どーもです。

連日紹介してきた話題のニューモデル「XXIO X」シリーズですが、今日紹介するのはアイアンが今年最後の試打ネタになりそうです。明日からは今年の試打モデルを振り返った毎年恒例の企画「データで振り返る2017」を連載しますので!! 「芯食い」をコンセプトにした「XXIO X」シリーズの実力は、これまのウッド系で身をもって体験してきました。いかに芯を食えば飛ぶのか。そして、逆を言えば、普段いかに芯を食わないことで飛距離をロスしているのか。今回の「XXIO X」シリーズ試打からはそんなことを身をもって痛感した次第です。まあ、そんなわけで、今年最後の試打ネタをお届けしましょう!!

まずは見た目から。

ヘッドの構造や形状的には先代同様だと思いますが、ポケットキャビティの後部処理が先代よりもスッキリした感じになっていましたね!! バックフェースのオレンジのワンポイントも新鮮ですね!

フェースは形状的にも、大きさ的にも先代とほぼ一緒でしょう。この辺はもう成熟の域に達していると思います。

ソールも先代同様セミワイドかな。でも、先代に比較すると、やや角張ったようなイメージもあったかな・・・

ネックも先代同様グースネックです。見た目では分かりませんが、実はインナーのタングステンウエートを先代よりもさらにバックフェース下部に増量して配置しているようです。

構えてみるとこんな感じ。まさにXXIOならではの顔つきですね。個人的には、気持ちバックフェースのボリュームが増えたようにも感じましたが、気のせいかな!?

今回カーボンシャフトとスチールシャフトの両者を試打しましたが、まずはカーボンシャフトモデルから紹介しましょう。試打モデルはオリジナルカーボンシャフト「MP1000」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角62.5度、長さ37.25インチ、総重量366g、バランスD2。シャフトスペックは、重量52g、トルク3.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはかなり軽めで、グリップもかなり細めですね。シャフトを手でしならせていると不思議とUTよりもややしっかり感がある感じでしたが、UT同様中間が1番しなるイメージでした。素振りしてみるとUT同様切り返しでのタメ感はいまいち感じず、素直な挙動に感じました。

実際に打ってみると、シリーズを通して再三書いてきましたが、このアイアンもぶっ飛びです。ストロングロフトモデルで軽量級モデルですが、このHSで振れること自体にビックリだし、#7で185yにはちょっと驚愕ですわ~!! また、カーボンシャフトモデルの先代試打時はサイドスピンが-1400rpmオーバーでしたが、今回は-500rpmと約3分の1でしたからね。ここまでいくとボクのスイングも無視できない要因ですが、確実に直進性は高くなっているのではないかとも感じました。また打ち出し角もより高くなっているようにも感じましたね。より低重心を意識した結果かもしれませんが、シャフトとのマッチングもより相性良くなっているのではないかと思いました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.6m/s、初速54.2m/s、打ち出し角21.2度、バックスピン量4508.9rpm、サイドスピン-500.8rpm、飛距離185.5y
【ベスト】
HS40.8m/s、初速54.5m/s、打ち出し角20.7度、バックスピン量4428.1rpm、サイドスピン-380.5rpm、飛距離187.7y

打感はソリッド系かな。球離れが速めなイメージもありましたが、意外とボールのつぶれ感もあるんですよね。音も高めでしたけど、ちゃんとつぶれ感も感じなれるのはいいかも!!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道。打ち出しから高弾道ですね。先代のカーボンシャフト試打データと比べると、打ち出し角が5度も上がっていますからね。全てクラブの進化とは言いませんが、さすがにこれだけいい結果だと、「事件」ですね・・・w

出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー系。明らかにアンダースペックモデルだと思うのですが、それでも腐れフックが出ないんですよね・・・(汗)そろそろ真剣にこの事実を受け入れなきゃいけない状態なのかな!?

振り感はさすがに軽めですが、ボクレベルなら普通にシャープに振れるイメージですね。シャフト挙動的も結構ニュートラルな印象で、正気ビックリしました。

続いての試打モデルはオリジナルスチールシャフト「NSPRO870GH D.S.T」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角62.5度、長さ37インチ、総重量402g、バランスD01。シャフトスペックは、重量89g、トルク3.0、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはカーボンシャフトモデルに比べれば重量感はありますが、それでも軽めです。グリップも細めでした。このシャフトは専用開発車シャフトですが、やはり気になるのはインパクト時のグニャリ感ですね。素振りしてみると、まあ、普通に気持ちよく振れるイメージでした。

実際に打ってみると、データ的にはカーボンシャフトモデルと大きな差はありませんでした。でも、これはフィーリング的なことになりますが、ボクの個人的な感覚ではカーボンシャフトモデルのほうが振り感はいいというか、XXIO Xアイアンヘッドとのマッチングがいいように感じました。このスチールシャフト装着モデルはMiyazakiモデルに対応するラインアップだと思いますが、個人的にはカーボンシャフトとのマッチングが良かったように感じました。とはいえ、このスチールシャフト装着モデルもぶっ飛びです。しかも、カーボンシャフトモデルに比較すると、打感などのフィーリングがややマイルド気味でしたね。気にあるインパクト時のグニャリ感ですが、「感じなかった」といえば嘘になりますが、気になるほどでは無かったですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.7m/s、初速53.7m/s、打ち出し角20.4度、バックスピン量4169.0rpm、サイドスピン-560.7rpm、飛距離181.0y
【ベスト】
HS40.6m/s、初速54.3m/s、打ち出し角20.9度、バックスピン量4474.2rpm、サイドスピン-543.6rpm、飛距離185.8y

打感は弾き系。球離れが速めなイメージで、音も結構高めでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道。ロフト角的にみればかなりの高弾道ですね。スチールシャフトモデルのほうがややスピン量が多くなっていましたが、これ、意外でした。

出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートから軽いドロー系。カーボンシャフトモデルよりも、やや操作性を意識しているようなテースト感もあったように感じました。

今回ボクが試打した限りでは、カーボンシャフト装着モデルでH38~42m/s、スチールシャフトモデルでHS40~43m/sあたりにおすすめ。基本性格的には、いわゆるオートマチック系アイアンだと思います。そういう意味ではボディターン系の払い打ちスイングで、持ち球的にはフェードボールからスライサーにあうと思います。その中でもカーボンシャフトモデルはコックのリリースがはやめなアーリーリリースタイプ、スチールシャフトモデルはある程度スイングでタメを作れるヒッタータイプに合うと感じました。

今回「XXIO X」シリーズをガッツリ試打してきましたが、シリーズ通して確実にいえることはまず「ぶっ飛び」モデルであることですね。「芯食い」をテーマにしていますが、まさに芯を食えば我々アマチュアゴルファーはまだまだ飛距離を伸ばさせるということがこれで証明されたのではないかと思います。同時に、自分も含め、いかにアマチュアゴルファーが芯を外してるかということにもなりますね。シャフトとのマッチングでその「芯食い」を実現しているので、今回のモデルはリシャフトしたらその意味がなくなってしまうモデルだと痛感しました。購入の際にはその辺まで含めて考えるといいと思います!

<ダンロップスポーツ「XXIO X」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)※カーボン、スチールシャフト総合
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ(#4~#7)=SUS630ステンレス+タングステンニッケルソールウエート+高比重タングステンニッケルウエート(#8~#9)=SUS630ステンレス+タングステンニッケルウエート、(PW、AW、SW)=SUS630ステンレススチール、フェース=チタン(Super-TIX PLUS for XXIO)
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「MP1000」(S=52g/3.7、SR=51g/3.8、R=49g/3.9、R2=47g/4.0/中調子)。スチールシャフト「NSPRO870GH D.S.T」(S=89g3.0、R=85g/3.1/中調子)。
■価格:カーボンシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット12万円+税、単品(#4、#5、AW、SW)各k1本2万4000円+税。スチールシャフト装着モデル5本セット9万5000円+税、単品各1本1万9000円+税。