒッターおよびスライサーがハイドローを打てるモデルだと思います。とにかく1yでも前に飛ばしたいと飛距離にこだわるタイプにおすすめかと思いましたが、ヤマハには「インプレスUD2+」があるからな~!! そこのすみ分け的にはいまひとつ曖昧ですが、RMXブランドで飛距離にもこだわったアイアンということに間違いはないと思います。

<ヤマハ「RMX 218」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:7▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:AM355P
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO RMX95」(S=98g/未発表/中調子)、「同85」(R=88g/未発表/中調子)。カーボンシャフト「FUBUKI AiⅡ IRON 50」(SR=56g、R=54g/4.3/中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット9万円+税、単品(#5、AW、SW)1本1万8000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット10万5000円+税、単品各1本2万1000円+税。