どーもです。

タイトリストのニューモデル「718」シリーズのアイアン5モデルを試打できました。「718」シリーズは新たに「AP3」をラインアップし、合計5モデルとなっています。まず紹介するのは「AP1」アイアン。「AP1」はタイトリストとしてはかなり扱いやすいアイアンですが、今回のシリーズでも、その辺りの変更はないようですね。では、レポしてみましょう。

まずは見た目から。

構造的には先代同様いわゆるポケットキャビティタイプですが、この718AP1はアンダーカットキャビティになっていました。また、今回打てていませんが#5(#4も)は中空構造になっているようです。デザイン的には、これまでの黒に赤の挿し色を捨て、シルバーとブラックで精かんなデザインに生まれ変わっていました。

フェースは先代とほぼ一緒じゃないかな・・・!? セミラージでトゥ・ヒールに長めなので、払い打ちでもしっかり球が上がりそうな顔つきだと思います。

ソール幅、形状も見た限りでは先代とほぼ同様に感じました。

ネックはセミグースですね。ボディも先代同様ややファット気味です。

構えてみるとこんな感じ。フェース自体の大きさがある程度確保されているので、安心感のある顔つきだと思います。見た目的な大きな変更はないと思います。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角63度、長さ37インチ、総重量411g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.8、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持った感じですが、これは軽めでしたね。グリップも細めですが、おそらく過去の記憶をたどってもほぼ同等ではないかと思います。見た目的にどうしてもグースが気になりますが、これはもうボクの個人的なものなので・・・。「AP1」はこれまでずっとグースネックモデルですからね。素振りしてみると、振り感的には良い感じですが、気になるのはNSとの相性ですかな・・・

実際に打ってみると、まず球の上がり方は文句なしですね!! 先代試打時のレポを読み返すと「思ったよりもライナー性の弾道」などと書いていますが、今回試打して見て球の上がり方にはなんら問題なしだと思います。ガッツリ上がりますから!! ちなみに、過去記事の動画を見ると、改めて「すんごいフッカーだったんだなぁ・・・」なんて思ったりしてw 先代の30度に対して今回29度と1度立っていますが、球の上がり方はむしろ良い感じすね。その上でバックスピン量もほぼ同等ですし、飛距離もそれほど変わっていません。先代の試打はまだ倒れる前だったのと、2年前を考えればボクの経年劣化もあります。それでもほぼ変わらないのは、まさにクラブの進化か!?

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.1m/s、初速50.0m/s、打ち出し角16.8度、バックスピン量4671.2rpm、サイドスピン-468.7rpm、飛距離165.4y
【ベスト】
HS38.9m/s、初速49.6m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量4666.2rpm、サイドスピン-535.6rpm、飛距離166.2y

打感はソリッド系かな。先代はマイルドと書いていますが、今回の「AP1」はやや弾き感も混ざった感じで、マイルドさと弾き感が同居したソリッド系に感じました。音もやや高めだったかな。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道。球はしっかり上がると思います。結構ロースピンモデルにも感じました。ボク的にはダウンブローを意識したショットですが、それでもスピン量は少なめに感じましたね。

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。先代試打時と比較すると、やはりスイングが変わっているようにも感じますが、より直進性は高くなっているように感じました。

振り感ですが、これは違和感なし。べつにどこかがギュンとしなるとかはありませんね。そして冒頭書いた、NS装着アイアンでかなり感じるインパクト時のグニャリ感ですが、少なくともこの「AP1」ではほぼ感じませんでした。なぜ“ほぼ”なのか。それは、わずかに感じてはいたからです。とはいえ、意識して「んっ!?」って思うくらいなので、個人的にNSに対してナーバスなだけで、普通に打てばまるで違和感は無いと思います。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにおすすめですね。払い打ち系でもしっかり球は上がると思いますが、ロースピンモデルなのである程度ダウンブローに打ち込んでも吹け上がることはないと思います。基本性格的には、いわゆるオートマチック系アイアンになると思います。「716 AP1」からの最大の進化は、ズバリ直進性ではないでしょうか!! ボクのスイングが激しく変わっているのかもしれませんが、とにかくボク的には直進性が格段に上がったモデルのように感じました。

<タイトリスト「718AP1」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ステンレス ※#4~#7にはタングステン・ニッケル装着
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)。カーボンシャフト「タイトリストMCI60」(S=62~70g/2.6~3.7/先中調子)。
■価格:スチールシャフト6本(#5~P)セット10万8000円+税、単品(#4、48度)1本1万8000円+税。カーボンシャフト6本セット12万円+税、単品各1本2万円+税。
■備考:左用あり(#5~P)