どーもです。

ヨネックスの9月上旬発売予定のニューアイアン「EZONE CB701フォージド」アイアンを試打できました。このシリーズはアスリート向けの「CB301フォージド」、より扱いやすさを意識した「CB501フォージド」が既に発売されていますが、今回の「CB701フォージド」(以下CB701)はアベレージ向けということで、CBシリーズも全てのゴルファーを網羅できるモデルラインアップが完成したと思われます。ということで、この「CB701」がどんなクラブなのかをレポしたいと思います。

今回のモデルはタングステンを内蔵し、グラファイトを複合させた新グラファイトハイブリッド構造が特徴のようです、また、デフォルトモデルのシャフトラインアップはカーボンのみで、強靭なしなりと急激な復元力を生む新次元カーボン「Namd」を採用することで、いわゆる飛び系アイアンとなっているようです。

というわけで、まずは見た目から。

構造は前述通りです。見た目的には、バックフェース下部にウエートが集まったような感じで、いかにも低深重心を意識したモデルのように見えます。

フェースは、セミラージ。「CB501」に比較すると、ややトゥ・ヒール方向に長めな面長系の顔つきとなっていました。なお、素材はマレージングでした。

ソール幅も、やや広めなセミワイドですね。バックフェース側にガッツリ、タングステンウエートが装着されているのが視認できます。ここにウエートを置くということは、低深重心を意識していることに間違いないですね。

ネックは、グースです。リーディングエッジを見ると、セミワイドソールのわりには微妙に削られています。これは、ダフリ気味に入っても、突っかからず滑ってくれることを期待しての処理でしょう。

構えてみると、こんな感じ。かなりロフトが立ったストロングロフト系に見えますが、これだけ低深重心を視認できるのでそれなりの安心感はあると思います。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「NST400」Rフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角61.5度、長さ38インチ、総重量359g、バランスC9。シャフトスペックは、重量46g、トルク3.9、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはかなり軽め。グリップもかなり細めです。シャフトを手でしならせてみると、中間よりもやや手元が1番しなっていたように感じました。素振りしてみても、C9というバランスのせいか、思ったほどシャフトがしなる感覚はなかったです。

実際に打ってみると、まず驚くのはやはり球の上がり方ですね。まあ、最近はストロングロフトでもガッツリ球は上がりますが、ロフト角26度でこれだけあがれば、なんの問題もないでしょね! それと、まあ、とにかく初速が速いイメージなのと、スピン量がかなり少なめなイメージでした。実際にスカイトラックでスピン量を確認すると3球平均で4800rpmでした。これ、結構ロースピンだと思います。ただし、打感は若干カンカンした感じで、いかにも弾いていますという感じ。この辺は「CB301」「CB501」とは別モノかな。明らかに、前の2モデルとは性格が違うモデルであることは、間違いでしょう!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.8m/s、初速55.5m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量4812.9rpm、サイドスピン-1121.6rpm、183.3y
【ベスト】
HS39.7m/s、初速55.3m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量4863.2rpm、サイドスピン-770.6rpm、飛距離185.5y

打感は、弾き系。かなりカンカンした硬さを伴う弾き系で、いかにも「弾いています!」という感じ。音もかなり高めですが、金属的ではないです。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、高弾道ですね。ロフト角を考えれば、超高弾道といってもいいくらいですw スピン量もかなり少なめ。ガッツリ上がって、しっかり飛んでくれるイメージでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングでは、やや強めのドロー系でした。面長系の見た目ですが、ガッツリつかまります。アウトサイドイン系のスイングを意識してもそのまま左に打ち出しちゃうくらいでした!

シャフト挙動と振り感ですが、ぶっちゃけ、カーボンのRフレックスですから、ボクにはアンダースペックな先入観があったことは事実です。でも、その先入観は間違いでした。バランスがいいのか、振り感はかなりシャープに振れるイメージです。挙動的には、ムチのように全体がしなるイメージで、どこかがビュン!という感じはなかったです。とはいえ、ボクには軽いモデルなので、振っていくとガッツリ曲がりますけど・・・w

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS36~40m/sあたりにオススメです。いわゆる飛び系アイアンであることは間違いありませんが、いわゆる払い打ち系の方がそのままのスイングでハイストレート、もしくはハイドローを打てるモデルだと思います。これまでの2モデルと比較すると、やや性格は違いますが、今の潮流でアベレージ向け飛び系アイアンとなると、どうしてもこうなるのかな、という感想です。「アイアンでもしっかり飛ばしたい」。そんなゴルファーにおすすめのモデルですね。

<ヨネックス「EZONE CB701フォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=軟鉄(S45C)+グラファイトハイブリッド+タングステン フェース=マレージング綱(AM355P)
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「NST400」(SR=48g、R=46g/3.9/中調子)
■価格:4本(#7~PW)セット10万円+税、単品(#5、#6、AW、AS、SW)各1本2万5000円+税。
■発売予定:2018年9月上旬