どーもです。

茨城の地クラブメーカー「ハラケン」のニューモデル「DOCUS 711 WINGED-D」シリーズを試打できました。「DOCUS 711 WINGED-D」シリーズは、ウッド系のみのラインアップとなっています。まずはドライバーですが、「DOCUS 711」シリーズはすでに試打していますが、試打時はまだHSも戻っていませんでした。今回、「DOCUS 711」ドライバーも合わせて比較試打できましたので、早速レポートしたいと思います。

まずは見た目から。

ソールデザインは、「DOCUS DCD711」同様シンプルで、デザイン的にはほぼ一緒でしょう。トゥ・ヒールのくぼみも見事に再現されていました。

フェースは、やや小振りに見えるセミディープですね。この「DOCUS DCD711 WINNGED-D」ですが、どうやらフェース素材が変更されているようです。

ボディもセミディープ系で、空力を意識した3本のフィンもしっかり受け継いでいます。

後ろ姿です。

構えてみると、こんな感じ。クラウンの投影面積は、今時のモデルのイメージからはやや小振りに感じますが、この辺は「DOCUS DCD711」と同じサイズ感でした。クラウンに配置されたフィンも、同じだと思います。今更ですが、クラウンが白に変更されています。あとは、バルジ(フェース左右方向のカーブ)が、より強くなっていたようにも見えました。

前述通り比較試打を実施できました。「DCD711 WINGED-D」「DCD711」もオリジナルカーボンシャフト「DOCUS Slugger System 4」Sフレックス装着モデルでした。スペックですが前者は「DCD711 WINGED-D」、後者が「DCD711」で、ロフト角は9度と9.5度、ライ角は60度と59度、長さは共に45.25インチ、総重量は310gと313g、バランスはD0とD2。ヘッド体積は共に455cm3。シャフトスペックは、重量68g、トルク3.2、中元調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には気持ち軽めだったかな。グリップの太さは、ボクにはいい感じでした。シャフトを手でしならせてみると、中間あたりがしなるイメージでした。素振りしてみると、バランスが軽い分、振っていけそうなイメージでした。

今回はいつもとちょっと順番が違いますが、まずは、両者の試打結果を見てもらいましょう。

まずは「DCD711 WINGED-D」のスカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS47.2m/s、初速69.2m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量2839.1rpm、サイドスピン-262.0rpm、飛距離270.8y
【ベスト】
HS47.2m/s、初速69.1m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量2856.0rpm、サイドスピン-81.6rpm、飛距離273.0.y

続いて「DCD711」のスカイトラックデータはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS46.6m/s、初速68.4m/s、打ち出し角15.8度、バックスピン量2969.2rpm、サイドスピン-502.6rpm、飛距離266.1y
【ベスト】
HS46.9m/s、初速68.8m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量2808.0rpm、サイドスピン-527.6rpm、飛距離270.4.y

同じタイミングで実際に打ってみて、まず感じたのは「DCD711 WINGED-D」の飛距離性能ですね。3球平均飛距離で270yをマークし、「DCD711」に比較すると約4y飛んでいました。若干芯外し気味だった2球目でも268yをマークしているので、ミスヒットの寛容性がより高くなっていたように感じました。誤解を恐れずに敢えてわかりやすく言えば、1発の飛びは「DCD711」、平均的に飛ぶのは「DCD711 WINGED-D」かなと感じました。とにかく、よりぶっ飛びモデルということを言いたかったわけです! それでも、個人的には「DCD711」のほうが、フィーリング的には好みでした。これは、バランスの問題かもしれません。ボクはヘッド重量を感じてスイングしたいタイプなので、「DCD711 WINNGED-D」は自分で振りに行く必要がありそうなイメージでした。そういう意味では「叩ける」モデルですが、叩ける分ミスヒットの寛容性も高くなっていたのかな、とも感じました。

打感は弾き系ですが、「DCD711」よりもフェースが薄いのか、気持ち柔らかさというか、「シャコッ!!」とした感じ(わかりにくくてすみません)でした「DCD711」は球離れが速いと書いていましたが、今回はフェースの乗り感を感じて、より分厚いインパクトに感じました。それに比較すると、「DCD711 WINGED-D」は、やはりフェースが薄いのかな・・・と感じました。

こちらも「DCD711 WINGED-D」「DCD711」をアップしましょう。

「DCD711 WINGED-D」はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこんな感じ。

「DCD711」の弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこんな感じ。

弾道的には、高めの中弾道イメージでした。「DCD711 WINGED」の動画はややフェース下部ヒットの感覚でしたが、それでもこれだけ上がります。弾道的には、両者とも強弾道イメージでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングでほぼストレートから軽いドロー系でした。「DCD711 WINGED-D」のほうが、より曲がりが少ないように感じました。

シャフト挙動ですが、同じシャフトでもヘッド性格が変われば、振り感が変わるということを、改めて体感しました。挙動的には、基本的に中間から手元にかけてのしなり感を感じました。が、振り感的には「DCD711 WINGED-D」はよりシャープに振れる感じで、「DCD711」はよりヘッドが走る感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/s以上におすすめですね。個人的にはより「叩ける」イメージでしたね。その分、ミスヒットの寛容性も高くなっていて、結果的に、平均的に飛ぶモデルというのがボクの印象でした。よりヒッタータイプにおすすめで、逆を言えばヒッターじゃないと、このクラブの性能を引き出せないのかもしれません。そういう意味では、使い手を選びそうなモデルなのかもしれません。「DCD711 WINGED-D」は、とにかく飛ばしたいというゴルファーの欲求に答えてくれるモデルだと思います。

<ハラケン「DOCUS DCD711 WINGED-D」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:8▽操作性:8.5▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9.5
■ヘッド:ボディ=6-4チタン、フェース=DAT-55チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「DOCUS Slugger System4」(X=71g/3.1、S=68g/3.2、SR=65g/3.3/中元調子)。「DOCUS Slugger Type-T」(X=59g/4.3、S=56.5g/4.3、SR=54.5g/4.4、R=53g/4.4/中調子)。
■価格:「DOCUS Slugger System4」装着モデル1本10万7000円+税。「DOCUS Slugger Type-T」装着モデル1本8万9000円+税。