どーもです。

フォーティーンの新作モデルですが、今日紹介するのは「TC788フォージド」アイアンです。以前「TC770フォージド」アイアンがありましたが、今回の「TC788フォージド」アイアンは、その後継モデルではないようです。ただし、同じ「7」シリーズということで、ツアーモデルもしくはアスリートモデルに位置付けられるモデルですね。なおカタログには「打ちこなせる軟鉄鍛造ツアーアイアン」とうたっています。「ツアーアイアン」と聞くと尻込みしそうですが、見た目的にはそれほど難しそうなオーラを感じないのはいいかもですね! さっそく、その実力を確認してみましょう。

まずは見た目から。

構造的にはフルキャビティで、かなりコンパクトなイメージでした。

フェースはもちろんコンパクト! トップラインの丸みが特徴的ですね。

ソール幅はやや狭めかな。でも、トレーリングエッジの削り部分まで入れれば、幅広にも感じますが、これは深重心化のためだったりして。

ネックはストレート。

構えてみるとこんな感じ。コンパクトな分、トップブレードの厚みが若干アンバランスにも感じましたね。まあ、それが安心感につながるともいえますけどね。まあ、ツアーアイアンというだけの雰囲気は感じました。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ61.5度、長さ37インチ、総重量421g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感じですが、重量的にはまずまず。若干軽めな感もありましたが、まあ、今のモデルの中では重量級でしょうね。グリップもちょうどいい感じでした。素振りしてみると、バランスがいい感じで、振りやすいイメージでした。

実際に打ってみると、ツアーアイアンをうたっていますが、まず球が上がりやすいですね。まあ、今時のアイアンは、ツアーモデルはもちろん、マッスルバックタイプでさえ球は上がりやすくなっていますからね。まずそこはどんなアイアンでもクリアされていると思って間違いないと思います。TC770よりもロフトが1度立っていますが、それでもほぼ同等の上がり方だったと思います。TC770試打時はまだHSが戻っていなかったので、単純比較はできませんが、#7で170y打てるのはハッキリいってアイアンの進化でしょうね。今時のアイアンは、ツアーアイアンをうたいながらも低重心化による球の上がりやすさと同時にロースピン化も実現しているということでしょうね。

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.8m/s、初速52.3 m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量5095.2rpm、サイドスピン-931.6rpm、飛距離172.6y
【ベスト】
HS41.3m/s、初速52.8m/s、打ち出し角17.8度、バックスピン量5021.7rpm、サイドスピン-1018.0rpm、飛距離174.8y

打感はマイルド系ですね。芯を食えばかなり柔らかめでフェースに吸い付く感じですが、ちょっと芯を外すとやや硬さも感じます。まあそれでも、多少ならクラブがカバーしてくれる感じでしたね。この辺も今時って感じでした。音は意外にもやや高めに感じました。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、高弾道。ツアーモデルといいながらも打ち出しからしっかり高弾道で、スピン量もやや少なめな印象でしたね。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。これも意外でしたが、ツアーアイアンという以上はある程度の操作性を意識したモデルかと思いきや、限りなくオートマチック系アイアンに近いテーストだったように感じました。

振り感ですが、個人的には振りやすくて好きな感じでした。切り返して気持ち手元がしなってタメを作ってくれるような印象は「ダイナミックゴールド(DG)」と同じような印象ですが、DGよりもインパクトに向かってのしなり戻りがやや速めな印象でした。

今回ボクが試打して限りでは、このスペックでHS43~45m/sは欲しい感じでした。今のアイアンの流れの中では、重量的には重めもモデルなので、まずはこの重量を振り切れるのが第一条件になりそうです。そこさえクリアできれば、ツアーアイアンとはいえ、ボク的には限りなくオートマチック系アイアンのテーストなので、使い手を選ばない間口の広さのあるモデルだと感じました。見た目でもトップブレードの厚さもあるし、実際に打ってみると意外と打ちやすさもあるので、逆に「ツアーアイアンってこんなに簡単なの!?」と思ってしまいそうなモデルかと思います。

<フォーティーン「TC788フォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8.5▽上がりやすさ:9▽操作性:8.5▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄(S20C)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」(X=112g/1.6、S=106.5g/1.7、R=103g/1.9/元調子)。「NSPRO950GH HT」(S=98g/1.8、R=94.5g/2.0/中調子)※受注生産
■価格:「NSPRO MODUS3 TOUR105」装着モデル6本(#5~P)セット12万6000円+税、単品(#4)1本2万1000円+税。「NSPRO950GH HT」装着モデル6本セット12万円+税、単品1本2万円+税。