どーもです。

今日紹介するのは、テーラーメイドのニューモデル「Mグローレ」のアイアンです。今回スチールシャフトとカーボンシャフトの2タイプを試打できたので、両者をまとめて紹介したいと思います。このアイアン、どうやらテクノロジーの塊みたいです。というわけで、早速いってみましょう!

まずは見た目から。

構造的には、ディープアンダーカットキャビティですが、そのキャビティ部には衝撃緩衝材や消音材も配置されているようです。そして、バックフェースの厚みですが、これはタングステンウエートを装着しています。さらにですよ。トゥ側を見ると「RIBCORE HT」と表記されているのが見えますよね。これがまたすごいテクノロジーでして、説明はフェースのところでしましょう!

そのフェースは、ラージフェーです。で、「RIBCORE HT」ですが、バーチカルラインの外側(ミゾがないネック側とトゥ側)を硬くすることでヘッドの揺れを少なくし、フェース全面での弾きを均一にするテクノロジーのようです。なんか、すごい!!!!

ソール幅は、セミワイドかな。言わずと知れた「スピードポケット」も健在です!!

ネックは、グースですね。トゥ側に「TUNGSTEN」の表記がありますが、ツヤ消しになっている部分がタングステンでしょうね。

構えてみると、こんな感じ。トップラインがかなり厚めですね。おまけに。かなりロフトも立っていて、ストロングロフトなのが嫌でもわかりますが、逆に「タングステン」ウエートを装着しているも認識できるので、その辺は相殺ですかねw

今回試打したのは、スチールシャフトとオリジナルカーボンシャフトの2モデルです。

まずは、スチールシャフト「NSPRO820GH」Sフレックス装着モデルの#7です。スペックは、ロフト角27度、ライ角62度、長さ37.25インチ、総重量398g、バランスD2。シャフトスペックは、重量85g、トルク2.2、先中調子。

試打会場は、東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップもかなり細めでした。シャフトを手でしならせて見ると、スチールシャフトだけど結構しまります。しなりポイントは中間よりもやや先でしたね。素振りしてみると、思った以上にヘッドが走るようなイメージでした。

実際に打ってみると、さすがテクノロジーの塊というか、見た目であれだけロフトが立っていたけど、しっかり球は上がります! これ、ボクにとっては打ちやすいアイアンの必須条件ですからね!! ただし、打感は結構「パチン」と弾いている感じでしたね。「RIBCORE HT」でフェース全面の弾きを均一にするということですが、ボクにとってはやや硬さが目立つ結果だったように思います。でも、そのほうが「飛んでる!!」と感じる方もいるでしょうから、これは好みの問題ですな。腐れフッカーのボクにしては、思った以上に弾道がそろうもうれしかったですね。最近クラブの軽量化も視野にいれているボクですが、そんなボクでも、さすがに軽すぎるかな!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS41.1m/s、初速52.6m/s、打ち出し角16.2度、バックスピン量4713.3rpm、サイドスピン-808.7rpm、飛距離171.2y
【ベスト】
HS41.4m/s、初速53.0m/s、打ち出し角16.2度、バックスピン量4804.4rpm、サイドスピン-902.7rpm、飛距離172.0y

打感は、ガッツリ弾き系ですね。硬さを伴う弾き系で、音も「パチン」といかなにも弾いている感じでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですが、ロフト角を考えれば超高弾道といってもいいかもしれませんね。見るからにスピン量も少なめで、なんか空中で揺れているようなイメージ(実際には揺れていませんよ!!)の弾道でした。

出球傾向は、ボクのスイングでやや強めのドロー。払い打ち系でもしっかり球が上がって、オートマチックにつかまるモデルだと思います。腐れフッカーのボクとしては、ヘッドを右前に放り出すイメージで打つと、動画のような弾道がでました!

シャフト挙動と振り感ですが、そもそもこの「NSPRO820GH」はテーラーメイドが日本シャフトと専用開発したモデルだと思います。日本シャフトの製品にはないですもんね!! そんなわけで、ボクは初体験でしたが、スチールシャフトのわりにはしなりを感じるシャフトでした。ダウンからインパクトにかけてヘッドが走るイメージでした。

続いては、オリジナルカーボンシャフト「Speeder EVOLUTION TM」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角27度、ライ角62度、長さ37.5インチ、総重量361g、バランスD1。シャフトスペックは、重量49g、トルク2.8、先中調子。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的にはスチールシャフトモデルに比較すれば軽めです。グリップはスチールシャフトモデル同様で、結構細めでした。シャフトを手でしならせてみると、意外や意外!! 全体的には、スチールシャフトよりもしっかり感があったように感じましたね。しなりポイントは中間より先ですが、スチールシャフトよりも若干中間よりに感じました。

実際に打ってみると、個人的にはスチールシャフトよりも振り抜き感が良い感じでした。ただ、やはり軽い分自分で振れちゃうので、その辺を抑える意識が働いてはいたような気はします。でも、そんなイメージでも飛距離的にはスチールシャフトモデルと変わらないし、弾道的にはむしろ「カーボンシャフトモデルのほうがいいんじゃないの?」と感じました。トータルバランスを考えると、スチールシャフトとの組み合わせよりもカーボンシャフトのほうが、相性はいいように感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS40.5m/s、初速51.9m/s、打ち出し角17.1度、バックスピン量4965.7rpm、サイドスピン-835.0rpm、飛距離167.2y
【ベスト】
HS41.0m/s、初速52.5m/s、打ち出し角16.3度、バックスピン量4867.6rpm、サイドスピン-1059.3rpm、飛距離169.2y

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

というわけで、今回ボクが試打した限りでは、スチール、カーボンシャフトいずれもHS38~40m/sあたりにあいそうなイメージでした。スイングタイプ的には、断然払い打ち系ですね。持ち球もスライサー向けでしょう。「飛距離」の可能性はあると思いますが、スイングタイプも持ち球も真逆のボクには、その可能性しか感じられませんでしたけど・・・(汗)

<テーラーメイド「Mグローレ」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)※スチールシャフトモデル
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9.5
■ヘッド:ボディ=450SS+タングステン、フェース=450SS
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO820GH」(S=85g/2.2、R=80g/2.4/先中調子)。カーボンシャフト「Speeder EVOLUTION TM」(SR=49g/2.8、R=44g/3.0/先中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット11万5000円+税、単品(#5、AW、SW)各1本2万3000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット12万5000円+税、単品各1本2万5000円+税。
■発売予定日:2018年10月26日