どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「GAPR」(ギャッパー)ですが、今日紹介するのは「GAPR LO」です。昨日紹介した「GAPR MD」でも決して簡単なモデルはないと書きましたが、ではこの「GAPR LO」は一体どうなってしまうのでしょうか? かなりハードそうなオーラも感じますが、果たしてボクの実力で太刀打ちできるのでしょうか。果敢にも挑んではみましたので、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

いわゆるアイアン型UTですが、昨日紹介した「GAPR MD」よりもやや小振りなのと、バックフェースにウエート装着されているのがこの「GAPR LO」の特徴でしょうね。

フェースは、シャローですね。「GAPR LO」のほうが気持ち小振りで、トゥがやや立っている感じなのと、ネック側のトップラインがよりストレートになっていました。

ソール幅はやや広めですが、アイアン型UTとしてはちょうどいい感じなのかな・・・。「GAPR MD」と比べると、3分の2くらいの幅ですかね。

ネックはセミグース。こうしてみると、意外と打てそうなイメージもあったりするんですけどね・・・

ところが、構えてみるとこんな感じ。もう、アスリート向けテーストをビンビンに感じます。この見た目と、シャフトが「ダイナミックゴールド」ってことで、すでにヤバいオーラを感じましたわ~!

今回試打したのはスチールシャフト「ダイナミックゴールド(DG)」S200フレックス装着モデルの#4。スペックは、ロフト角22度、ライ角61度、長さ38.5インチ、総重量382.2g、バランスC8。ヘッド体積60cm3。シャフトスペックは、重量129g、トルク1.6、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的に重いっす!! 結構な重量感ですね。グリップも太め。太めなグリップが好きなボクにも、結構太めに感じました。もちろん、手でしならせるくらいでは、ほぼしなりません。素振りしてみると、手元に重量感がある感じでした。

実際に打ってみると、ヤバイっす・・・(汗) ボクレベルではどうにも歯が立ちません!! まず、重量的に重いので、いつもの感覚で打つと、ダフリます。かなり意識してもダフリを連発。やっと当たっても、球が上がりませんわ~!! しかも振り遅れ気味で、全部プッシュアウトでした。つまり、この組み合わせですが、ボクには完全にオーバースペックです。名前通りの低めの中弾道こそ味わえましたが、果たしてこの組み合わせで使えるアマチュアは一体どれくらいいるのでしょうかというハードな組み合わせに、完敗でした。せめて「NSPRO950GH」で打ちたかったですが、カスタムモデルなので試打クラブのシャフトは選べませんでした・・・って、カチャカチャ着いているから、シャフトは替えられたわけですね!! 今気付いた・・・(涙) 痛恨の極み! とはいえ、後の祭りです。自分の馬鹿さ加減を呪います・・・

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.1m/s、初速55.9m/s、打ち出し角12.8度、バックスピン量3142.2rpm、サイドスピン-179.1rpm、飛距離192.7y
【ベスト】
HS40.4m/s、初速56.2m/s、打ち出し角13.4度、バックスピン量3176.9rpm、サイドスピン-318.9rpm、飛距離195.7y

打感ですが、弾き系に感じました。「GAPR」シリーズでは唯一といっても過言ではない、いわゆる普通の弾き系の打感です。球を寄せる際の弾き感と実際の打感がイメージ通りでした。音はやや高めですが、サスティンが短めの小気味のよい弾き音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、低めの中弾道。ボクのHSもしくはスイングでは、球が上がりきらないというか・・・。まあ、元々低~中弾道を打つのが目的のクラブでしょうから当然といえば当然ですが、それにしても上がりませんでした。スピン量も少なめです。

出球傾向は、ボクのスイングで、ほぼストレートからややフェード系。いかんせん重いので振り遅れ気味の傾向もありました。油断すると開いて入ってしまい、ガッツリスライスなんてのも何球か出ました。まぁそれでも芯を食えば、打ち出し方向のバラケはありますが、打ち出し方向に対してはほぼストレートです。

シャフト挙動と振り感ですが、以前はDGの振り感が好きでした。切り返しで気持ち手元がクッとしなる感覚は好きですが、いかんせん重いので、今となってはダフリおよび振り遅れの原因にしかなりません。その傾向はここ1年で顕著になっていますわ~。老けたな・・・(笑)

今回ボクが試打したかぎりでは、このスペックで最低HS45m/sは欲しい感じですね。少なくともこの組み合わせは、本物ハードヒッター向け! ボクレベルでは太刀打ちできませんでした。それでも芯を食った数球を見る限り、かなりの強弾道です。ですが、球は上がりません。ロングアイアン感覚で、より簡単に打ちたい人向けでしょうね。それにしても、シャフトを替えられることに気付かないなんて、マジへこみますわ。せめて「NSPRO950GH」で打ちたかった・・・。DGの重さで感じた〝老い〟よりも、シャフトを替えられる事に気付かなかった〝老い〟のほうがショックです。なんだか、精神的ダメージがでかい・・・(涙)

<テーラーメイド「GAPR LO」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8.5▽上がりやすさ:6▽操作性:10▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:6
■ヘッド:ボディ=ステンレススチール(450SS)、フェース=ステンレススチール(C300)
■ロフトバリエーション:#2=17度、#3=19度、#4=22度
■価格:1個3万2000円+税