どーもです。

今日紹介するのはテーラーメイド新製品「M4」のアイアンです。「M3」アイアンはぶっ飛び系アイアンに生まれ変わっていましたが、はたしてこの「M4」アイアンはどんな進化をしているのでしょうか。普通に考えれば「M4」アイアンもぶっ飛び系アイアンになっていると思いますが、その辺を確認しつつ、最後は「M4」シリーズの総括もしてみたいと思います。

まずは見た目から。

「M4」アイアンも「M3」アイアンに搭載されていたリブコアが採用されています。先代「M2」アイアンに比較するとソール下部後方中央に凹みがあって、その分トゥ・ヒールにウエートが振られて高慣性モーメントモデルになっていると思います。

フェース自体は大きめのラージフェースだと思いますが、先代に比較するとやや小振りになっていたようにも感じました。形状的には全くの別モノですね。先代はネック側の縦幅が狭くトゥ側が大きな分三角形チックな形状でしたが、「M4」アイアンは普遍的なアイアン形状になっていました。

ソール幅は先代同様かな。この大きさには適度な幅かと思われます。「スピードポケット」もしっかり確保されていました。

ネックはセミグース。これは先代同様でした。ボディ形状はバックフェース下部が特徴的でした。

構えてみるとこんな感じ。先代に比較するとややコンパクトになっていたようにも感じましたが、トップラインの厚みはしっかり確保されていました。

今回試打したのは、カーボンシャフト「FUBUKI TM6」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角28.5度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量372.5g、バランスD1。シャフトスペックは、重量59g、トルク3.0、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には軽めで、グリップはやや細めでした。シャフトを手でしならせてみると、正直思ったよりはしっかりしたイメージで、レスキューよりは気持ち全体的なしっかり感があるように感じました。素振りしてみると、意外とシャープに振れる印象でしたが、重心角が大きめなのか若干ヘッドが返ろうという印象はありましたね。

実際に打ってみると、まずはその飛距離と球の上がり方にビックリでしたわ~!! 新製品発表会の試打ブースで試打した際の計測器は「フライトスコープ」でしたが。スカイトラックではそれをわずかに上回る結果となりました。それにしてもこのロフトでこの高弾道には「驚愕」の二文字がピッタリでしょう。素振りで感じたヘッドが返る感じですが、これは「FUBUKI TM6」シャフトとの相性かもしれませんが、やはりボクのスイングではちょっと気になりましたね。ボクの感覚ではヘッドを返さないように意識しても自然にヘッドが返るイメージでした。とはいえ、これだけロフトが立つと問題点は球が「上がらない」「つかまらない」になると思います。しかし、この「M4」アイアンは一切の心配は不要ですね!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.0m/s、初速55.7m/s、打ち出し角18.9度、バックスピン量4438.0rpm、サイドスピン-812.3rpm、飛距離189.5y
【ベスト】
HS39.8m/s、初速55.5m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量4490.8rpm、サイドスピン-515.5rpm、飛距離190.8y

打感はマイルド系ですが、「M3」に比較するとやや弾き感は強めに感じました。パチンと軽快な弾き音のわりには、マイルドに感じる不思議なモデルでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句無しの高弾道。28.5度のストロングロフトを考えれば、この球の上がり方はまさに「驚愕」に値すると思います。スピン量も少なめで、とても7番アイアンとは思えないスピン量ですね。ドーンと大きなプロのような弾道を体験できると思います。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー強め。これはシャフトとヘッド、そしてボクのスイングとの相性もあると思いますが、少なくとも前述通り重心角が大きなモデルかと思います。かなりつかまりは良いモデルですね。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS38~40m/sあたりにおすすめですかね。重量的に考えれば、そのあたりがドンピシャかと思われます。スイングタイプ的にはやはりボディターンタイプで、持ち球的には間違いなくスライサー向けでしょう。払い打ち系でもしっかりクラブが球を上げてくれると思います。テーラーメイド史上最もぶっ飛び系アイアンのように感じましたが、正直本当にここまで飛んでしまうアイアンが必要なのか、ボクにはいまひとつわかりません。ただし、確実にいえることは「間違いなく飛ぶ!!」ということです。アイアンにも飛距離を求める人や飛距離低下が理由でゴルフをやめようかななんて思っている人は、ぜひ1度試し採用してるスタローンに為りますがせかてみてください。目から鱗が落ちると思います。

「M4」シリーズの総括ですが、「M2」とは全くの別モノイメージでした。特にドライバーは、現在「M2」を使っている人が後継モデルだと思ってこの「M4」を打つと「んっ!?」という第一印象になると思います。それくらい別モノになっていると思います。またアイアンは「M3」シリーズでも書きましたが、ウッド系とアイアンのバランスが良くなったと思います。「M1」「M2」ともアイアンは別モノイメージで、ウッド系に比較するとやや性格的にアンダーに感じましたが、今回は「M3」「M4」ともシリーズで使えるモデルなんじゃないかと感じました。FW、RCは「M2」が正当に進化したモデルに感じました。「M3」に対して打ちやすさを意識したモデルだと思いますが、カスタムシャフトを装着すればかなり幅広い層が使えるモデルだとも感じました。ボクにとっては「M3」シリーズはデフォルトシャフトのまま使えるシリーズ、「M4」シリーズは使うならカスタムシャフト装着モデルといいたイメージでした。

<テーラーメイド「M4」アイアン>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:(#4~#8)450ステンレススチール(#9~PW)17-4ステンレススチール(AW、SW)431ステンレススチール
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「FUBUKI TM6」(S=59g/3.0、R=56g/3.2/中調子)。スチールシャフト「REAX90 JP」(S=99g/1.8、R=97g/1.9/中調子)。
■価格:カーボンシャフト装着モデル各6本(#5~PW)セット10万8000円+税、単品(#4、AW、SW)各1本1万8000円+税。スチールシャフト装着モデル6本セット9万6000円+税、単品各1本1万6000円+税。