どーもです。

ブリヂストンゴルフ「ツアーB X」シリーズのアイアンですが、今日紹介するのは、「ツアーB X-BL」アイアンです。先代は「X-BLADE」の名称でマッスルバックでした。でも新作は、#3~#7までは「ハーフキャビティ」、#8~PWが「マッスルバック」という「コンボアイアン」となっています。というわけで、#7と#8を打ってみました。もちろん、打ち比べもありますが、ボクが気にあるのは番手間の距離差です。その辺をしっかり確認してきましたので、早速レポしてみましょう。

まずは#7の見た目から。

もちろん、新作はハーフキャビティなので、見た目が違うのも当然ですよね。というわけで、昨日紹介した「X-CB」と見比べてみると、バックフェースの厚みが高く、若干重心位置が高くなっているように感じます。

フェースは、コンパクトですね。「X-CB」に比較しても、ややトゥ・ヒール方向に短めで、いかにも操作性を意識しているようなイメージでした。

ソール幅は、顔に対して程よい幅だと思います。見た目的には、「X-CB」とほぼ一緒だと思います。

ネックは、ストレート。「X-CB」はほんの少しグースが入っていたように感じましたが、「X-BL」はガッツリストレートでした。

構えてみると、こんな感じ。かなりコンパクトですね。「X-CB」に比較しても、かなりコンパクトなイメージでした。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」Sフレックス装着モデルの#7と#8。

まずが#7ですが、スペックは、ロフト角34度、ライ角62度、長さ36.75インチ、総重量426g、バランスD2。シャフトスペックは、重量114g、トルク1.7、中元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまずかな。やや軽めともいいたいのですが、最近現実を受け入れるべきかな・・・なんて思い始めています。グリップがいい感じの太さです。今回試打した「ツアーB X」シリーズのグリップは、一般的なモデルの中ではめずらしく太めのグリップでした。素振りしてみた感覚としては、トータルバランスが良さそうなイメージでした。

実際に打ってみると、イメージ的には「X-CB」とほぼ同じでしたね。距離感、打感はほぼ一緒。ですが、重心距離の違いだと思いますが、ボクのスイングではよりつかまるイメージでした。ボクは右手を使うタイプなので、いつの感じで打つとガッツリつかまってしまいます。「X-CB」よりもその辺を意識しなければならないアイアンでした。見た目では「X-CB」よりも重心高がやや高めのイメージでしたが、実際に打ってみると球の上がり方はそれほど変わらないようなイメージでした。とはいえ、「X-CB」もある程度打ち込む必要なありそうな気配がありましたので、まあ、そういう意味では、ある程度の技術は求められるアイアンであることは間違いないでしょうね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.3m/s、初速50.2m/s、打ち出し角19.3度、バックスピン量5778.7rpm、サイドスピン-1369.5rpm、飛距離158.5y
【ベスト】
HS39.3m/s、初速49.9m/s。打ち出し角19.6度、バックスピン量6095.5rpm、サイドスピン-1145.2rpm、飛距離160.1y

打感は、マイルド系ですね。でも、若干弾き感もある感じだったかな。「X-CB」で感じたような弾き感がありました。音も「X-CB」とほぼ同じで、キレの良い中高音系でした。

弾道的にはこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、高弾道です。とはいえ、「X-CB」同様ダウンブローに打ち込む必要はありそうです。スピン量は約5700rpmあたりで安定していましたが、これは「X-CB」よりの約300rpm増えていました。

出球傾向ですが、ボクのスイングで、強めのドロー系です。ですが、これも「X-CB」同様、ボクレベルでもその曲がり幅をコントロールできそうなイメージでした。

シャフト挙動と振り感ですが、シャフトの手元側に重量感を感じるイメージでしたが、「X-CB」よりも振り感はシャープだったように感じました。

続いては#8ですが、一応見た目も紹介しておきましょう。

バックフェース

フェース

ソール

サイド

構えてみると、こんな感じでした。

スペックはロフト角38度、ライ角62.5度、長さ36.25インチ、総重量435g、バランスD2。

実際に打ってみると、ん~、やはり打点にシビアですね。気になっていた番手間の距離ですが、同じイメージで打って#7が3球平均で158yだったのに対して、#8は142y。ボクレベルなら許容範囲かもしれませんが、それでもあと5yは欲しいかな・・・!? ボクレベルでも150yは狙っていきたい距離なので、頑張っても#8で届かないのはちょっと辛いし、#7でコントロールといわれても、コースでできる自信がないです(汗) また、芯を外すと縦の距離がガッツリ変わります。その幅がハーフキャビティよりも差があるので、その辺がボクレベルでは気になる所ですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS36.2m/s、初速46.3m/s、打ち出し角19.9度、バックスピン量6246.5rpm、サイドスピン-1737.8rpm、飛距離142.3y
【ベスト】
HS36.4m/s、初速46.6m/s。打ち出し角20.2度、バックスピン量6102.2rpm、サイドスピン-1698.2rpm、飛距離143.6y

打感はマイルド系ですが、なぜかハーフキャビティの#7とほぼ同じような感覚でした。音も、ほぼ一緒ですね。

弾道的にはこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですが、これはキッチリダウンブローに打ち込んで球が上がるイメージでした。払い打ち系では、球が上がらずヘロヘロ系の弱い弾道になりそうな気配でした。もちろん、ある程度のパワーも必要かと感じました。

出球傾向は、もう、スイング通り!! この辺はさすが、マッスルバックですね!

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS44~45m/sはほしいでしょうね。これはあくまでも個人的な感想ですが、「コンボにする必要はなかったのでは・・・」というのが正直なところです。先代「X-BLADE」同様マッスルバックだけにしたほうが、番手間の距離もしっかり確保できそうなイメージでした。もしボクが使うなら、#7以上のロフトを気持ち寝かせるか、#8以下を立てるかの調整が必要かなと感じてしまいました。もちろん、#7以上を打ちやすくというコンセプトでしょうが、打ちやすいけど番手間の距離が保てないのはちょっと犠牲にするものが大きいような気がしてしまいました。であれば、割り切って、マッスルバックか、ハーフキャビティで統一したほうがよかったかも・・・なんて思ってしまいました。

<ブリヂストンゴルフ「ツアーB X-BL」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
◎#7▽飛距離:8.5▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9.5▽打感の柔らかさ:9.5▽ミスの許容度:8.5
◎#8▽飛距離:7.5▽上がりやすさ:9▽操作性:10▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:8
■ヘッド:軟鉄
■シャフト(重量/トルク/調子):「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)
■価格:「NSPRO MODUS3 TOUR120」6 本 (#5~PW)セット12万円+税、単品(#3、#4)各1本2万円+税。