どーもです。

先月から連載スタートしたクラフトマン向け専門誌「PCM」や専門誌目メディアで活躍する筒康博氏による「これってギアで解決?それともレッスン?」。第2週週末のレギュラー企画として、展開していきます。今回が2回目になります。では、早速いってみましょう!

■ドライバーは「飛ばし」? それとも「方向性」?

コースラウンドが気持ち良い季節になりました! 今年もさまざまなドライバーが発売され、どれも魅力的です。東京・新大塚駅そば「PCMラボ」では、大手メーカー新製品や「地クラブ」カスタムメーカークラブを常に、試打しています。

「今回のお題」は、ドライバーショットに関するお話をさせていただきたいと思います。

突然起きる「当たらない(泣)」のミスは「フェース面の打点」をチェック
練習場や購入前に絶好調だったはず(?)のドライバー。しかし、何故かコースでは「当たらない!」と、なった経験はありませんか? 久しぶりのぶっつけ本番ならまだしも、前日にしっかり使いこなす準備をしたのに、なぜか上手くいかないとへこむばかり。あれは幻だったのでしょうか …?

スタートから3ホール位までは、とにかく「様子を見るつもり」がドライバーショットを成功させるコツ。つまり、飛ばすことばかり意識せず、方向性が定まるまで「クラブと会話する」ことをオススメします。

不調の原因はちょっとしたところに 突然「当たらなくなる」のが、ドライバーショットのコワイところです。コースでよく見かけるのは、「スイング」チェックを始める光景。いきなりコースでスイングを改造するのは大変危険です。今起きている突然のミスショットも、実は周りから見ると、普段と大きな違いがなかったりします….

打点の調整がコツ

まずは、ドライバーのフェースに残った「打点の傾向」を見て欲しいです。統計的には、「上下のミスヒット」か「左右のミスヒット」のミス傾向になっていることが多いはずです。上下のミスヒットが原因で上手く当たっていないなら、「ティーの高さ」を調整すれば、次のホールから回復するかもしれません。左右のミスヒットが原因なら、アドレス時の「ボール位置」をトゥ側やヒール側に少しずらすだけで、芯を喰う当たりが戻ってくる可能性が高くなります。

ヘッド選びのコツにも…

実はこの話、ドライバーヘッド選びにもそのまま使えます。平べったいシャロー形状なら左右のミスヒットを助けてくれますし、分厚いディープヘッド形状なら上下のミスヒットを助けてくれます。一度インパクトシールを貼って、自分の傾向を調べてみてはいかがでしょうか?

■「クルクル」ルーティーンって知ってますか? 

これからアドレスに入るという時に、クラブを「クルクルする仕草」をTV中継等で観たことはありませんか? 実は、このルーティーンには、ドライバーショットの「方向性を矯正する」役割があるのです。

① 無意識に行っている「腕の回転」を矯正

ドライバーショットに入る前に、「曲がって欲しくない」方向にクルクルとクラブを回してからアドレスに入るのが、「クルクル」ルーティーンです。例えばフックやプルが嫌なら、フェースがオープンになるように右手でクラブをクルクル回すだけで、右腕の返し過ぎを抑えてくれます。また、左手主体でフェースがクローズになるようクルクル回せば、インパクト時のフェースターンがしやすくなります

フィニッシュ後でもOK
スイングで意識しすぎてしまう人なら、フィニッシュした後に「クルクル」することをオススメします。写真のように、普通にフィニッシュした後に「クルクル」クラブを回すだけで、スイングそのものを意識して変えなくても、フェースコントロールを矯正してくれます。不思議に思うかもしれませんが、前後の動きをアタマとカラダにインプットするだけで、タイミングやリキミのコントロールができるようになるものです。

ギアとスイングの悩みは同時に解決を 

僕はゴルファーの「クラブの悩み」と「スイングの悩み」を同時に解決させる総合コーチ。ゴルフって「1人で解決できない問題」が多いからやっかいです。「PCM Labo」、ゴルフパートナー練習場イベント、亀戸「Kzゴルフレンジ」など、直接お会いしてのアドバイスもしています。上手くいかないことがあれば、気軽にいらっしゃってくださいね。

文・構成/猿場トール

筒康博 さまざまなゴルフメディアに登場し、ギア&スイング両方に深く精通。プロアマ問わず、のべ8万人へのアドバイスを経験。「PCM Labo」総合コーチの他、フィッティングイベント&セミナー講演、フィリピン・セブ「LILOAN GOLF」アンバサダーなど活動は多岐に渡る。
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