どーもです。

キャロウェイ「ローグ」シリーズのアイアン第3のモデルが、今日紹介する「ローグ プロ」アイアンです。「エピック」シリーズ同様、「ローグ」シリーズも「ローグ」「ローグ スター」に加え、「ローグ プロ」アイアンがラインアップされました。さて、この「ローグ プロ」アイアンは、一体どんなクラブなのでしょうか? 早速、レポしたいと思います。

まずは見た目から、

バックフェースを見る限り、どちらかと言えば「ローグ」よりも「ローグスター」に近いイメージですね。ですが、両者と違うのは高慣性モーメントを意識したような、トゥ・ヒールバックにウエートが振られていること。「プロ」の名を冠したわりには、打ちやすさを意識したモデルかもと思わせますね。

フェースは、やや小振りかな。形状的には、「ローグ」「ローグスター」ほどネック側の絞りがなく、この辺は「プロ」の名を意識した結果なのかなとか思ったりして!

ソール幅ですが、この顔の大きさには適度な幅だと思います。「ローグ」「ローグスター」に比べると、若干狭めでした。

ネックは、セミグースですね。「ローグ」「ローグスター」と明らかに違うのは、ネックのオフセット(グース)具合です。この辺も、より上級者の使用を意識した結果なのかな!?

構えてみると、こんな感じ。トップブレードはやや厚めですが、それでも「ローグ」「ローグスター」よりは薄め。オフセットが少なめなので、見た目的には全くの別モノですね。個人的には、「ローグ」シリーズアイアンでは1番好きな顔でした!

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ62角度、長さ37インチ、総重量433g、バランスD3。シャフトスペックは、重量114g、トルク1.7、中元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には良い感じ! グリップもいい感じの太さでした。振り感はかなりシャープに振れるイメージで、素振りではクセが少なく、シャープに振り抜ける感じでした。

実際に打ってみると、「ローグ プロ」と「プロ」の名を冠していますが、まあ、打ちやすいプロモデルでした。最近レンジ試打でアイアンのシャンク病を発症していまして、特に重量級のアイアンを打つと漏れなくシャンクを発症していました。そのせいか、若干ビビリ気味の試打でした。それでもこの「ローグ プロ」アイアンは重量的も気持ちよく振れましたね! 特筆事項は、つかまりかな! プロモデルと銘打っていますが、かなりオートマチックテーストでした。むしろ「しっかりつかまるプロモデル」というイメージだったかな!! 「プロ」と名前が付くだけで、単純に「難しい」をイメージしがちですが、この「ローグ プロ」アイアンはかなり打ちやすさを意識したモデルだと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.2m/s、初速51.6m/s、打ち出し角17.5度、バックスピン量5135.5rpm、サイドスピン-1266.7rpm、飛距離164.2y
【ベスト】
HS40.8m/s、初速52.2m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量5444.8rpm、サイドスピン-1103.7rpm、飛距離166.1y

打感は、ソリッド系。「ローグ」シリーズアイアン同様の緩衝材「ウレタン・マイクロスフィア」採用モデルですが、弾き系の中で独特なムニュとした感じです。音は、若干高めかな。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には、十分高弾道ですね。「ローグ」アイアン同様球はしっかり上がります。ただし、スピン量は別モノでした。「ローグ プロ」のほうが、しっかりスピン量が確保されていますね。「ローグ」は180y以上飛んでいましたが、「ローグ プロ」は、あえて言えば「飛びすぎない」アイアンといった感じかな。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。つかまりはかなりいい感じで、しかもオートマチックにつかまる感じです。「プロ」モデルのですが、つかまり感はオートマチック系で、「ローグ」「ローグ スター」アイアン並みにつかまりますね。

振り感は、結構シャープ。「ダイナミックゴールド」に比較すると手元のしなり感はありませんが、それがシャープに感じる理由かもしれませんね。ずっと好きだと公言してきた「ダイナミックゴールド」ですが、いよいよ重量的にきつくなってきたかも・・・

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS43~45m/sあたりにおすすめですね。再三書いていますが、「プロ」の名を冠していますが、基本性格的にはかなりオートマチック系のテーストになっていると思います。ではなぜ、「プロ」モデルなのか? 個人的に感じたその答えは、「飛びすぎない」だと思います。アイアンにも飛距離を求める時代の流れは、確かにあります。でも、飛びすぎるアイアンはランも出るわけですから、グリーンを狙った際にランでこぼれる可能性が高くなります。もちろん、ランも含めて計算すればいいのでしょうが、ランの計算はプロでも難しいでしょうからね。そう考えると、上級者ほど狙った所にガッツリ止まってほしい要求は高まると思います。ボク的には、そんな意味合いから「飛びすぎない」=「プロ」モデルになったのではないか、と感じました。

<キャロウェイ「ローグ プロ」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8.5▽打感の柔らかさ:8.5▽ミスの許容度:10
■ヘッド:17-4ステンレス+ウレタン・マイクロスフィア(#4~#8)+タングステンインナーウエート(#4~#7)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=117g/1.7/中元調子)。
■価格:6本(#5~PW)セット13万2000円+税、単品(#4、AW、SW)各1本2万2000円+税。※ブラックバージョンは6本セット13万8000円+税、単品各1本2万3000円+税。