どーもです。

ジオテックゴルフのニューモデル「クロト ロイヤルエクセレンス18」ドライバーを試打できました。ジオテックゴルフのクラブを試打するのは、今回が初めて。ゴルフ体験主義ももう10年になりましたが、まだまだ試打できていないメーカーもたくさんあります。まだまだですね。というわけで、初体験モデルの実力を体験してきましたので、ガッツリレポしたいと思います。

まずは見た目から。

ソールデザインはシンプルですが、フェースのトゥ・ヒール側後部にへこみが設定されていました。これは「パワーソール」と命名されていましたが、「ランドクラウン」との相乗効果で、初速アップを実現しているようです。

フェースはややディープ気味のイメージで、ボク的にはセミディープですかね。見た目のイメージ的にはかなり叩けそうなイメージでした。

ボディはシャローでもディープでもないイメージでしたが、ミドルバックでした。全体的に丸みを帯びた形状が印象的でした。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は狭すぎの印象はありませんが、最近のモデルの中では気持ち小振りには感じました。また、フェース角も気持ちオープンに見えました。逃げ顔効果かもしれませんけどね。まあ、その分叩けそうな印象もありましたね。

今回はデフォルトでラインアップされているシャフト「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」「ATTAS Coool 6」「FUBUKI AiⅡ50」3モデルを全て試打してきました。

まずは、三菱ケミカル社製「FUBUKI AiⅡ50」SRフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59.5度、長さ45.75インチ、総重量298.2g、バランスD2.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量57g、トルク6.0、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚は、ボクには気持ち軽めかな。グリップもやや細めでした。シャフトを手でしならせてみると、手元からしなる印象でしたが、そのわりには手元に重量感を感じるモデルだったかな。素振りしてみると、いかにもシャフト全体がしなっているようなイメージでした。

実際に打ってみると、まずその球の上がり方にビックリでした。ヘッドを見る限りでは結構ハードな印象を受けましたが、その印象がすぐに間違いだったと言わざるを得ませんね。また、ヘッド自体はそれほどつかまりが良さそうには感じませんでしたが、ボクのスイングで出球的にはほぼストレート。シャフトが全体的にしなる組み合わせにもかかわらず、思った以上にフックしないということは、ヘッド自体はつかまりを抑えたハードヒッター向けのテーストなのかもしれませんね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS46.4m/s、初速66.9m/s、打ち出し角16.9度、バックスピン量2604.1rpm、サイドスピン-253.9rpm、飛距離265.1y
【ベスト】
HS46.2m/s、初速66.7m/s、打ち出し角17.7度、バックスピン量2258.2rpm、サイドスピン-129.2rpm、飛距離267.2y

打感は、ややマイルド系ですかね。個人的には結構好きな打感で、ミスヒットの寛容性も高そうに感じました。音は中高音系ですが、やや高めが勝っていたようにも感じました。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、高弾道です。打ち出しから高弾道で、ロフト通りにしっかり球が上がるイメージでした。スピン量も適切なイメージだったかな!

出球傾向ですが、ボクのスイングで良い感じのドローからほぼストレート。ボクのスイングのせいで、左右のバラけはありましたが、打ち出した方向にほぼストレートか軽く戻ってくれるイメージでした。

シャフト挙動ですが、SRフレックスということで、ボクにはやや柔らかめでした。実際に振ってみても、しなり感のあるマッチングでしたが、ヘッドの走り具合にしては曲がりが少ないようにも感じました。個人的には嫌いじゃないフィーリングでした。

続いては、フジクラ社製「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角59.5度、長さ45.5インチ、総重量309.5g、バランスD2。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量67.5g、トルク3.7、中調子。

持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまずでした。グリップは気持ち太めにも感じましたが、まあ、ボク的には誤差の範囲内でした。シャフトを手でしならせてみると、結構しっかり感のあるイメージでしたね。しなりポイントは中間から先にかけてだったように感じました。素振りしてみた感覚は、かなりシャープに振れるイメージでした。

実際に打ってみると、「FUBUKI AiⅡ50」モデルに比較するとより、安心して叩けるイメージでした。同じイメージで振っても、打ち出し角はそのままでより強弾道イメージでした。スカイトラックデータを確認しても、「FUBUKI AiⅡ50」よりもバックスピン量が3球平均で約500rpmは少ない結果となりました。ただし、これはヒッター向けでしょうね。スイングで球をつかまえられるタイプじゃないと、打ち出した方向にドーンといってそのままスライスなんてこともありそうな印象でした。重心角が小さいモデルなのかもしれませんね。

スカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS46.3m/s、初速67.6m/s、打ち出し角16.5度、バックスピン量2155.2rpm、サイドスピン-313.4rpm、飛距離267.7y
【ベスト】
HS46.4m/s、初速68.1m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2203.1rpm、サイドスピン-512.5rpm、飛距離269.0y

打感は、「FUBUKI AiⅡ」同様ややマイルド系でした。ただし、トルクが絞られている分、ミスヒットの寛容性はそれほど高くないようにも感じました。音は中高音系ですが、このマッチングでもやや高めが勝っていたようにも感じました。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道でした。ロフト角9.5度なので、「FUBUKI AiⅡ」モデルに比較すると1度立っていますが、それで打ち出し角はほぼ一緒だから不思議ですね。スピン量は確実に少なめで、強弾道の所以でしょう。

出球傾向ですが、ボクのスイングで良い感じのドロー系でした。個人的にはイメージ通りの弾道が打ちやすかったですね。このマッチングは、今回試打3モデルの中では1番好きでした!!

シャフト挙動ですが、これはかなり全体的にしっかり感がある感じでしたが、「FUBUKI AiⅡ」に比較しても最も違うと感じたので先端剛性ですね。「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」のほうがしっかり感があるので、よりシャープに振れるヒッター向けでしょうね。

最後は、USTマミヤ製「ATTAS Coool 6」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角59.5度、長さ45.5インチ、総重量309.6g、バランスD2.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量66g、トルク3.6、先中調子。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」装着モデルとほぼ同様で、グリップの太さもほぼ一緒。ただし、シャフトを手でしならせてみると、確実に先端剛性の違いを感じました。「ATTAS Coool」は中間からやや先にかけてがかなりしなるイメージでした。素振りしてみても、「FUBUKI AIⅡ」に近いイメージでした。

実際に打ってみると、イメージ的には「FUBUKI AiⅡ」SRモデルの弾道イメージでした。より振っていけるイメージでしたが、結構ヘッドが走るイメージもありました。シャットに引いていかないと、切り返しからダウンで開き、そのまま1テンポヘッドが遅れてくるような気がしました。フェースの開閉を使うボクのようなタイプだとフェースが戻り切らずにそのままスライスが出てしまうこともありました。そういう意味では、ボディターンタイプのセミハードヒッター向けなのかもしれません。

スカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS45.9m/s、初速67.4m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量2719.8rpm、サイドスピン-145.8rpm、飛距離265.1y
【ベスト】
HS46.0m/s、初速67.5m/s、打ち出し角17.0度、バックスピン量2852.5rpm、サイドスピン163.2rpm、飛距離267.1y

打感は、これまでの2モデル同様ややマイルド系でした。ミスヒットの寛容性は「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」よりはちょっと高いけど、「FUBUKI AiⅡ」よりは低めにも感じました。音は中高音系ですが、このマッチングでもやはりやや高めが勝っていたように感じました。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道は高弾道でした。打ち出し角は「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」モデルとほぼ変わりませんが、スピン量は「FUBUKI AiⅡ」に近かったですね。

出球傾向ですが、ボクのスイングではドローもフェードも出てしまいました。打つ前のイメージでは、このマッチングが最もつかまるのではないかと推測していましたが、見事にその予想は外れました。

シャフト挙動ですが、想像以上に中間から先にかけてのしなり感が強かったように感じました。前記通り、このマッチングがボクのスイングにはこの3モデルの中ではベストマッチングかと想像していましたが、蓋を開けてみると真逆の結果となりました。こんなことがあるのが面白さでもあり、怖さでもありますね。

今回ボクが試打した限りでは、「FUUKI AiⅡ50」SRフレックス装着モデルでHS40~42m/sあたり、「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」「ATTAS Coool 6」Sフレックス装着モデルでHS43m/s以上は欲しいかなと思います。おそらくヘッド的には左を気にせず叩けるモデルだと思いますが、シャフトとのマッチングでその性格は気持ち変わってきますね。「FUBUKI AiⅡ」はオールラウンダーイメージ、「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」はよりリストをタメて叩くヒッタータイプ、「ATTAS Coool 6」は素直なボディターンタイプ向けのテーストに感じました。まあ、いずれにせよ、飛び系ドライバーだということに間違いないでしょう。シャフトをフィッティングすることで、飛距離も方向性もアップできそうなポテンシャルを秘めたモデルに感じました。「地クラブ」という表現がいいのかはわかりませんが、ボクがまだまだ知らない実力を秘めたモデルに出会えたのはうれしいかも!! この試打クラブを実戦投入してきますので、そちらは後日ラウンドレポでアップしますので、ご期待ください。

<ジオテックゴルフ「クロト ロイヤルエクセレンス18」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)※「FUBIKI AiⅡ」「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」「ATTAS Coool」装着モデル
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=チタン合金 フェース=SP700チタン合金
■シャフト(重量/トルク/調子):「クロト RE18」(S=55g/5.6、SR=54g/5.7、R=51g/5.8、RR=49g/5.9、L=45.5g/6.3/先中調子)。「FUBIKI AiⅡ50」(SR=57g/6.0/先中調子)。「Speeder661 EVOLUTIONⅣ」(S=67.5g/3.7/中調子)。「ATTAS Coool 6」(S=66g/3.6/先中調子)。
■価格:ヘッド単体1個5万1000円+税。