どーもです。

三菱ケミカルのニューモデルシャフト「ディアマナDF」シリーズを試打できました。ボクのホームレンジでもある東京・メトログリーン東陽町開催された発表試打会に参加していました。いわゆる「白マナ」系の流れを汲むモデルと想像していましたが、実際に打ってみると、「んっ!?」となりました。大枠では「白マナ」の後継モデルでしょうが、味付けは別モノに感じました。ボクが感じた味付けがどんな感じだったのかを、紹介したいと思います。

見た目は、こんな感じです。

ディアマナの通称「白マナ」シリーズは元調子系で、ハードヒッターが叩いても左に行かないモデルだったと記憶しています。「青マナ」「赤マナ」は第3世代で、それぞれ「B」「R」となりましたが、「白マナ」は「W」ではなく「D」でした。ですが、「D」も元調子系でいわゆる「白マナ」の系譜だったと思いますが、今回の「DF」はメーカー的にも中元調子に変更されていました。この辺からも、メーカーの「今までも白マナとは違うよ!」いうメッセージを感じましたね。

「DF」シリーズは、「50」「60」「70」「80」の重量帯でラインアップ。「50」は「R」「SR」「S」「X」の4フレックス、「60」は「TX」を加えた5フレックス、「70」「80」は「S」「X」「TX」の3フレックスのラインアップとなっていました。

まずは全重量帯のSフレックスを手でしならせてみましたが、しなりポイントは真ん中よりもやや手元側の雰囲気でした。その上で不思議だったのは、「50」「60」「70」はそれほど硬さを感じなかったこと。さすがに「80」はしっかり感を感じましたが、不思議とシャフトの重量感はそれほど重く感じなかったんですよね。これ、不思議です!!

というわけで、実際に打ってみました。試打ヘッドはPRGR「RS」の10.5度モデルです。

まずは、「DF50」Sフレックスモデル。

実際に打ってみると、切り返しで気持ち元がしなってタメを作ってくれる印象は従来の白マナのイメージとほぼ変わりませんが、ダウンにからインパクトにかけて、先端部の剛性が従来よりもやや緩い、というか、しなり戻りがイメージ通りに戻ってくれる感じでした。出球的にもほぼストレートで、このスペックにしてスピン量が少なそうな強弾道!! 試打当日はかなりのアゲインストの風でしたが、全然負けていない感じでした。付け加えておけば、PRGR「RS」をオリジナルシャフトの「ディアマナ for PRGR」Sフレックスモデルでの試打を紹介しましたが、この弾道とは別モノ!! オリジナルシャフトではスピン量多めに感じましたが、この「DF50」S装着モデルでは、ロースピンの強弾道。まさに、風を切り裂く弾道でした!!

続いては、「DF60」Sフレックス装着モデル。

こちらは、なぜかドロー系でした。何球か打ちましたが、ドロー系の出球でしたね。個人的には「DF60」Sフレックスが自分にあうスペックだと思っていましたが、「DF50」Sフレックスの直進性の高い弾道を目の当たりにすると、持ち球のドローとはいえ「真っ直ぐのほうがいいな・・・」なんてちょっと思ってしまいましたw 正直な感想は、「DF50」Sと大きな差を感じなかったんですよね。振った感覚も、重さ、挙動と、不思議と差を感じないモデルでした。このあたりは謎ですが、そういう意味では不思議なシャフトですね。

次は、「DF70」Sフレックス装着モデル。

素振りしてみましたが、なぜか「DF60」Sフレックスのイメージとほほ一緒に感じてしまいました。実際に打ってみると、「DF60」Sフレックスに比較するとさすがに先端部のしっかり感がある感じで、1発目は超プッシュアウトでした。その辺を意識してちょっとつかまえに行ってみると、ボクのスイングでほぼストレートからややドロー系の出球を味わえました。とはいえ、完全ボクにはオーバースペックと思っていた「DF70」Sフレックスで、良い感じの出球を味わえるのは、正直ビックリでした。まぁ、ラウンドを通して振り切れるかは疑問ですが・・・

最後は、「DF80」Sフレックス装着モデル。

これが最も不思議な感じでした。もちろん、ボクには完全にオーバースペックモデルと思っていたし、正直とんでもないスライスも想定していました。ところがですよ! なんと、1球からドストレートボール!! その後、3球続けてほぼ同じ弾道でした。これには打った本人が、1番ビックリでした。

重量帯でそれぞれの特色はありますが、総じて言えるのは、不思議と重量感を感じないこといですね。「DF50」でも「DF80」でも、ボク的には、それほど重量を感じずに打てました。これってすごいことだと思いますが、なぜなのかの説明が、後付でもつけることができませんでした(汗)

続いては、「DF60」シリーズ「SR」「S」「X」を試打してみました。こちらもヘッドはPRGR「RS」です。

この3レックスを試打してみて、「SR」「S」フレックスは、正直ボクにはその差がわかりませんでした。挙動も振り感もほぼ一緒に感じました。「X」はさすがに先端部がやや硬めにも感じましたが、それでも従来の「白マナ」系の先端の硬さに比較すると、「しなやか」という表現が合いそうですね。

念のため「DF50」Xフレックスなども試打しましたが、個人的には「DF60」の「SR」「S」フレックスとの違いが分かりませんでした。と、紹介すると、どれも一緒に思われるかもしれませんが、少なくともボクにはその差を感じることができませんでした。

というわけで、「DF」シリーズの総括ですが、メーカーの言うとおり、いわゆる「白マナ」の後継モデルではないと思います。元調子系という意味では「白マナ」の系譜でしょうが、その実態は全くの別モノです。誤解を恐れずに言ってしまえば、「『BF』と『RF』を足して2で割ったような感じ」と思いました。従来の「白マナ」は手元がしなって先端がかなり硬かったので、ハードヒッターが打っても左に行かないモデルで、いわゆるハードヒッター専用モデルだったと思います。ですが、今回の「DF」シリーズは、ある程度叩ける人向けで、従来の「白マナ」よりもピーキーさがなく、かなりしなやかさを感じるモデルになっているように感じました。

それにしても不思議なのは、どの重量帯のシャフトを打っても、その重量感をそれほど感じず、どのシャフトでもナイスショットが打てるということ!! 実際にこの日も30球以上打ちましたが、明らかなミスショットはわずか3球でした。

もしかして、PRGR「RS」と「ディアマナDF」のマッチングって、ボクにあっているのかも・・・。なんて、思わざるを得ない結果となりました!!

<三菱ケミカル「ディアマナDF」シャフト>
■スペック(重量/トルク/調子):「ディアマナDF50」(X=59g/4.5、S=57g/4.6、SR=55.5g、R=54g/4.7/中元調子)。「同60」(TX=68.5g、X=66.5g、S=64g、SR=62g/3.8/中元調子)。「同70」(TX=79g/2.9、X=76g、S=73g/3.1/中元調子)。「同80」(TX=88g/2.9、X=85.5g、S=82.5g/2.9/中元調子)
■価格:1本4万円+税
■発売予定日:2018年8月31日