どーもです。

タイトリスト「VG3」シリーズを試打できました。「VG3」シリーズも今回で5代目になるのですね。そんな「VG3」シリーズはドライバー、FW、UTに2タイプのアイアンをラインアップしていますが、ドライバーはロフト9.5度、10.5度でコンセプトが違うようですね。というわけでまずはそのドライバーですが、今日紹介するのはロフト9.5度モデルです。とりあえず、どんなクラブなのか基本性格を確認しつつ、明日紹介する10.5度モデルと比較したいと思います。

まずは見た目から。

ソールデザインは先代のイメージを踏襲していると思いますが、「アクティブ リコイル チェンネル」が廃止されていました。

フェース形状は先代同様ややディープ気味ですかね。大きな変更はほぼないと思います。

ボディは先代に比較するとややシャロー気味になっていたようにも見えました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じでした。クラウンは丸型で投影面積はやや大きめかな。十分安心感のある形状だと思います。ちなみにこのクラウンですが、カーボンでカバーされているようで、その下には独自形状の「チーターテクノロジー」と命名された穴が開けられていて、軽量化と慣性モーメントの拡大という二律背反を解消しているようです。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Titleist VG50」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角59.5度、長さ45.5インチ、総重量285g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量50g、トルク4.5、先中調子。試打ポジションはA1でした。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まずは持ってみた印象ですが、重量的にはかなり軽めですが、ヘッドが効いている感じでしたね。グリップはやや細め。シャフトを手でしならせると、先がしなる感じでした。素振りしてみると、ヘッドが効いている分、先が動くような感じがあったのは否めませんでした。

実際に打ってみると、意外と打てる感じでビックリでした。正直「とんでもないフックとかスライスとか出るかも・・・」なんて思っていましたが、その想像はいい意味で裏切られるかたちとなりました。9.5度モデルはボクのスイングだと若干打ち出し方向がバラケる結果となりましたが、球筋はほぼドロー系でした。「VG50」シャフトの影響かもしれませんが、トルクが大きめの分若干鈍いイメージもありましたが、トータルバランスは悪くなかったですね。個人的には「VG60」シャフトを打ってみたかったですね。とはいえ、メインラインはこの「VG50」でしょう。HS40~42m/sあたりにはかなり打ちやすそうなイメージでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS46.4m/s、初速67.8m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2677.8rpm、サイドスピン-442.8rpm、飛距離263.7y
【ベスト】
HS46.4m/s、初速68.1m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量2354.5rpm、サイドスピン-840.5rpm、飛距離264.7y

打感はマイルド系ですね。前述通りシャフトの影響かやや鈍めな印象もありましたが、ボールのつぶれ感もかなり感じる「ムニュッ!!」とした感じはさすがタイトリストといった感じですかね。音は違和感のない中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちらです。

弾道的には、高めの中弾道。球の上がり方はまずまずで、弾道イメージ的にはライナー系だったかな。打感的にはもうちょいスピン量があるかなとも感じていましたが、適量でした。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。9.5度モデルはある程度操作性も意識されているのか、ボクのスイングでは打ち出し方向がバラケる感はありました。とはいえ、出球的にはドロー系のみだったのでつかまりはいいモデルだと思います。

シャフト挙動ですが、かなり先が動くイメージでした。かなりトルクフルなシャフトで、ヘッドが効いている分先が動くようにも感じましたが、まあ、先調子系の動きだったのは間違いないと思います。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにおすすめですね。この組み合わせはかなりヘッドが走るようなイメージもあるので、ヒッター系の方には若干不安要素につながるかもしれません。そういう意味では、素直に振れるボディターン系におすすめですかね。9.5度モデルはつかまりも意識しているようで、スライサーにおすすめかなとも思います。ボクレベルのヒッターであれば十分使えそうなイメージもありますが、まあ、それでも叩くなら正直シャフトを変えたほうが良さそうな印象はありましたね。

<タイトリスト「VG3(9.5度)」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9.5▽操作性:8.5▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9.5▽ミスの許容度:9.5
■ヘッド:ボディ=811軽量チタン、フェース=7-1チタン、クラウン=カーボン
■シャフト(重量/トルク/調子):「Titleist VG50」(S=50g/4.5、SR=48g/4.6、R=46g/4.7/先中調子)。「Titleist VG60」(S=60g/3.5、SR=58g/3.6/中調子)。「ツアーAD IZ-5」(S=56g/4.4/中調子)「Speeder569 EVOLUTIONⅣ」(S=59g/4.6/中調子)。
■価格:「Titleist VG50」「Titleist VG60」装着モデル各1本8万円+税。「ツアーAD IZ-5」「Speeder569 EVOLUTIONⅣ」装着モデル各1本9万7000円+税。