どーもです。

タイトリスト「TS2」「TS3」ドライバーに対応するFWを、それぞれ試打できました。今日紹介するのは、「TS3」FWです。こちらは、「TS3」ドライバーに対応するモデルですね。ドライバーの「TS2」「TS3」で感じた差以上のものを、このFWで感じました。ボク的には、確実に「TS3」のほうが、より上級者向けテースト満載だったように感じました。というわけで、早速紹介してみましょう。

まずは見た目から。

ソールデザインは「TS3」ドライバーとほぼ一緒ですが、「SURE FIT CGウエート」の位置が違いました。ソール後部だったドライバーに対して、FWはフェース後部になっていました。

フェースですが、どちらかと言えばシャローな印象でした。ドライバーでも「TS3」のほうがシャローに感じましたが、FWも同様でした。

そのわりには、ボディは「TS2」FWよりも、気持ちファットに見えました。ですが、クラウンがこんもりした感じで、ヒップダウンした形状なので、低重心は意識したモデルのようにも感じました。

後ろ姿です。

構えてみると、こんな感じ。「TS2」FWに比較すると、ややクラウンの投影面積が小さめにも感じました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「タイトリスト ツアーAD FW60」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角57度、長さ43インチ、総重量323g、バランスD1.5。ヘッド体積未発表。シャフトスペックは、重量60g、トルク3.9、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。グリップもいい感じの太さでしたね! シャフトを手でしならせてみると、昨日のシャフトよりはややしっかり感があって、ボク的にはしっかり「S」といった感じでした。しなりポイントは、ちょうど真ん中あたりでした。

実際に打ってみると、最初はなぜか吹け上がり系の球を連発。シャフト挙動が「TS2」FWとは全くの別モノなので、慣れるまで10球以上を要しました。その挙動に慣れた感じで芯を食った球は「TS2」FWと遜色ありませんが、気持ち下目にあたるとスピン量が増えて、若干吹け上がり系の球になっていたように感じました。ボクが感じたのはこの辺の差で、「TS2」FWはほぼ何も気にせず振り切ることを意識して、それを実行すればOKですが、「TS3」FWは結構意識すべきポイントがあるように感じました。そんなに多くのポイントは意識できませんが、ボクの場合、少なくとも打点は意識する必要があったように感じました。もちろん、意識したところでコントロールできるわけでもないので、そこが「TS2」FWとの違いであり、より上級者向けに感じた理由です。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS43.1m/s、初速62.5m/s、打ち出し角17.6度、バックスピン量3175.1rpm、サイドスピン-382.5rpm、飛距離238.8y
【ベスト】
HS42.9m/s、初速62.3m/s、打ち出し角18.4度、バックスピン量2731.7rpm、サイドスピン-382.5rpm、飛距離242.5y

打感は、弾き系。「TS3」ドライバー同様の弾き感で、「TS2」FWよりも若干乾いた感じですね。この辺はドライバーと同じイメージでした、音は、「TS2」FWよりもやや高めで金属的な感じもりました。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、超高弾道!! この大きな弾道は、ドライバーの感覚から言えば、本来であれば「TS2」FWのほうが出やすい弾道だと思いますが、FWではシャフトとボクのスイングの相性なのか、「TS3」FWのほうがかなり高弾道になっていました。ただし、スピン量が「TS2」FWに対してやや多めの傾向もあったかも・・・

出球傾向は、ボクのスイングで、ドロー系。「TS2」FW同様「TS3」FWもイメージ的には直進性が高く、曲がりが少ないイメージでした。ただし、重量的にはやや重めなので、プッシュアウト傾向がより強くなっていたのは否めません。まぁ、ボクのスイングの問題なんですけどね・・・(汗)

シャフト挙動と振り感ですが、「TS2」FWとは逆に、バランスのわりにヘッド重量を感じないモデルでした。その分、切り返しからダウンにかけてシャープに振れるイメージもありますが、個人的にはもうちょっとだけ、ヘッド重量を感じたかったかな。ボク的には、「TS2」FWが「自ら仕事をしてくれるシャフト」であれば、「TS3」FWは「仕事をさせるためにプレーヤーが働きかける必要のあるシャフト」といった感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43m/s以上は欲しいモデルでしょうね。「TS2」FWほどオートマチック性はありませんが、「TS2」FW並みの飛距離性能があり、プレーヤーの性格に染まってくれるクラブのように感じました。ボク的には「従来のタイトリストイメージ」なモデルでした。決して簡単なモデルではないように思いましたが、比較対照が「TS2」FWだからかな(笑) 「TS2」FWよりもよりヒッター向けで、ある程度弾道も操りたいという上級者向けモデルのように感じました。

<タイトリスト「TS3」FW>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「タイトリスト スピーダー519 エボリューション」(S=52g/4.6、SR=50g/4.8、R=48g/5.0/先中調子)。「タイトリスト ツアーAD FW60」(S=68g/4.0/先中調子)。
■価格:「タイトリスト スピーダー519エボリューション」装着モデル4万2500円+税。「ツアーAD FW60」装着モデル1本4万6000円+税。