どーもです。

今日紹介するのは、グローブライド「オノフAKA(2018)」シリーズのアイアンですが、今回が「オノフAKA(2108)」シリーズオオトリになります。このアイアンはスチールシャフトモデル、カーボンシャフトモデルを両方とも試打できましたので、紹介してみたいと思います。では、いってみましょう。

まずは、見た目から。

構造的には、ディープアンダーカットだと思います。これは先代同様ですが、大きな変更点は、形状だと思います。先代はより払い打ち系に合いそうな長方形チックな形状でしたが、ニューモデルはトゥがツンと立った感じに変更されていました。また、先代がトゥ・ヒールバックにウエートが振られているような形状でしたが、今作はトゥ側にボリュームがある形状になっていました。

フェースですが、当然形状は別モノですね。トゥがツンと立ったイメージで、フェース全体の縦幅が確保された感じでした。

ソール幅は、セミワイド。これは先代とほぼ同等かな!? タングステンウエートが視認できるのも、イメージとして球が上がりやすそうな連想をさせてくれる効果があると思います。

ネックはグースネックですね。この辺は、「オノフAKA」の正当な遺伝子継承でしょうね。

構えてみると、こんな感じ。先代に比較するとややコンパクトで、気持ちトゥが立ったように見えましたね。

今回試打スチールと、カーボンシャフト装着モデルの両者を試打できました。

まずはスチールシャフト「NSPRO950GH HT」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角62度、長さ37.25インチ、総重量410g、バランスD1。シャフトスペックは、重量97g、トルク1.8、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めで、グリップもやや細めでしたね。素振りしてみると、振り感的には、バランス以上にヘッド重量を感じるイメージでしたが、それでもシャープに振れる印象でした。

実際に打ってみると、まずその球の上がり方にビックリでしたね。ロフト角29度とストロングロフトですが、そのロフト角を考えれば、かなり球は上がりやすいイメージでした。しかも、先代よりも、上がっているようなイメージでした。スカイトラックデータで確認してみても、3球平均で0.7度上がっていました。たかが0.7度、されど0.7度です。このためにメーカーは日夜努力をしているわけですよね。そんなことを実感しました。ですが、ちょっとボクにはつかまりすぎの感は、否めませんでしたね。ヘッドを返さないイメージで打っても、かなり強めのドロー系でした。もはやドローと呼ぶのもおこがましい感じでしたが、敢えて強めのドローとしておきます(笑)

スカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.8m/s、初速55.4m/s、打ち出し角18.3度、バックスピン量4907.4rpm、サイドスピン-919.3rpm、飛距離184.5y
【ベスト】
HS39.5m/s、初速55.1m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量4713.3rpm、サイドスピン-1096.5rpm、飛距離185.4y

打感は、弾き系。かなり弾き感のある打感でしたね。音は「パチン!」と以下にも弾いているような軽快な打音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道。特筆点はスピン量の少なさですね。ロフト29度ですが、3球平均で4900rpm、ガッツリ芯を食った動画弾道データでは4400rpmとかなりのロースピンモデルでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングで、敢えて強めのドロー系でした(笑) 自然にヘッドが返ろうとするので、フェースローテーションを抑えるのを意識しても、ボクのスイングではヘッドが返っちゃいました。

振り感ですが、スチールシャフトの分シャープに振れる印象ですが、ややヘッドの返り感を感じました。これはあくまでも想像ですが、「NSPRO950GH」のほうがボクには合いそうなイメージでした。

続いては、オリジナルカーボンシャフト「スムースキックMP-518I」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角、ライ角、長さは一緒で、総重量375g、バランスD0。シャフトスペックは、重量60g、トルク3.4、中調子。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも細めですね。なお、見た目的にシャフトの手元が太めに見えたのですが、そのわりにはグリップが細めに感じたのは、意外でした。シャフトを手でしならせてみると、SRでも結構しなるイメージで、中間がしなる感じでした。素振りしてみると、意外にも手元に重量感があるイメージで、シャープに振り切れる感じでした。

実際に打ってみると、UT同様ややヘッドが捻れるような動きを感じて、いまいち芯を食った感触が得られないまま、断念となってしまいました。断念したのは諦めたのではなく、メトログリーン東陽町の営業終了で断念せざるを得ない状況でした(汗) そのせいか、弾道の見た目的にも、スカイトラックデータ的にも、個人的にはふがいない結果となってしまいました。シャフトフレックスもカーボンシャフトはSRフレックスからのラインアップなので、致し方ありませんが、つまりはそういうターゲットというメッセージということでしょう。

スカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.5m/s、初速53.4m/s、打ち出し角19.5度、バックスピン量4979.9rpm、サイドスピン-977.3rpm、飛距離176.3y
【ベスト】
HS39.9m/s、初速53.4m/s、打ち出し角19.6度、バックスピン量4670.7rpm、サイドスピン-1157.2rpm、飛距離179.2y

打感は弾き系ですね。スチールシャフトモデル同様弾き感満載で、打音も「パチン!」と弾き感満載でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道ですね。スチールシャフトに比較すると若干スピン量が多めでしたが、これはシャフトの問題でしょうね。でも実は、もっと吹け上がり系の弾道をイメージしていたので、このスピン量は逆に想像以上の少なさでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングで、敢えていえば強めのドロー系です。でもなぜか、スチールシャフトモデルよりもフェースローテーションを抑えられるイメージでした!

振り感ですが、意外と手元に重量感があるので、シャープに振りやすいのは事実ですが、振れる分このスペックだとスピン量が増えちゃうイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、スチールシャフト装着モデルでHS40~43m/sあたり、カーボンシャフト装着モデルでHS36~38m/sあたりに合いそうですね。基本性格的にはオートマチック系のぶっ飛びアイアンですが、スチールシャフトモデルはスイングタイプを問わないモデルで、カーボンシャフトモデルは払い打ち系の方におすすめだと思います。持ち球的には、断然スライサーにおすすめですね。

「オノフAKA(2018)」シリーズ総括ですが、2018年モデルは、基本的に先代の性格を踏襲したモデルだと思います。先代試打時は病み上がりだったので、若干ハードになったよう感じていましたが、HSも戻った今試打した感覚では、「オノフAKA」シリーズらしいアベレージ向けモデルですね。個人的に最も印象的だったのは、やはり「ラディカルスプーン」ですね。全体的にボクにはアンダースペックシリーズなので、このシャフトのままで実戦投入は難しいですが、ラボスペックシャフトでフィッティングしてセカンドドライバーとして使いたいかも。全体的にかなり球が上がりやすいモデルで、オートマチックに球をつかまえられるモデルですね。そんなオートマチック系モデルの中でも、かなり打ちやすさを強調したモデルに進化していると感じました。

<グローブライド「オノフ アイアンAKA(2018)」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)※スチールシャフト装着モデル
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:(#4~#9)ボディ=ST22テンレス、フェース=ハイマレージングプラスⅢ、ウエート=タングステン合金 (PW~SW)ソフトステンレス
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH HT」(S=97g/1.8/中調子)、「NSPRO ZELOS 8」(R=83g/2.3/先調子)。カーボンシャフト「スムースキックMP-518I」(SR=60g/3.4、R=52g/3.8、R2=48g/4.0/中調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット9万円+税、単品(#4、#5、AW、SW)各1本1万8000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット11万円+税、単品各1本2万2000円+税。