どーもです。

今日紹介するのはピンのニューモデル「G410」シリーズ「G410 SFT」FWです。ドライバーのSFTはよりつかまりを意識したモデルでした。まぁ、SFT自体が先代もつかまりを意識したモデルなので、このFWでもよりつかまりを意識したモデルであることは想像に難くありませんし、実際につかまりました。でも、意外な一面も発見しましたので、その辺もレポしましょう。まずは見た目から。

「G410 STD」FWに対して、ヘッドがやや大きめになっていました。ウエート位置ですが、こうしてみると「STD」とほぼ同じような場所にも見えますが・・・。そういえば、先代もウエート位置に見えたけど!

フェースですが、やや小振りなのに加え、形状的にも「STD」とほぼ同じだと思います。少なくとも、ボクにはそう見えました。

ですが、ボディは全くの別モノ!! 「STD」に比べると、よりシャローで、ストレッチバックな形状になっていました。

後ろ姿です。ソールで書いたウエート位置ですが、後ろから見るとその配置場所の違いは一目瞭然でした! より、つかまりを意識したモデルというのが分かると思います。また、「STD」はトゥ側が上がっていたのに対して、「SFT」はフラットになっていました。

構えてみるとこんな感じ。まずクラウンの投影面積が、「STD」に対して大きめです。これくらいの大きさがあると安心感もありますね~!

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J CB RED」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角16度、ライ角57.5度、長さ43インチ、総重量312.7g、バランスC9.5。ヘッド体積188cm3。シャフトスペックは、重量54g、トルク4.5、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めですね。でも、グリップはいい感じの太さでした。シャフトを手でしならせてみると、やはりSフレックスでもやや柔らかめでした。ワッグルしてヘッドが動く感覚は、ヘッド体積が「SFT」のほうが大きいのですが、「STD」とほぼ一緒でした。素振り感覚も、ほぼ「STD」と同じイメージでした。

実際に打ってみると、「STD」とは逆の意味で、あら、ビックリ!! 「STD」の強弾道から一転、ややスピン量多めで若干フワッとした感じの弾道でした。「んっ!?」ですよね。その「?」のまま何球か打ちましたが、ボク的に芯を食っているような感覚でも、その「?」をぬぐいきれませんでした。スカイトラックデータを確認してみると、バックスピン量が3球平均で約400rpm増えていました。また飛距離的にも226yとやや控えめでした。もちろん、ロフト角が1.5度寝ているのも要因として考えられますが、果たしてそれだけなのか? 結局その謎は、ボクレベルでは解明できませんでした。ですが、つかまりは「STD」に対して、つかまります!! これだけでは間違いありません!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.9m/s、初速60.0m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量3269.6rpm、サイドスピン-771.9rpm、飛距離226.0y
【ベスト】
HS41.2m/s、初速60.5m/s、打ち出し角17.0度、バックスピン量3190.2rpm、サイドスピン-838.9rpm、飛距離228.4y

打感は、「STD」同様限りなく弾き感が強いソリッド系。「シャコッ!!」とした感じですが、やはり芯を外すと全く打感が変わります。音は、中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道です。「STD」に対しても、より上がりやすいイメージでした。ですが、「STD」の弾道に比較すると、前述通りフワッとした感覚もあって、スピン量もやや多めでした。ボクの打ち方なのかな・・・

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。「STD」よりも確実につかまりますね。それを実感できました。シャフトが同じですから、これはヘッド特性になると思います。

シャフトフィーリングですが、やはり実際に打ってみると、やや手元剛性が強くなっているようなイメージでした。「STD」とほぼ同じような挙動に感じましたが、これは見た目からのイメージかもしれませんが、若干ヘッドが走るような感じもあったかな。でも、違いを〝強いてあげるなら〟レベルです。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメ。「STD」同様緒、基本性格的には扱いやすさを前面に出したモデルだと思います。ですが、「STD」のぶっ飛び振りに比較すると、ちょっと物足りなさはありました。ヘッド特性としてよりつかまりを意識したモデルは間違いないですが、ロフト角差以上に弾道の違いがあるのかなと、感じてしまいました。その辺の謎が残る試打になりましたが、確実にいえるのは、間違いなくフェードヒッターおよびスライサーには強力な武器になってくれるFWということです。見た目的にもクラウンの大きさが確保されているので、小顔系FWに苦手意識のある方にはおすすめですね。

<ピン「G410 SFT」FW>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレススチール、フェース=フォージドマレージング綱C300
■ロフトバリエーション:3W=16度、5W=19度、7W=22度
■シャフト(重量/トルク/調子):「ALTA J CB RED」(X=62g/3.5、S=54g/4.5/中調子、SR=49g/5.0/中先調子、R=44g/5.4/先調子)。「PING TOUR 173-75」(X=76g/2.8/手元調子、S=70g/2.9/中元調子、R=64g/3.3/中調子)。「PING TOUR 173-65」(X=62g/3.2/手元調子、S=57g/3.4/中元調子、R=53g/4.3/中調子)。「ALTA DISTANZA」(38g/5.9/先調子)。「The ATTAS」(6S=63g/3.6/中調子、5S=54g/5.6/中調子)。「Speeder EVOLUTIONⅤ」(661S=66g/3.7、569S=59.5g/4.5/先中調子)。「TENSEI CK Pro Orange」(70S=72g/2.9、60S=64g/3.5/手元調子)。
■価格:「ALTA JCB RED」「PING TOUR 173-75」「PING TOUR 173-65」「ALTA DISTANZA」装着モデル各1本4万2000円+税。「The ATTAS」「Speeder EBOLUTIONⅤ」装着モデル各1本5万4000円+税。「TENSEI CK Pro Orange」装着モデル1本5万7000円+税。
■発売予定日:2019年3月21日