どーもです。

昨日まで紹介したシャフトメーカー、スリリングの「Kazetomo」「AOSAKI」ですが、試打したヘッドが埼玉の地クラブメーカー、プログレスの「BB4」でした。この「BB4」はボクも噂を耳にしていましたが、実際に見たのも、打ったのも今回が初めてでした。せっかくの機会なので、紹介しておこうと思います。では、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

ツヤ消しのブラックがなんか渋いっすね!! 形状的にも、低深重心モデルが多い中、確実にそんなモデルと一線を画すモデルでした。先週紹介したミズノ「ミズノプロ モデルS」を思わせる形状です。フェース下部後方のソールに刻まれたウエーブも・・・!!

フェースはセミディープ。ヘッド自体をみると、これは意外でした。もっとディープなのかと思っていました。フェースにある4つの白い点はシールですが、なにかの計測用に貼られたものかもしれません。

ボディはディープ。ハイバック形状で、最近では珍しいモデルですね。ソールのウエーブの存在感がすごいっすね! このウエーブはどうやら「ベローズソール」というようです。

後ろ姿ですが、ハイバックな後部にしっかりウエートが装着されていました。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積がかなり小さめですね。形状的には丸型ですが、最近の大きなモデルに慣れると若干シビアさを感じるかもしれません。

今回試打したモデルは、スリリング「Kazetomo」Sフレックス装着モデルです。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量300.0g、バランスD0.5。ヘッド体積455cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.5、中調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップですが、ボクにはちょうどいい太さでした。シャフトを手でしならせてみると、まずまずの硬さです。しなりポイントは、ちょうど真ん中あたりでしたね。素振りしてみると、重量がやや軽めかつバランスも軽めなので、やや自分で振る必要があるようなフィーリングでした。

実際に打ってみると、さすがにソールのたわみ感までは分かりませんが、分厚いインパクト感が特徴的でした。ソールがたわむ分、ほんの一瞬とはいえフェースとボールの接触時間は長くなるのかもしれません。もちろん、フェースの厚さ等さまざまな影響もあるとは思いますが、結果的に分厚いインパクトが特徴的でした。また、スピン量もいい感じです。一昔前のこのタイプのヘッドだと、どうしてもスピン量多めのイメージでしたが、その辺はさすがですね。適量に調整されていると思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS41.9m/s、初速61.5m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量2431.7rpm、サイドスピン-80.2rpm、飛距離242.2y
【ベスト】
HS42.3m/s、初速62.0m/s、打ち出し角15.5度、バックスピン量2497.7rpm、サイドスピン-107.1rpm、飛距離243.8y

打感は、マイルド!! 前述通り、分厚いインパクトが特徴的でした。音は軽快な感じで気持ち高めでしたね。そのわりには分厚いインパクトでした。これ、実は結構意外なんです。音が高くなると打感も弾き系に感じる場合が多いのですが、「BB4」には当てはまりませんでした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。弾道も見る限りフェードしてるんですけどね…

弾道的には、高弾道です。打ち出し角は、しっかり高めでした。スピン量ですが、これだけ分厚いディープ&ハイバック形状にも関わらず理想値だと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでほぼストレート系でしたね。これもうれしいかもです。ただし、シャフトとの相性で、腐れフッカーのボクでもフェード系、いわゆる逆球も出ました。動画もフェード系でしたし!

そのシャフトですが、一昨日も書いていますが、結構スイングに素直に反応するイメージでしたね。素直に真ん中がしなるイメージですが、Sは結構先剛性がしっかりした感じもあります。その結果、スイングによっては逆球、ボクの場合フェード系およびスライスが出ることもありました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメですかね。ヘッド的には高弾道&適量スピンの弾道が得られるモデルだと思いますが、この「Kazetomo」との組み合わせだと、ある程度操作性の高いイメージですね。ヒッターが叩けるイメージといった感じですね。もう少しつかまえたいという人は1フレックス下げてSRにしてみるといいかもしれません。いずれにせよ、低深重心モデルでプッシュアウトに悩んでいるヒッタータイプにオススメなモデルだと感じました。

<プログレス「BB4」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=8-111Ti、フェース=6-2222S βTi
■価格:ヘッド単体1個7万5000円+税