どーもです。

マグレガーのニューモデルドライバーを試打できました。名前が異様に長いのですが、「ターニークラシックM85 Eye-O-Matic Celebrating 120th」ドライバーとなっています。マグレガー創業120周年記念モデルですね。ボクはパーシモン世代ではありませんが、パーシモン時代の名器「ターニーM85」ドライバーをベースに現代テクノロジーと融合させたモデルとなっているようです。9.5度、10.5度を試打しましたが、この2つ、全くの別モノでした!! というわけで、今日明日の連載で紹介したいと思います。まずは、10.5度モデルからいってみましょう!

このドライバーですが、R&Aの適合検査の課程で、フェースのインパクトエリア表面加工がルールに適合しないという判断を受けたようです。これは、フェース中央3段インサート(Eye-O-Matic)について、IP加工した中央部と加工していない上下で異なる仕上げをしていることが「インパクトエリアは単一素材でなくてはならない」というルールに抵触するというものでした。マグレガーとしては、「加工の違いだけで素材は単一」ということと120周年モデルへのこだわりから、今回非適合モデルとして販売開始に踏み切った経緯があります。なお、並行してこの6月を目処に適合モデルを追加販売するようです。

というわけで、まずは見た目から!

ソールのクローバーがオシャレですね。これはウエートにもなっていると思いますが、パーシモン時代からクローバーがシンボルだったのかは、申し訳ありませんが、わかりません(汗)

フェースは、ディープフェースですね。ソール側からトップラインにかけての台形部分が特徴的ですが、ここの加工がルールに引っかかったようですね。R&Aのルールには詳しくありませんが、もし「同一素材でなければならない」とだけ記載されているなら、個人的には問題無しと思いますけどね・・・

ボディも、かなりディープ! 以前はこんな形状のドライバーもたくさんありましたが、ここ数年、見かけなくなったな~と振り返らせてくれるような、ディープぶりでした。このボディからも「タダモノではない」雰囲気を感じますね。

後ろ姿ですが、今や見かけることが少なくなった形状でした。

構えてみると、こんな感じ。当然ですが、クラウンの投影面積はやや小さめ。ネック側の絞り具合が絶妙ですね。ちょっと気になったのはトップマークの位置。フェースセンターではないので、どちらがスイートスポットなのか迷いそうかな。

今回試打したのは、ムジーク製専用開発カーボンシャフト「ドガッティ ターニーカスタムM85TW」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59.5度、長さ45.5インチ、総重量303g、バランスC8。ヘッド体積430cm3。シャフトスペックは、重量57g、トルク4.2、中調子。

試打会場は東京。・メトログリーン東陽町、ボールがブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップもやや細めに感じました。シャフトを手でしならせてみると、Sでも結構しなる感じでした。素振りしてみると、中間が素直にしなる感じでしたね。

実際に打ってみると、最近のモデルに比較すると、ロフト10.5度のわりにはドーンと上がるイメージは無かったですね。高めの中弾道イメージで、結構ライナー系の弾道イメージでした。打感もかなりマイルド! ボクはパーシモン育ちではないし、パーシモンも数える程度しか打ったことがありませんが、その少ない経験から比較しても、イメージとしてはパーシモンの弾道がそのまま現代風になったような感じでした。スピン量もやや多めで、クラブが勝手に仕事をしてくれるというよりは、クラブに仕事をさせる必要がありそうなイメージ。そういう意味では、使い手を選ぶクラブかもしれません。ボディを見ただけでも、そんなイメージを受けますが、実際に打ってみても、そのイメージのままでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS46.3m/s、初速68.0m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量3247.2rpm、サイドスピン-202.2rpm、飛距離263.5y
【ベスト】
HS46.7m/s、初速68.5m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量3321.1rpm、サイドスピン-285.4rpm、飛距離264.7y

打感は前述通り、かなりマイルドでしたね。フェースに乗るようなボールのつぶれ間は、以前パーシモンを試打したときの記憶にかなり近い感触でした。でも、音はやや高め。もちろん、パーシモンのように木ではなくチタンですからね!

弾道動画こんな感じで

そのスカイトラックデータはこんな感じ。

弾道的には、高めの中弾道かな。今流行のオートマチック系で勝手にドーンと球を上げてくれるモデルとは、確実に一線を画するモデルだと思います。スピン量もそこそこありますが、それでもこの飛距離というのは、まさに弾丸ライナーイメージでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。バランスが軽い分、叩けるというか、叩く必要があるのかもしれませんが、そのわりにはややダウンからインパクトにかけて、気持ち先端部がしなるようなイメージもありましたね。

そのシャフト挙動ですが、バランスのわりにはヘッドが走るというか、先端部がしなるイメージがありました。しなり的にはニュートラルなイメージでしたが、実際に振ってみるとやや先端部がしなるような、なんか不思議なイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりがスイートエリアかなと思います。最近のオートマチック系モデルに比較すると、確実に一線を画するモデルだと思います。だからといって、扱いにくいというわけではありませんが、いわゆる勝手に球を上げてくれるモデルに慣れてしまうと、「球、上がりにくいな!」なんて思いそうなモデルかなと感じました。そういう意味では、若干使い手を選ぶモデルかもしれません。ボク的には、やや叩けるヒッター向けのモデルかなというイメージでしたね。

そんなことを感じつつ、一緒に送られてきたスペック違いを試打してみて、あら、ビックリ!! というわけで、明日に続きます。

<マグレガーゴルフ「ターニークラシックM85 Eye-O-Matic Celebrating 120th」(10.5度)ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ&フェース=6-4チタン、ソール=アルミプレート(圧入)
■シャフト(重量/トルク/調子):「ドガッティ ターニーカスタムM85TW」(S=57g/4.2、R=48g/4.5/中調子)
■価格:1本8万5000円+税