どーもです。

テーラーメイドのニューモデルですが、今日紹介するのは「P760」アイアンです。「P700」シリーズアイアンは「P730」「P750ツアープロト」「P770」「P790」の4モデルがすでに市場投入されていますが、今回投入された「P760」は中空構造に「GAPR」に採用されたスピードフォーム充填剤を注入したモデルのようです。でも、「P780」ではないのがミソかもしれません。その辺も確認できればと思いますので、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

デザイン的には、どれにも似ていませんね~(笑) 形状的には「P790」に使いイメージですかね。とはいえ、似て非なるもの!! 

フェースはシャローで、やや面長系ですね。顔的には「P790」に近い印象でした。

ソール幅は、顔に対してちょうどいいようなイメージですね。「P790」にはスピードポケットが採用されていましたが、この「P760」には採用されていません。つまり、飛距離を意識したモデルではないということでしょう。何気に一番近いのは「P750ツアープロト」だったりします。

ネックは、セミグースですがほぼストレートといってもいいくらい、微妙なグースだと思います。トゥ側にウエートビスが装着されているのは「P790」を連想させます。

構えてみると、こんな感じ。トップラインは薄めですが、「P750ツアープロト」と「P770」の中間くらいですかね。とはいえ、顔的には「P750ツアープロト」ほどシビア感なく、どちらかといえばN「P770」に近いイメージでした。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド(DG)」S200フレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角33度、ライ角62度、長さ36.75インチ、総重量441.0g、バランスD0.5。シャフトスペックは、重量129g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかり重めです。グリップもガッツリ太め。特に右手部分が太くなっていたように感じましたが、気のせいかな!? シャフトですが、手でしならせる程度ではほぼしなりませんね。ですが、ヘッド重量を感じやすいので、切り返しでヘッド重量を感じながら、ダウンからインパクトにかけて自分でアシストしてやるイメージで振れるモデルに感じました。

実際に打ってみると、これ、ビックリ!! メッチャ、球が上がります!! 昨日紹介した「GAPR LO」では完敗しましたが、実は同じDG装着の「P760」でも若干嫌な予感もしていたんです。しかし、その予感はいい意味で外れましたわ~! 蛇足ですが、「GAPR LO」の22度は「P760」の#4とほぼ同等です。果たしてどっちが、より球が上がりやすいんでしょうね・・・。話を戻すと、「P770」と上がり方はほぼ同じですが、飛距離は「P790」並みです。「P770」のロフトは33度で「P760」と同じですが、「P790」は30.5度とややストロングになっています。それでも飛距離がほぼ変わらないのは、すごい進化だと思います。バランスがいいのか、重いはずのクラブが気持ちよく振れましたわ~!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.8m/s、初速51.1m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量4487.5rpm、サイドスピン-1437.6rpm、飛距離169.0y
【ベスト】
HS39.9m/s、初速51.2m/s、打ち出し角18.8度、バックスピン量4524.2rpm、サイドスピン-1399.5rpm、飛距離169.3y

打感は、メチャマイルド。中空構造ですが、その中にスピードフォーム充填剤が注入されているとの事で、打感はかなりマイルドになっていました。これ、革新的かも!! 「GAPR」シリーズでは、「なんか不思議な打感・・・」としか感じなかったんですけどね・・・。中空アイアン特有の打感ではなく、軟達鍛造のようなムニュッとした感じはかなりの進化ですね。音はサスティン短めの中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道は、文句なしの高弾道!! ロフトに対しても、かなり上がりやすくなっているように感じました。スピン量も少なめに感じましたが、実際に確認すると動画弾道で5000rpmですからね。3球平均に比較すると若干多めですが、それでもロフトに対して、結構ロースピンだと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングで、やや強めのドローですかね。顔が小さめなので、操作性が高そうなイメージですよね。見た目からはもっとフックしそうな雰囲気を感じていましたが、腐れフッカーのボクには、全然許容範囲ですわ~(笑)

シャフト挙動と振り感ですか、不思議ですよね~! 「GAPR LO」で泣き言をいったシャフトなのに、「P760」ではまったく別の印象でした。ヘッドとのバランスがいいのか、かなり気持ちよく振り抜けるし、切り返しでクッとしなるような感じが、好きですわ~!!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS44~45m/sは欲しいですね。冒頭書いたとおり、「P780」にしなかったのは、操作性にあるのではないかと思います。操作性でいえば「P750」と「P770」の中間あたりというか、限りなく「P770」に使いイメージでした。とはいえ、同じタイミングで打った訳ではないので、あくまでもボクのイメージです。近い将来よりオートマチック系の「P780」が出たりして・・・! 軟鉄鍛造フィーリングとある程度の操作性を兼ね備えた中空アイアン。それが「P760」だと思います。

<テーラーメイド「P760」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9.5
■ヘッド:(#3~#7)ボディ=軟鉄(S25C)+スピードフォーム、フェース=SUS630 (#8~PW)軟鉄(S25C)
■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールド」(S200=129g/1.7/元調子)、「NSPRO MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.7/元調子)。
■価格:「ダイナミックゴールド」装着モデル6本(#5~PW)セット13万8000円+税、単品(# 3, #4)各1本2 万3000円+税。「NSPRO MODUS3 TOUR105」装着モデル6本セット14万7000円+税、単品各1本2万4500円+税。