どーもです。

フォーティーンの新作モデルですが、今日紹介するのは「TP766」アイアンです。そもそも「TP」というシリーズって今回のモデルが初めてですよね。ちなみに、「TOUR POCKETCABITY」の頭文字をとっての「TP」なんだとか! 同社的には「ポケットキャビティ&セミストレートネックでセミアスリートやベテランゴルファーが高弾道で飛ばせて狙えるアイアン」を標榜しています。果たしてその実力はいかに。早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

「TP」の名の通り、構造的には「ポケキャビ」です。ちなみに今回は#7のみの試打でしたが、番手別ポケットフロー設計になっているようです。

フェースはやや面長にも感じましたが、コンパクト過ぎないのも好印象でした。昨日紹介した「TC788フォージド」がその形状のままやや面長になったようなイメージですね。

ソール幅は思った以上に狭めですが、昨日の「TC788フォージド」に比較するとトレーリングエッジの削り方が変わっていました。

ネックはセミグース。ポケキャビ構造だけあって、ボディはややふっくらしていました。

構えてみるとこんな感じ。セミグースネックなので、フトコロが深めでいかにもつかまりが良さそうですね。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH HT」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ61.5度、長さ37.5インチ、総重量412g、バランスD0。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.8、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めかだったかな。グリップも気持ち細めに感じました。素振りしてみると、意外と手元に重量感がある感じでしたね。

実際に打ってみると、まずその飛距離にビックリしました。昨日紹介したTC788に比較するとロフトが2度立っていますが、それでもスカイトラックデータ的に184yはヤバイですって!! 見た目でも明らかに飛んでいましたし、スピン量も少ないイメージでした。こちらもスカイトラックデータを確認してみると、3球平均で約800rpmも少なくなっていました!! 番手表示の違和感があるかもそれませんが、「TC788とコンボしてみてもおもしろいかも!!」とか思ったりして!! TC788を打った後の試打という影響もあるかもしれませんが、まあ、とにかく打ちやすかったですわ~!

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.1m/s、初速53.7 m/s、打ち出し角18.7度、バックスピン量4262.5rpm、サイドスピン-759.1rpm、飛距離184.3y
【ベスト】
HS40.2m/s、初速53.9m/s、打ち出し角18.3度、バックスピン量4158.8rpm、サイドスピン-967.5rpm、飛距離184.8y

打感はソリッド系でしたね。まあ、この辺は素材も違いますし、おそらくフェースの厚さ自体が違うと思います。でも、違和感がなく、いわゆる最近の飛び系アイアンの打感でした。マイルドさと弾き感がいい感じに混ざった感じの打感です。音はやや高めでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道です。TC788よりもロフトが2度立っているのに球の上がり方は全く変わりません。その事実を考えれば、超高弾道と言っても過言ではないのかもしれませんが、ここは敢えて文句なしの高弾道にしておきましょう。スピン量も少なめ!! これは前述通りです!

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。TC788に比較すると、ボクのイメージでもより弾道がそろっているイメージでした。そう考えると、昨日は「限りなくオートマチック系」と書いたTC788が「あれ、セミオートマチックだったのかな!?」と思うくらいに、このTP766はオートマチック系でした。

振り感ですが、ボクの感覚ではやや先が動く感じもありました。素振りした段階では手元の重量感を感じましたが、実際に打ってみるとその分やや先が動いていたようにも感じていまいました。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS42~43m/sあたりにおすすめですかね。昨日のTC788に比較すると振りやすさがあるのと、根本的に軽めということもあるので、より払い打ち系のスインガータイプの使用も視野に入れたモデルかとも感じました。昨日はTC788を「受け入れ間口の広いモデル」と書きましたが、これを訂正しなければならないのかもしれませんね。TC788単体をツアーモデルとしてみた場合は昨日書いた通りですが、TP766に比較すると「やっぱりツアーモデルだったのね!!」と言わざるを得ないのかもしれません。そう感じさせるほど扱いやすさのあるモデルでした。

<フォーティーン「TP766」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:スーパーソフトスチール(ST-22)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH HT」(S=98g/1.8、R=94.5g/2.0/中調子)。カーボンシャフト「FT-16i」(S=65g、R=60g/3.5/中調子)※受注生産。
■価格:カーボンシャフト装着モデル6本(#5~P)セット12万円+税、単品(#4)1本2万円+税。カーボンシャフト装着モデル5本(#6~P)セット11万円+税、単品(#4、#5)各1本2万2000円+税。