どーもです。

コンポジットテクノ「ファイアーエクスプレスK2」シャフトを試打できました。このシャフトは軽くて硬い、いわゆる「軽硬」系シャフトのようです。ヘッドのターフ社「バディ エピソードG」との相性がいいということで、お借りしたクラブのヘッドは同モデルです。同シャフトの「左への曲がりを抑える安定性」「飛距離重視」などのうたい文句が果たして本当なのか? 腐れフッカーのボクでも、本当に大丈夫なのか? 個人的には、かなり興味深い試打となりましたが、早速レポしてみましょう。

試打前にはなんの情報も入れずに打っていますが、紹介するために試打後に確認した情報によれば、「総重量に占める高弾性比率が高い積層だが、ナノアロイテクノロジーを最適な位置に使い分け、しなやかさと強さを実現している」そうです。また、「飛距離性能を追求した仕様」にもなっているようです。

というわけで、今回「F5」「F2」フレックスの2モデルをお借りしました。

同社ではフレックスを「S」「R」ではなく、「F●」と表記しているモデルがあります。同社曰く「SとかRでは表せない硬さ、または柔らかさの設定商品は、そのように表記しています」との事でした。これぞ、「こだわり」なんでしょうね!

見た目的には、こんな感じ。グラデーションが美しい!

まずは両者を手でしならせてみると、これは一目瞭然! 「F5」のほうがしなやかで、「F2」のほうが硬めでした。「F5」のしなりポイントは中間からやや先端部よりの辺りでした。素振りしてみると、ヘッドが素直に加速するようなイメージでしたね。一方「F2」は、ボク的には全くの別モノ。先端部もしっかりしていて、しなりポイントは素直に中間でした。素振りしてみると、シャープに振れる印象でした。

試打モデルのヘッドはターフ社「バディ エピソードG」。恥ずかしながら、ボクは全く知りませんでした!

まずはしなやか系の「F5」装着モデルから。

試打モデルのスペックは、ロフト角10.5度、長さ45.75インチ、総重量302.3g、バランスD0.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、53g、トルク4.9、中調子です。

実際に打ってみた感覚ですが、ボク的にはダウンスイングからインパクトにかけて、思った以上にヘッドが走る感覚でした。軽硬系シャフトのイメージとして、個人的なイメージですが、全体的にしなるイメージを持っていたので、やや先中調子系の動き方は意外でした。その分ボクのスイングだと、振り遅れるのか、ややプッシュアウト傾向がありました。とはいえ、それでも良い感じのドロー系が打ちやすいモデルに感じました。もちろん、ヘッドとの相性はあると思いますが、頑固なフッカーにはやや先端の動き方が気になる組み合わせというか、シャフトに感じてしまいました。また、スピン量はやや多めに感じましたね。ボクの場合、感覚的にヘッドの動きを感じれば感じるほど、スピン量も増える傾向があるので、今回もその通りの結果となりました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じでした。

続いては、「F2」装着モデルです。

試打モデルのスペックは、ロフト角10.5度、長さ45.75インチ、総重量305.0g、バランスD0.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、56g、トルク4.5、中調子です。

実際に打ってみると、まあ、ビックリ!! 同じヘッドでこれだけ出球が変わると、「シャフトって大事なんだな・・・」なんて思っちゃいます。「それだけ試打していて、まだそんなこというのかよ!」なんて声が聞こえてきそうですが、実際に体験すると、ねぇ~! 感覚としては、かなりニュートラルです。スイング通りの球筋が出ると思います。フッカーのボクが打って、見た目的にはほぼストレートの出球でしたし、フェードやスライスも打てました。とはいえ、傾向的には、打ち出し方向はほぼストレート! そこから軽いドローもしくはほぼストレートでしたね。この「F2」は、ボクにとっては「左に曲がらない安定性」のあるシャフトに感じました。振り感的には、かなりシャープに振れるイメージでした。捻れ感もほぼ感じないし、長さが同じはずなのに、なぜか短く感じるという感覚さえありましたから!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、「ファイアーエクスプレスK2」F5はイメージ通りの弾道が味わえますが、ややプッシュアウト傾向が強かったかな。同F2はほぼストレートに打ち出せて、見た目の曲がりが少なく、個人的にはF2モデルのほうが好印象でした。でも、ややスイングにリニアに反応するシビアさがあったようにも感じました。F5はタメて叩くタイプよりは、素直なボディターンタイプでシャフトに仕事をさせるほうが良さそうです。F2はタメて叩けるタイプで、どちらかと言えばスイング通りの球筋を望む上級者向けに感じました。同じブランドのシャフトのフレックス違いで、これだけ違うのもなかなか珍しいモデルでした。

<コンポジットテクノ「ファイアーエクスプレスK2」シャフト>
■スペック(重量/トルク/調子):「ファイアーエクスプレスK2」(F1=58g/4.4、F2=56g/4.5、F3=55g/4.7、F4=54g/4.8、F5=53g/4.9/中調子)
■価格:1本5万5000円+税