どーもです。

連日紹介してきた、PRGRのニューモデル「RSシリーズ」ですが、いよいよ今日紹介する「RS」ウエッジがオオトリです。このウエッジですが、見た目でもなかなか個性的なモデルです。実際にはどんなウエッジなのか、今回はレンジ試打になりますが、その実力に迫りたいと思います。では、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

トゥ・ヒールバックがガッツリ抉られた偏肉処理がされているので、見た目的にも、かなり個性的なウエッジに見えました。また、バックフェース下部の厚みが確保されていました。

フェースは、セミラージ。形状的には丸型だと思いますが、ネック側の縦幅がしっかり確保されている形状になっていました。バーチカルラインがフェース下部に向かって広くなっているのも、特徴でした。

ソールは、ワイドソール系ですね。トレーリングエッジがしっかり設定されていますが、長さが短いのも特徴的でした。ネック側の偏肉加工によって、開きやすそうなイメージも感じました。

ネックはストレートだと思いますが、こうして見てみると出っ歯ではないんですよね。これ、不思議です!!

構えてみると、こんな感じ。58度モデルですが、ちょっとペタっとしたイメージでした。でも、顔がまあまあ大きい分、スピンもかなりかかりそうなイメージでした。

今回試打したのは、スチールシャフト「スペックスチールⅢ Ver.2 for WEDGE」S(M-43)フレックス装着モデルの58度。スペックは、ロフト角58度、ライ角63.5度、長さ35.25インチ、総重量448g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98g、トルク、調子は未発表。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めかな。グリップも、やや細め。バランスD1のわりにはヘッドが効いているイメージで、その分ヘッドを感じて打てそうな気配でした。素振りしてみると、イメージ通りヘッドを感じて打てそうな感じでした。

というわけで、まずはフルショットから。ウエッジでフルショットすることは、それほどは無いと思いますが、試打ということで!! 打感はマイルド系ですね。もちろん、ガッツリ球は上がります。普段ウエッジは52度モデルですが、58度で10,000rpmは着弾して戻るんじゃないかってイメージですが、スカイトラックデータの「ラン」を見る限りでは、戻らないまでも「ビタッ!!」と止まってくれそうですね。実戦では怖くて打てませんが、開いたロブショットも打ちやすく、そういう意味では操作性も高いと感じました。マットの上から開いて打っても、いわゆるオートマチック系でありがちなバンスが先にあたるイメージはなく、抜けの良さを感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS26.0m/s、初速32.7m/s、打ち出し角30.0度、バックスピン量10036.7rpm、サイドスピン-766.4rpm、飛距離86.3y

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックでデータはこちらです。

続いては50yイメージですが、そのスカイトラック弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS24.0m/s、初速23.5m/s、打ち出し角30.3度、バックスピン量6716.3rpm、サイドスピン-463.0rpm、飛距離50.7y

最後は15yイメージのスカイトラックデータ弾道データと、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS13.0m/s、初速12.7m/s、打ち出し角26.1度、バックスピン量3873.5rpm、サイドスピン-334.9rpm、飛距離14.5y

50yイメージではマイルド感もありましたが、15yでは完全にカッツリ系でしたね。注目は「ラン」で、50yでの3球平均では1.1y(約1m)ですが、15yイメージでは0.2y、すなわち約18cmです!! これは突っ込んでいけそうですね~!!

ボクのスイングがたまたま一定だったのか、それともこのウエッジ自体のつかまりが良いのかはわかりませんが、なぜか左に打ち出しやすいモデルでした。フルシュットではそう感じませんでしたが、50y、15yイメージではほぼ100%左に打ち出していました。個人的には、ウエッジのつかまりがいいと踏んでいます。

今回試打した限りで、このスペックでHS42m/あたりにオススメかな。ボク的にはセミオートマチック系ウエッジで、少なくともこの58度は、開いても打ちやすかったです。そういう意味での操作性の高さはありますが、実際にはセミオートマチック系ウエッジだと思いました。決してオートマチック系ではりませんので、誰でも使えるウエッジではないと思いますが、それでもこのウエッジの受け入れ間口は広いように感じました。

最後に「RS」シリーズの総括ですが、個人的にアスリートモデルだと感じていましたが、いわゆるバリバリアスリートモデルというイメージではなく、ボクレベルでも扱えそうに感じさせてくれる打ちやすさは実感できました。繰り返しになりますが、受け入れ間口はかなり広めで、それこそ100切り達成レベルあたりから、使えそうな雰囲気を感じました。個人的にはFW、UTが好感触でした!

<PRGR「RS」ウエッジ>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽スピン性能:10▽操作性:8▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:軟鉄(S20C)
■ロフトバリエーション(バンス角):48度(4度)、50度(6度)、52度(6度)、56度(10度)、58度(10度)
■シャフト:スチールシャフト「ディアマナfor PRGR<FOR WEDGE>」。スチールシャフト「スペックスチールⅢ Ver.2<FOR WEDGE>」「ダイナミックゴールド120/105」
■価格:スチールシャフト装着モデル各1本1万9000円+税。カーボンシャフト装着モデル各1本2万2000円+税。