どーもです。

タイトリスト「VG3」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「タイプD」アイアンがオオトリです。#7でロフト角26度と超ストロングロフトモデルですが、そこからもぶっ飛び系アイアンだと想像できますね。しかも、な、なんと、中空構造に変更されていました。果たして、その実力は!? では、レポしてみましょう。

まずは見た目から。

ボクの記憶が確かであれば、先代は中空構造では無かったと思いますが間違いないですよねw というわけで、今回の「タイプD」は#5~#7が複合素材中空構造となっていました。これ、最も大きな変更点ですね。形状的には先代同様やや面長な形状ですが、昨日紹介したデフォルトモデルに比較して面長でした。

フェースはセミラージでしたね。トップラインが丸みを帯びているので、その分やや大きめに見えるような感じもありました。

ソール幅ですが、デフォルトモデルはもちろん先代に比較しても広めに確保されていました。また、トゥ・ヒールバックのウエートを見る限りはデフォルトモデル以上にミスヒットの寛容性が高そうに感じました。

ネックはセミグースですが、デフォルトモデルよりもグース度合いは強めでしたね。ボディもファットです。

構えてみるとこんな感じでした。見た目で明らかにロフトが立っているのが分かると思います。見た目的には#5アイアンなので、その分難しそうな印象も受けてしまいそうですが・・・

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角63度、長さ37インチ、総重量410g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.9、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めでグリップも気持ち細めに感じました。素振りしてみると、デフォルトモデルよりもスイングバランスは軽いのですが、この「タイプD」のほうがヘッドが効いているような印象でした。

実際に打ってみると、「あら、ビックリ!!!!」でした。見た目的に#5並みの顔つきで、打つ前はちょっと尻込みしそうな感じでしたが、実際に打ってみると、まあ、なんて優しいんでしょう!! デフォルトモデルに比較すると、まあ、ロフトが立っている分当然なんですけど、軽く打って190y弱の飛距離で、しかも弾道もそろうという結果に「あら、ビックリ!!!!」でした。ロフト角26度でデフォルトモデル並みの球の上がり方だったし、いろいろビックリさせられたアイアンでしたね。過去の「VG3アイアン タイプD」の中でも最高に扱いやすく、ぶっ飛びアイアンの登場だと実感しましたわ~!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS40.5m/s、初速54.2m/s、打ち出し角17.7度、バックスピン量4107.9rpm、サイドスピン-426.8rpm、飛距離186.7y
【ベスト】
HS40.7m/s、初速54.4m/s、打ち出し角17.6度、バックスピン量4323.1rpm、サイドスピン-185.4rpm、飛距離188.1y

打感はマイルド系でしたが、打ってすぐに「中空かな!?」と感じる打感でした。今回のVG3シリーズは試打前のクラブ知識は何も入れずに打ちましたが、それでも「中空かな!?」と感じる打感でしたね。音も「パチン」とやや弾き感があるような打音でしたが、それでも打感はマイルド系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちらです。

弾道的には、文句なしの高弾道。ロフト角を考慮すれば、文句なしの高弾道でしょう!! スピン量も少なめでしたね。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。デフォルトモデルに比較したら、つかまりは抑えられていそうな雰囲気もありましたが、それでもほぼ同等のつかまりに感じました。トータルバランスなんですかね!?

振り感ですが、前述通りデフォルトモデルに比較するとややヘッドが効いているような印象でした。また、デフォルトモデル同様、NS特有のインパクト時のグニャリ感も感じませんでした。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS40~42m/sあたりにおすすめですね。このアイアンも受け入れ間口が広そうなモデルに感じましたが、このアイアンのメリットをより享受できるのはいわゆる払い打ちのスインガータイプでしょう。持ち球的にもフェードヒッター、もしくはスライサーに合いそうですね。個人的にはPING「G700」同様、もうちょっとしっかり系のシャフトを入れて200yをしっかり狙っていけるUTとして仕込みたいかもしれませんね。飛び系アイアンですが、「G700」もこの「VG3アイアン タイプD」も、ボク的には見た目で違和感が無いモデルの登場で、いよいよ第2ステージ突入といった感じかもしれませんね。

<タイトリスト「VG3アイアン タイプD」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8.5▽ミスの許容度9
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェースネック=(#5~#7)SUP-10、(#8、#9、P、A、AS、S)軟鉄、ウエート=(#5~#7)タングステン・ニッケル
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)、「NSPRO ZELOS8」(S=87.5g/2.2/先調子)。カーボンシャフト「Titleist VGI」(S=64g/3.1、R=53g/3.3/中調子)。
■価格:スチールシャフト「NSPRO950GH」装着モデル5本(#6~P)セット11万円+税、単品(#5、A、AS、S)各1本2万2000円+税、「NSPRO ZELOS8」装着モデル5本セット11万5000円+税、単品各1本2万3000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット12万円+税、単品各1本2万4000円+税。