どーもです。

ロマロ「RAY」シリーズアイアンですが、いよいよ限定生産モデルの紹介です。いや~、まさかベースモデルを試打していないなんて、そんな事態になっているなんて夢にも思っていませんでしたわ~! 限定生産モデルは、各アイアンのベースモデルのフェースにカラーミーリング加工を施したモデルです。視覚以外にボクでも感じられる差はあるのでしょうか? 早速、「RAY CXフォージド」アイアンからいってみましょう。

この3モデルに施されたカラーミーリング加工ですが、ロマロならではの技術のようです。正面から見ると色が見えるのですが、構えてみるとその色が見えないという、不思議な加工なんです。そんなわけで、まずは見た目から。

CXフォージドアイアンの同ヘッドでフェースミールリング加工が違うだけのようです。

フェースは、セミラージですね。ロマロが特許を持つカラーミーリングですが、CXフォージドは「イエロー」かと思いきや「ゴールド&シルバー」でした。

ソールは、セミワイドですね。トレーリングエッジが丸く、滑らかな設定になっていました。

ネックは、ほぼストレートです。

構えてみると、こんな感じ。こうしてみると、結構フトコロがボールを包み込むようなイメージですね。トゥが立ったように見えて、つかまりもイメージさせてくれます。カラーミーリングですが、構えると見えなくなります。これは角度の問題なのでしょうか? 原理はわかりませんので、あしからず!

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S200フレックス装着モデルの#7。スペックはロフト角33度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量444.2g、バランスD2。シャフトスペックは、重量129g、トルク1.6、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず手に持ってみた感覚です。重量的にはやや重めですが、これも不思議と実重量のわりには重さを感じませんでした。グリップはやや細めかな。素振りしてみると、ボク的にはシャープに振れる、好きな振り感でした。

実際に打ってみると、打ちやすさはベースモデルとほぼ同じだと思います。球も上がるし、つかまりもいいのですが、ボクの感覚ではスピン量が多めかなというイメージでした。スカイトラックデータを確認してみると、3球平均で約6000rpmとロフト角33度なら適正なのかもしれませんが、弾道の見た目的にはやや多めに感じてしまいました。別日に試打したベースモデルに比較してみると、なんと500rpm違うという事態に!! もちろん、ミーリングだけでここまで500rpm変わるとは思えないので、ボクの打ち方の問題でしょうね。それでも、ボクのスイングでも弾道がそろうのは、うれしいですね!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちらです。

【3球平均】
HS39.4m/s、初速50.5m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量6085.5rpm、サイドスピン-1202.5rpm、飛距離158.0y
【ベスト】
HS40.0m/s、初速51.3m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量6279.0rpm、サイドスピン-1179.7rpm、飛距離160.4y

打感は、マイルド系。これはかなりマイルドですね。ボールのつぶれ感をかなり感じる、分厚いインパクトが特徴です。音も、良い感じの中高音系でした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道です。しっかりクラブが球を上げてくれますが、いかんせんスピン量が多めのイメージだったので、ダウンブローに打ち込むタイプよりは、レベルブロータイプのほうが、このクラブの性能をより享受できそうに感じました。

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。感覚的には、自然なつかまりですね。意識すれば逃がすこともできるので、セミラージ系のわりにはある程度、操作性も意識しているモデルにも感じました。

振り感ですが、これはシャープに振れるイメージですね。切り返しからダウンにかけて手元がクッとしなってタメを作ってくれるイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS44~45m/sは欲しい感じですね。最近のモデルでは、重量がしっかりあるモデルなので、まずはこの重量をしっかり振り切れるというのが使用最低条件になりそうです。まぁ、NSやカーボンシャフトもあるので、その辺りで対応は可能でしょう。基本性格的には、セミオートマチック系ですね。ミーリング加工の影響だと思いますが、少なくともボクは今回の試打で、ややスピン量が多めです。フィーリング的にも、データ的もそれは実証できました。カラーミーリング加工モデルは、よりスピンコントロールが出来るレベルの人向けのアイアンになりそうですね。

<ロマロ「RAY CXフォージド リミテッド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8.5▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄(S20C)ウエート ※カラーミーリング加工
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NS 950GH」(S=98g/1.8/中調子)、「ダイナミックゴールド」(S200=129g/1.6/元調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット15万6000円+税、単品(#4)1本2万6000円+税。