どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「Mグローレ」を試打できました。今回試打できたのは、ドライバーとスチールシャフト、カーボンシャフト装着の#7アイアンですが、それに加え話題のウエッジも試打できました。まずは「Mグローレ」ドライバーですが、実はレンジ試打前に実際のラウンドで投入という、いつもとは逆の試打となりました。そのレポはラウンドレポとして来週紹介します。というわけで、いってみましょう!

グローレ自体の先代は「グローレF2」(でいいのかな?)だと思いますが、「M3」「M4」ドライバーに採用された「ツイストフェース」を採用したことで、「Mグローレ」となったようです。

まずは見た目から。

先代が「グローレF2」でいいのか定かではありませんが、ここでは「グローレF2」と比較してみましょう。「グローレF2」と違って、ソールもカーボン素材をイメージさせるような感じでした。「Mグローレ」はカチャカチャがなくなっていたのと、ウエート位置が若干ネックよりかつより浅い位置に配置されていました。ちなみに、さらにヘッド内部のネック側にインナーウエートを装着することでかなりドローバイアスになっているようです。

フェースは、ややシャロー気味ですかね。「ツイストフェース」採用ですが、形状的には「グローレF2」に比較しても、それほど大きな変更はなかったように感じました。

フェースのわりに、ボディはややディープ。「Mグローレ」は、ネックの位置が気持ちフェースよりになっていたように感じました。

後ろ姿です。

構えみると、こんな感じでした。「Mグローレ」のクラウンはグレーでカーボン素材を感じさせるデザインに変更されていました。クラウンの投影面積はかなり大きめなイメージでしたね。フェースも若干被っていたように見えました。つかまりを意識したモデルでしょうね!

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Speeder VOLUTION TM」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ46インチ、総重量281g、バランスD4。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量50g、トルク4.9、先中調子。

試打会場は、東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚。重量的にはかなり軽めですが、かなりヘッドがきいている感じでした。テーラーメイドが提唱する「ハンマーヘッド」をまさに感じられるようなヘッドのきき方です。グリップはかなり細め。個人的には、もうちょっと太くしてほしい感じ!! シャフトを手でしならせてみると、Sフレックスでもかなり柔らかめ。しなりポイントは中間から先あたりかな。素振りしてみても、結構ヘッドが走るイメージでした。

実際に打ってみると、まずその球の上がり方にビックリ!! 「いくら何でもそこまで上がらなくても・・・」というほどの超高弾道!! だからといって吹け上がっているわけではなく、スピン量は悪くない感じでした。また、見た目通りつかまりも抜群ですわ~!! 見た目でかなりつかまりそうなイメージがあって、インサイドアウトヘッドを右前に放り出すイメージで打っても、思った以上に左に打ち出してしまいました。実は、来週紹介予定のラウンドで先に実戦投入していましたが、コースでこれを経験していたので、レンジではかなり意識してのスイングでした。にもかかわらず、それでも油断すると左に打ち出してからのドローという出球も何発か出ちゃいました。「ツイストフェース」の効果か曲がり幅はかなり抑えられていたような印象もありますが、それでも「Mグローレ」は自分で球をつかまられる方にはNGな1本のような印象でした。もちろん、いわゆる払い打ちのスライサー向けのオートマチック系クラブでしょうが、「ツイストフェース」の影響で、振り切れるのは良い結果につながりそうかなと思いました!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS44.7m/s、初速64.6m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量3032.4rpm、サイドスピン-327.4rpm、飛距離246.1y
【ベスト】
HS44.2m/s、初速63.9m/s、打ち出し角17.5度、バックスピン量2828.0rpm、サイドスピン-406.8rpm、飛距離249.1y

打感は、弾き系。結構硬さを伴う弾き系のイメージだったように感じました。音が高音系だったという影響もあると思いますが、それにしてもかなり弾き感のある打感でした。そうそう、「ツイストフェース」を今回あらためて打って感じたことですが、いまひとつどこに当たっているのかがわからないんですよね・・・(汗) ボクの力量不足と言われればそれまでですが、今回も打点シールに登場してもらいました。「人間をダメにするソファ」なんてのが流行っていますが、ある種「ゴルファーをダメにするフェース」だったりして・・・(笑

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、超高弾道。もう打ち出しからドーンと高く、そのまま前に行ってくれる弾道でした。スピン量も決して吹け上がりのイメージはなく、実際にスカイトラックでも3球平均で約3000rpmと、まあ許容範囲内でした。

出球傾向ですが、ボクのスイングで、打ち出し方向が左に行きやすい傾向はありますが、打ち出した方向のほぼ真っ直ぐでした。意識して右手を強めるととんでもないフックも出ますが、まぁ、基本的には打ち出し方向にほぼストレートでした。

シャフト挙動と振り感です。「ハンマーヘッド」実現のためだと思いますが、かなりヘッドが走るイメージでした。ダウンスイングからインパクトにかけて、ヘッドがギュンと走るイメージで、タメを作れるタイプはちょっととまどうかもしれません。でも、この走りが、タメがほどけるタイプにとっても大きな飛距離と弾道をもたらしてくれると感じました!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりがドンピシャかな。スイングタイプ的にはいわゆる払い打ち系で、持ち球はフェード系。ダウンスイングでタメがほどけてしまうアーリーリリースタイプの方に合いそうなドライバーだと思います。デザイン的に受け入れるかはわかりませんが、アスリート系女性もしくはそこを目指す女性にも、オススメしたい1本でした。

<テーラーメイド「Mグローレ」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:10▽操作性:6▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=9-1-1チタン、クラウン=グラファイト・コンポジット、フェース=6-4チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「Speeder EVOLUTION TM」(S=50g/4.9、SR=47g/5.0、R=42g/5.2/先中調子)
■価格:1本8万2000円+税
■発売予定日:2018年10月26日