どーもです。

今日紹介するのは、ロマロのニューモデル「RAYタイプRL.L.T」アイアンです。「RAYタイプR」アイアンは試打していたので、こちらとの比較をしようと思ったのですが、ボクにはその差が全くわかりませんでした。ということで、メーカーに確認してみましたが・・・。まぁ、レポしてみますので、オチは最後で!

まずは見た目から。

構造的には、「RAYタイプR」同様ポケットキャビティですが、ディープアンダーカットモデルですね。バックフェースにはタングステンウエートを内蔵したモデルで、この辺は「RAYタイプR」と一緒。

フェースは、セミラージ。いかにも複合素材といった見た目は、「RAYタイプR」ゆずりですね。

ソールはやや広めで、バレーソール(ソールのくぼみ)も採用されています。この辺の変更も、特に無いと思います。

ネックはセミグースですが、フッカーのボクでも意識しないと気付かないレベルです。

構えてみると、こんな感じ。「RAYタイプR」とほぼ同じなんですよね~! トゥ・ヒール方向の長さはが短くなっているようにも感じましたが…。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド(DG)」S200フレックス装着モデルの#7。スペックはロフト角31度、ライ角62.5度、長さ36.75インチ、総重量439.4g、バランスD2。シャフトスペックは、重量129g、トルク1,6、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚は、実重量のわりには軽めのイメージでした。グリップが細めというのも、もしかしたら影響があったのかもしれません。振り感的には、DGのわりには切り返し時の手元のしなり感があまり感じられませんでした。バランスD2ですが、その数値ほどヘッド感が無いイメージでした。

実際に打ってみると、最近の飛び系アイアンですね。フィーリング的にも、結構球離れが速めで、音もパチンと軽快に弾いているような音でした。ロフト角31度は最近のストロング系では当たり前になりつつありますが、飛距離的には、まずまずだと思いますメーカーHPを確認する限り、ベースとなる「RAYタイプR」との違いは、ネックの熱処理変更でロフト、ライ角の調整が可能ということのみ表記されていました。ですが、アイアン的な差がほとんどというか、「んっ!? これ、何が違うんだ?」となったわけです。若干飛び要素が加わったのかな・・・なんて、思いましたが「RAYタイプR」試打時のスカイトラックデータを比較しても、データ的には、それほど飛距離が伸びているわけではないんですけどね・・・(汗)

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちらです。

【3球平均】
HS40.3m/s、初速51.3m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量5267.0rpm、サイドスピン-914.0rpm、飛距離166.4y
【ベスト】
HS41.2m/s、初速52.7m/s、打ち出し角16.3度、バックスピン量5264.5rpm、サイドスピン-1067.2rpm、飛距離168.3y

打感は、弾き系かな! 「RAYタイプR」試打時には「マイルド系に近いソリッド系(柔らかさと弾き感が良い感じに混合したフィーリング)」と書いていますが、今回は弾き系に感じました。おそらく、ヘッド的に大きな変更は無いと思いますが、それでも今回試打した限りでは、弾き感が強くなっていたように感じました。音ですが、以前は「軽めな高音系」と書いていますが、この辺はほぼ同じだと思います。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には、高弾道です。当然ですが、球はしっかり上がります。これは「RAYタイプR」と同じようなフィーリングですね。打ち出しから高弾道で、そのまま前に行ってくれるイメージの弾道でした。払い打ちタイプでも、スピン量少なめの強弾道を味わえるモデルだと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。この辺は「RAYタイプR」同様、ボクのスイングでも弾道がそろうことがうれしいですね!

シャフト挙動ですが、DGらしい動きだとは思います。でも前述通り、切り返し時の手元のたわみ方が、今ひとつ少なめだったようにも感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS44~45m/sは欲しい感じですね。適度に重さがあるので、この重量を振り切れるというのが最低条件にはなりそうです。とはいえ、ボクレベルでも弾道がそろうのはいいですね!! 今風な飛び系アイアンのフィーリングですが、決して飛びすぎないというも、個人的にはグッド。「RAYタイプR」同様、アイアンの本質である「狙う」を具現化したモデルだと思います。そしてメーカーに確認した性能面での変更ですが、やはり「ない」とのことでした。L.L.Tは「LIE LOFT TUNE」の頭文字で、ライ角とロフト角を調整できるモデルとの事でした!

<ロマロ「RAYタイプR L.L.T」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8.5▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=15-3-3-3チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NS 950GH」(S=98g/1.8/中調子)、「ダイナミックゴールド」(S200=129g/1.6/元調子)。カーボンシャフト「RJ-TI4」(S=62g/4.3、R=60g/4.4g/中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット16万8000円+税、単品(#4、AW)各1本2万8000円+税。カーボンシャフト装着モデル6本セット18万円+税、単品各1本3万円+税。