どーもです。

今日紹介するのはカタナゴルフのニューモデル「NINJA」シリーズの「NINJA β」FWです。「NINJA α」「NINJA β」FWは「8802Hi」「8296Hi」ドライバーの関係に似た兄弟モデルかと思いますが、実際のところどんな関係なのでしょうか。その辺を意識しつつ、早速レポしたいと思います。

まずは見た目から。

ソールのウエートですが、「NINJA β」はソール後部1カ所ですね。これは「8296Hi」ドライバーと一緒ですから、おそらく前記通りの関係と思って間違いないと思われます。

フェースはかなりシャローで、「NINJA α」とほぼ同等ですね。ただし、フェースの切り方が全くの別モノでした。ネック側の処理の仕方が違うので、これはグース感が抑えられていそうな雰囲気ですね。

ボディ自体は「NINJA α」とほぼ同じように感じましたが、最大の違いはネックの位置!! 「NINJA β」のほうがよりフェース後部にネックが配置されているのが視認できると思います。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。個人的には違和感の無い、普通のFWといったイメージでした。「NINJA α」に比較すると、クラウンの投影面積はやや小振りですが、一般モデルの中では安心感のある大きさだと思います。ネックからフェースにつながるラインも自然な感じで、個人的には「NINJA β」のほうが安心感はありました。

今回試打したのは、フジクラ社製「Speeder462 EVOLUTION」SRフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角16度、ライ角58度、長さ43.25インチ、総重量305.5g、バランスD2。ヘッド体積190cm3。シャフトスペックは、重量41g、トルク5.6、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には軽めで、グリップもやや細めでした。シャフトを手でしならせてみると、「NINJA α」同様1番しなっていたのは真ん中から先端部にかけてでしたね。素振りしてみると、やはりヘッドが走るイメージでした。

実際に打ってみると、フィーリング的には「NINJA α」とほぼ同じですが、やはり打点のシビアさがあるようにも感じましたね。ボクは打点がバラける傾向が強いですが、その影響が「NINJA β」はややシビアに出るイメージでした。つかまりについては、「NINJA α」同様ボクにはつかまりすぎの印象もありましたが、「NINJA α」よりは若干ですが操作性を意識しているような印象もあって、ヘッドを右前に放り出すイメージで打つといい感じのドローが打てましたね。この辺が大きな違いだと思いますが、やはり「8802Hi」「8296Hi」ドライバーの関係と同じだと確認できました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS43.4m/s、初速62.9m/s、打ち出し角17.9度、バックスピン量4598.6rpm、サイドスピン-587.8pm、飛距離219.2y
【ベスト】
HS43.8m/s、初速63.4m/s、打ち出し角17.0度、バックスピン量4396.5rpm、 サイドスピン-1022.8rpm、飛距離222.3y

打感はかなり柔らかめ。ボールのつぶれ感を十分感じられるイメージでしたね。音も違和感のない中高音系で、この辺のフィーリングは「NINJA α」と同じイメージでした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には超高弾道というか、「NINJA β」も若干吹け上がり傾向の弾道ですしたね。動画で見る限りはそうでもありませんが、実際の見た目的にはそう感じました。スカイトラックデータの動画データ、3球平均でもスピン量はほぼ一緒でした。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。ただし、これは右前にヘッドを放り出すイメージで打って、という条件付きです。ボクが普通に打つとつまりすぎの感は否めませんが、「NINJA β」との違いは、前記通りのシビア過ぎない程度の操作性は意識しているんじゃないかなというところですね。

シャフト挙動ですが、切り返しからインパクトにかけてヘッドが走るイメージで、フィーリングは「NINJA α」とほぼ同じですね。ただし、ボクにはやや柔らかめでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりのおすすめですね。スイングタイプ的には、払い打ち系のスインガータイプ向けでしょう。ただし、「NINJA α」に比較すると、シビア過ぎない程度に操作性も意識したモデルかなと思います。よりヒッタータイプでも使えるイメージで、そういう意味では、受け入れ間口の広いモデルのように感じました。昨日「NINJA α」を頑固なスライサー向けのリーサルウェポン的モデルと書きましたが、対する「NINJA β」はより受け入れ間口の広いモデルといった感じかな。ボクは「NINJA β」派です。

<カタナゴルフ「NINJA β」FW>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:17-4ステンレス
■ロフトバリエーション:3W=16度、5W=19度
■シャフト(重量/トルク/調子):「Speeder462 EVOLUTION」(SR=41g、R=39.5g/5.6/先中調子)。※受注生産「Speeder EVOLUTIONⅣ」(S)、「Speeder361 EVOLUTION」(R-EL=34g/8.8/先中調子)。
■価格:「Speeder462 EVOLUTION」「Speeder361 EVOLUTION」装着モデル各1本4万3000円+税。「Speeder EVOLUTIONⅣ」装着モデル各1本5万3000円+税。