どーもです。

ヨネックスのニューモデル「Royal EZONE」シリーズですが、今日紹介するアイアンが最後になります。先代試打は#8でしたが、それでもそのぶっ飛びぶりには驚愕でした。そして、#7を試打できた今作では、あらためてその打ちやすさとぶっ飛びぶりに驚愕! 打った自分が思わずその弾道に見入ってしまうような、まるで自分が上手くなったと思わせてくれるようなアイアンでした。では、早速いってみましょう!

まずは見た目から。

先代同様ポケキャビですが、ポケット部分がより直線的になっていたように感じました。

フェースは、セミラージですね。先代よりもトゥ・ヒール方向にやや長くなっていたような印象もありますが・・・

ソール幅ですが、これはセミワイドと言っていいのかな!? 部分的にはかなりワイドな場所もあるんですよね。トレーリングエッジ側のラウンドラインが特徴的ですが、先代よりもさらにそれが強調されていたように感じました。

ネックはグースネック。ボディを見る限り、確実に低深重心化が計られていると思います。少なくとも、見た目からはそう感じます!

構えてみるとこんな感じでした。結構トゥが立ってつかまりも良さそうなイメージですね。トップラインの厚みも先代同様ですかね!!

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Royal EZONE」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角61.5度、長さ37.75インチ、総重量344g、バランスC9。シャフトスペックは重量44g、トルク4.8、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町で、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、重量的にはかなり軽めです。そして、グリップもかなり細めに感じました。シャフトを手でしならせてみると、やはりちょうど真ん中辺りが1番しなっていたように感じましたね。ですが、ワッグルすると結構中間から先でしなる感じなんです。でも素振りしてみると、それほどヘッドを感じないという、なんか不思議な感覚のアイアンでした。

実際に打ってみると、まずその弾道にビックリです。言うまでもなくボクは腐れフッカーですので、正直打つ前は「大丈夫かな・・・!?」なんて一抹の不安もありましたが、その不安は一発で吹き飛ぶと同時に、「んっ!? もしかしてうまくなったか!」なんて勘違いしそうな弾道の連発でした。FW、UTはなかなかつかまりがいいモデルだと感じていたので、アイアンもその辺を加味しての試打にはなりましたが、それでもこの弾道にはビックリです。しっかり球が上がるし、スピン量がやや少なめで、ボクのスイングでもそれほど曲がらず、何より飛距離が出ます!! そう、いわゆるぶっ飛び系アイアンですね!! 先代も飛距離的にはかなりぶっ飛びだと思っていましたが、今回#7を試打してみて、26度でもこれだけラクに打てて190yオーバーは、アマチュアゴルファーにとっては申し分無しのクラブだと思いましたね!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS38.3m/s、初速55.4m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量3592.4rpm、サイドスピン-661.6rpm、飛距離194.2rpm
【ベスト】
HS38.6m/s、初速55.9m/s、打ち出し角17.0度、バックスピン量3285.8rpm、サイドスピン-965.2rpm、飛距離196.9y

打感は弾き系。「パチン」と軽快な弾き音と相まってか、ボクはそう感じました。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道! ロフト角を考えれば〝超〟高弾道といいてもいいほどです! ラクに球を上げてくるイメージだったし、とにかくスピン量がかなり少なめでしたね。これまでのアイアンの中でも屈指のスピン量の少なさなんじゃないかなって、そう感じる何かもありました。

出球傾向ですが、ボクのスイングでいい感じのドロー系でした。まぁ、これもFW、UT同様いつも通りのスイングではなく、ゆっくり目を意識しての試打でした。おそらくつかまりはかなりいいモデルのように思います。

シャフトフィーリングですが、アイアンでもFW、UTとほぼ同じような感覚でしたね。しなり戻りの速さはあると思いますが、意外と素直かつシャープに振り切れるイメージでしたね。ヘッドとの相性がいいのかもしれません。そう考えると、ドライバーフィーリングだけがちょっと異質にも思えますが、まぁ、その辺は最後のまとめで触れましょう。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりにおすすめですね。基本性格的にFW、UT同様オートマチックに球を上げて、つかまえてくれるモデルだと思います。おすすめタイプはスインガータイプで、持ち球的にフェードおよびスライス系ですね。そして何より、ぶっ飛びです!! ここまで飛距離が期待できなら、シャフトを軽量スチールにして、UTとして仕込みたくなる1本でした。

「Royal EZONE」シリーズの総括ですが、基本的にHSゆったり目のスインガー向けのモデルだと思います。ですが、ボクがちょっとだけ気になったのが、ドライバーだけなんかイメージが違ったことですね。結果的には同じような出球になると思いますが、球の上がり方、つかまりのイメージが若干違いました。まぁ、そこまで気にすることでもないのかもしれませんが、思った以上に身体は敏感に感じるところがあるので、ドライバーのティショットはいいとしても、それ以後打つクラブで身体が勝手に反応してしまうとかありそうかも…というのが、気になるところでした。FW以下の性格はほぼ同じように感じたので、ボクならドライバーをチューンするかな!!

そうそう先代で掲げた〝ハイブリッドフェアウエーウッド〟ですが、関係者に話をきいたところ、やはり結果的に市場に受け入れられなかったようですね。アイアンの流れからのアプローチでそのようなコンセプトになったようですが、同ブランドのターゲット層を考えればFWからの流れが自然ですよね。ということもあって、今回FW、UTといわけた理由のようです。

<ヨネックス「Royal EZONE 」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9.5▽操作性:7▽構えやすさ:7▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:(#5~PW)高強度AM365マレージング綱+グラファイトハイブリッド+タングステン合金+カーボンプレート、(AW~SW)SUS431ステンレススチール+タングステン合金
■シャフト(重量/トルク/調子):「Royal EZONE」(SR=44g、R=42g/4.8/先中調子)※#7の場合
■価格:4本(#7~PW)セット13万2000円+税、単品(#5、#6、AW、SW)各1本3万3000円+税。