どーもです。

今日紹介するのは、コンポジットテクノ「ファイアーエクスプレスHR」シリーズです。このHRは「HOT ROD」の頭文字ですが、同社10周年記念モデルのようです。「徹底的に飛距離にこだわったシャフト」のようですが、一体どんなシャフトなのでしょうか。さっそく、レポしたいと思います。

今回も試打モデルのヘッドはフライハイト「THE-G New460Ti」です。

このシャフトですが、同社HPによれば「最新の設計で、フェースを極度にターンさせることを抑え、方向安定性をキープしつつヘッドスピードアップの機能を搭載しました」とのことです。また、重量帯によっても性格を変えるという、まさに熱のこもったシャフトとなっているようです。

今回、「ファイアーエクスプレスHR 4F2」「同5S」の試打となりました。

まずは「4F2」から。

試打モデルのスペックは、ロフト角11.5度、ライ角58.5度、長さ45.75インチ、総重量288.2g、バランスC9。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量46g、トルク5.9、先中調子。

シャフトを手でしならせてみると、全体的にはやや柔らかめでした。しなりポイントは中間からやや先でした。素振りしてみると、ダウンからインパクトにかけて、いかにもヘッドが走りそうなイメージでした。

実際に打ってみると、切り返しで手元にはしっかり感を感じますが、ハーフダウンからインパクトにかけて結構ヘッドが走るイメージでした。その結果1発目は腐れフック!! そして、その腐れフック防止を意識すると今度はプッシュアウト、もしくはフェード系と普段でない球まで出ていました。10球くらい打つと、なんとなくこんな感じというタイミングが分かりましたが、それでもドロー&フェードの繰り返しでした。シャフト挙動的には前述通り、ハーフダウン辺りから中間から先にかけて、結構しなるイメージです。また、ボクにはやや柔らかめなので、スピン量も多めに感じました。

弾道的にはこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

動画はタイミングがあった球筋ですが、それでもスピン量が多め。やや吹け上がっているようなイメージもありました。スカイトラックデータを確認しても、3900rpmなので、イメージ通りスピン量は多めだと思います。

続いては、5Sです。

試打モデルのスペックは、ロフト角10.5度、ライ角58.5度、長さ56インチ、走重量298.2g、バランスD0。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.5、先中調子。

シャフトを手でしならせてみると、当然ですが4F2とは別モノ。昨日紹介した「MAX Plus」も5Sはかなりしっかり感がある「カルカタ」系でしたが、それは「HR」も同様です。ただし、「MAX Plus」よりも手元のしっかり感がある感じでした。

実際に打ってみると、まあ、正直いうとボクはこの先端の走り感は苦手です。元調子系のほうがタイミングを取りやすいので、出球的には腐れフックとそれを嫌うとプッシュアウトの連続でした。が、です。それでもタイミングが合うと、すんごい弾道も得られました。いわゆる棒球のハイストレートですね。

弾道的にはこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

狙いは右の三角マークなので、かなりプッシュアウトしていますが、まあ、弾道的にはヨレ感のない強弾道ですね。

この「ファイアーエクスプレスHR」シリーズは、先中調子をうたっていますが、まさにハーフダウンで中間から先がギュンと走るようなイメージでした。個人的には苦手な挙動で、正直ややピーキーさも感じますが、タイミング会う人にはかなり距離を稼げるシャフトになるかもしれません。手元のしっかり感がある分、中間から先の動きが強調されているようにも感じました。手打ち系よりもボディターン系、自分でスイングのタメを作れる人よりも、素直に振れるタイプの方がよりシャフトの性能をいかせるように感じました。

<コンポジットテクノ「ファイアーエクスプレスHR」シリーズ>
■スペック(重量/トルク/調子):「ファイアーエクスプレスHR 4」(F1=47g/5.8、F2=46g/5.9、F3=44g/6.0/先中調子)。「同5」(X=58/4.3、SX=56g/4.4、S=55g/4.5、SR=54g/4.6、R=53g/4.7/先中調子)。「同6」(X=67/3.2g、SX=66g/3.3、S=65g/3.4、SR=64g/3.5/先中調子)。
■価格:1本5万8000円+税