どーもです。

ピンのニューモデル「G410」シリーズを、まとめてドーンと試打できました。「G410」シリーズは、2つのドライバー、3つのFW、2つのハイブリッド(UT)、1つのアイアンがラインアップされています。前作「G400」シリーズのドライバーはスピン量がやや多めに感じたので購入には至りませんでした。今なお「G30」が絶賛稼働中のボクにとっては「G410」ドライバーは気になるところです。というわけで、まずは「G410プラス」ドライバーから紹介しましょう。

まずは見た目から。

先代「G400」ドライバーとは雰囲気も一新でした。ヘッド体積は10cm3大きくなっていましたが、それでもシュッとした雰囲気でした。

フェースは、このヘッド体積に対してはやや小振りにも感じました。フェース面のスコアライン(ペイントかな?)が変更されていました。また、クラウンのタービュレーターも、正面から見ると、より大きくなっていることが視認できると思います。

ボディはシャロー系になっていました。やはりタービュレーターの存在感が、よりハッキリしていましたね。また、ソール後部に若干厚みがありますが、これはウエート配置のためでしょうね。

後ろ姿です。こんな感じでウエートが配置されています。なお、このレール上ならどこでもではなく、「DRAW」「FADE」とポジションは決まっていました。

構えてみるとこんな感じ。タービュレーターに加え、トンボの羽根をイメージした「ドラゴンフライ・テクノロジー」も見直されたようですね。クラウンの投影面積は先代よりは大きめですが、このヘッド体積にしてはやや小さめなイメージもあったかな。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J CB RED」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59.5度、長さ45.75インチ、総重量303.5g、バランスD2。ヘッド体積455cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.7、中調子。ウエートポジションは「STD」でした。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、総重量的にやや軽めです。でも、そろそろこの重量でもいいんじゃないかって、ちょっとだけ思うようになってきました。で、グリップは意外といい感じの太さ!! ボクの好みの太さでした。シャフトを手でしならせてみると、Sフレックスでも結構しなるイメージでした。しなりポイントはちょうど真ん中あたりかな。ワッグルしてみると中間から先がしなるイメージで、素振りしてみると、ワッグルほど先端は動かず素直にしなる感じでした。

実際に打ってみると、これ、いいっす!!!! 見た目の弾道的には、高弾道の棒球系でスピン量もいい感じ!! 打ち出し方向のバラケはボクのスイングの問題ですが、少なくとも見た目の弾道的には、どれもかなり球質が似ているイメージでした。前作で気になったスピン量ですが、「G410プラス」は3球平均で約2500rpmとほぼ理想通り。前作は約3200rpmでしたから、これはもう一目瞭然ですな!! 正直飛びつきたい気分ですが、問題はこの次期に飛びついてシャフトは大丈夫かということだけです。この辺はピンのフィッターさんに相談かな。いよいよ「G30」もお役御免かな・・・!?

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.3m/s、初速62.7m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量2511.5rpm、サイドスピン-353.8rpm、飛距離245.7y
【ベスト】
HS42.4m/s、初速63.2m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量2340.0rpm、サイドスピン-439.6rpm、飛距離247.9y

打感は、ゴルフ体験主義でいうソリッド系。マイルド感と弾き感がちょうどいいバランスかな。打感は先代でかなりマイルドになったと思いますが、その先代よりもややマイルド感が増したようにも感じました。でも、芯を外すと弾き感が強まります。この辺はゴルファーを育ててくれるかもしれません。音は高音系ですが、「キンキン」「カンカン」はなく感覚的には違和感のない高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道。ガッツリ球が上がります。これ、ボク的には扱いやすいクラブの第一条件です。そして何より、ロースピン振りがいいですね!! 冬場とはいえ、若干軽めかつ柔らかめのシャフトでこのスピン量はいいかも!

出球傾向は、ボクのスイングで、ほぼストレートから軽いドロー系。「STD」ポジションがちょうどいい感じでしたね。念のため「ドロー」「フェード」ポジションも試しましたが、ボクにバランスがいいのは「STD」でした。

シャフトですが、Sにしては柔らかめなイメージ。でも、切り返しからダウンにかけて素直に真ん中がしなるイメージで、いわゆるニュートラル系に感じました。振りやすさのあるマッチングでした。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメです。基本性格的にはピン「G」シリーズらしい、扱いやすさを前面に出したモデルだと実感しました。シャフトとのマッチングで性格もガラッと変わりそうな雰囲気もありましたが、少なくともこのシャフトとのマッチングは、かなり受け入れ間口の広さを感じられました。もちろん、ウエートによる重心距離のコントロールも可能ですので、そういう意味でもフトコロの深さがあると思います。

余談ですが、去年の試打データを見ると、飛距離がレンジボール設定だったにも関わらず「G410プラス」のほうが飛んでいます!! 弾道的にも、奥のネット230y付近まで到達していました。そういう意味でも、かなり購入心をそそられるモデルでした。

<ピン「G410プラス」ドライバー>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=811チタン、フェース=フォージドT9Sチタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「ALTA J CB RED」(X=60g/4.4、S=55g/4.7/中調子、SR=50g/5.2/中先調子、R=45g/5.9/先調子)。「PING TOUR 173-75」(X=80g/2.8/手元調子、S=75g/2.9/中元調子、R=68g/3.3/中調子)。「PING TOUR 173-65」(X=66g/3.2/手元調子、S=61g/3.4/中元調子、R=57g/4.3/中調子)。「ALTA DISTANZA」(40g/5.9/先調子)。「The ATTAS」(6S=63g/3.6/中調子、5S=54g/5.6/中調子)。「Speeder EVOLUTIONⅤ」(661S=66g/3.7、569S=59.5g/4.5/先中調子)。「TENSEI CK Pro Orange」(70S=72g/2.9、60S=64g/3.5/手元調子)。
■価格:「ALTA JCB RED」「PING TOUR 173-75」「PING TOUR 173-65」「ALTA DISTANZA」装着モデル各1本6万9000円+税。「The ATTAS」「Speeder EBOLUTIONⅤ」装着モデル各1本8万1000円+税。「TENSEI CK Pro Orange」装着モデル1本8万4000円+税。
■発売予定日:2019年3月21日