どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「M5」シリーズですが、今日紹介するのはFWです。今回の「M5」FWですが、大方の予想通り、「ツイストフェース」がFWにも採用されました。また、ソールに配置されたウエートを可変することで、重心高を

変えずに重心距離をコントロールできます。前作「M3」FWもそうでしたが、「M5」FWはなんかすごいデザインになっていました。とういうわけで、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

ソールデザインですが、前作とは別モノですよね。ヘッド自体は前作139cm3に対して、「M5」FWは142cm3と、わずかに体積は増えています。可変式ウエートですが、どうやら「M5」FWでは扇型の部分がそのまま左右に動くことで、重心高を変えずに重心距離を変えることが可能になっているようです。

フェースですが、前作に比較すると若干ディープ気味になっていました。「ツイストフェース」搭載で、アマチュアがミスする傾向が高いハイトゥ&ローヒールのミスヒットの寛容性を高めているようです。ドライバーに比較するとねじれが強く、視認できるレベルでした。

ボディはシャローで後部に長めなストレッチバックながらも、ハイバック形状になっていました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積自体はかなり小振りで、シビアさを感じます。実は先代とそれほど変わっていないようにも見えますが、白い部分がかなり小さくなっているので、その分やはり小さく見えるのかもしれませんね。また、先代は「STD」ポジションでもかなりフェースが開いているように見えましたが、「M5」FWはストレートに見えました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「KUROKAGE TM5 2019」SRフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角56.5度、長さ43.25インチ総重量318g、バランスD2。ヘッド体積は142cm3。シャフトスペックは、重量52g、トルク4.1、中調子。試打ポジションは「STD」です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まずは持ってみた感覚ですが、総重量的にはまずまず。グリプもまずまずの太さでした。シャフトを手でしならせてみると、ちょうど真ん中あたりがしなりポイントですかね。素振りしてみると、これまたドライバー同様、わりと手元に重心があるように感じました。

実際に打ってみると、やはり第一印象はそのスピン量の少なさですね。ちょっとしたドライバー並みのスピン量でした。これは見た目も「おっ!!」となりました。また、とにかく弾道が高いっす!! ただし、見た目から受ける印象で〝シビアさ〟を感じてしまうのは、ボクのようにFWに苦手感を持つアマチュアゴルファーにはマイナス面になるかもしれません。あと気になったのは、ソールの隙間が増えた分、ボクレベルで直打ちすると、芝や土がガッツリ詰まってしまいそうな気配も・・・w まぁ、それを手入れするのもクラブマニアの醍醐味ではありますけど!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.4m/s、初速59.1m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量3085.5rpm、サイドスピン-265.0rpm、飛距離227.8y
【ベスト】
HS40.1m/s、初速58.3m/s、打ち出し角20.6度、バックスピン量2674.1rpm、サイドスピン-463.0rpm、飛距離228.9y

打感は、ゴルフ体験主義でいうソリッド系。マイルドと弾き感が良い感じに同居しているような打感です。先代は完全に弾き系でしたが、「M5」FWは思った以上にマイルドさを感じされるような打感に変更されていました。音は落ち着いた感じの中音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道は、文句なしの超高弾道!! これだけカッツリ上がって、このスピン量だとなんだか対空時間が長く感じます。

出球傾向ですが、ツイストフェースの効果かどうかは別にして、直進性は高いです!! なぜ、そのような断りをいれるかというと、ボクにはツイストフェース効果が今ひとつ分からなかったからです。これはツイストフェースがドライバーに初搭載されたときにも書きましたが、個人的にはボクらアマチュアゴルフファーには、メンタルに訴えかける要素のほうが大きいように感じています。「ミスヒットしてもクラブがカバーしてくれる」という安心感から、「しっかり普段通りのスイングができる」ことにつながる効果が1番だと思っています。

シャフトフィーリングはドライバー同様、結構しっかりした感じでした。結構手元にしっかり感があるように感じました。ヘッドとの相性かもしれませんね。

今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメです。正直な感想は、ボクにはシビアなモデルでした。自分もそうですが、FWに苦手意識がある方にとって、あの大きさ自体がシビアに感じてしまいます。先週にも書きましたが、「M5」自体がプロもしくはトップアマの使用を意識したブランドでしょうから、その辺はやむを得ないでしょうね。この原稿を書いている時点で「M6」を試打できていませんが、ボクの予想としては今回「M5」「M6」の差がよりハッキリしているのかな・・・なんて推測してしまいました。なにはともあれ、この「M5」FWですが、とにかくガッツリ球は上がります!! ボクが考える扱いやすいクラブの第一条件は満たしていますが、それでも扱いやすいモデルとは言い難いオーラを感じました。

<テーラーメイド「M5」FW>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ&フェース=6-4チタン、クラウン=グラファイト・コンポジット
■シャフト(重量/トルク/調子):「KUROKAGE TM5 2019」(S=52g/4.1、SR=50g/4.5/中調子)。「VR-6」(S=65g/3.2/中調子)。「Speeder661 EVOLUTIONⅤ」(S=66g/3.7/先中調子)。「DIAMANA DF60」(S=64g/3.8/中調子)。
■価格:「KUROKAGE TM5 2019」装着モデル各1本4万8000円+税。「VR-6」「Speeder661 EVOLUTIONⅤ」「DIAMANA DF60」装着モデル各1本6万7 000円+税。