どーもです。

今日紹介するのは、コブラ・プーマ・ゴルフのニューモデル「KING F9」シリーズのUTです。往年の名器「バフラー」を思わせるソールのレールが印象的なUTですね。このUTの実力やいかに!? 果たしてボクでも打ちこなせるのか? 挑戦してみましたので、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

UTからイエローが無くなり、ブラック&レッドになります。これはこれで嫌いじゃないっす(笑) また、UTはカチャカチャ(弾道調整システム)は採用されていません。もちろん「バフラー」を思わせるソールのレールが特徴ですが、何気に赤いウエートにつながるフェース側からのスロープ設定も、すっと抜けるようなイメージですね。

フェースはセミディープかな。長方形な顔つきがボク的には、「ザ・ハイブリッド」的な印象です。ソールのレールも存在感バッチリですな!

ボディはセミディープですね。しかも結構コンパクトに見えました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。トゥ側にボリュームがある今風な見た目ですね。「ザ・ハイブリッド」なフェース形状からは、今ひとつ想像できなかった形状でした。

今回試打したのは、オリジナルシャフト「Speeder EVOLUTION for Cobra」Sフレックス装着モデルの3H。試打スペックは、ロフト角19度、ライ角58度、長さ40.75インチ、総重量332.0g、バランスD0。ヘッド体積未発表。シャフトスペックは、重量62g、トルク3.4、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚は、重量的にはやや軽めですが、グリップはやはり太め。これは「KING F9」のポリシーかもしれませんね。シャフトを手でしならせてみると、ドライバー&FW同様Sでもやや柔らかめ。また、グリップの拳の先辺りのしなり感ですが、このUTでも感じました。ですが、FWと同じような感覚で、素振では特に気にならない程度でした。

実際に打ってみると、やはりFW同様しっかり球が上がりますね。たいていの5Wがロフト18度なので、19度のUTは普段あまり使うことがありませんが、これだけ球が上がるのであればUTもありかなって、ちょっとだけ思いましたw ところがスカイトラックデータ的には、飛距離が出ていません。弾道を見る限り、奥のネット200y表示よりもやや上に着弾していましたが、「これはいっただろう!!」と思うような辺りでも、205y辺りでした。スピン量が多いわけでもなさそうですが・・・。それだけが謎ですわ。かなり打ちやすいUTであったことに間違いはありません。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS39.3m/s、初速56.9m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量3166.3rpm、サイドスピン-711.2rpm、飛距離202.6y
【ベスト】
HS39.2m/s、初速56.7m/s、打ち出し角16.3度、バックスピン量2971.9rpm、サイドスピン-966.1rpm、飛距離203.5y

打感はソリッド系です。音もドライバー&FWとほぼ同じで、この辺のフィーリングの統一感はさすがですね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道です。スピン量も適量かと思いますが、前述通りのスカイトラックのデータ的な飛距離はいまいちでした。19度なら210yはマークしたかったかも・・・。とはいえ、弾道的には文句なしです!

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。UTはクラブの特性上もっとつかまってしまうイメージですが、このUTは適度なつかまりを実現しながらも決してつかまりすぎないイメージでした。

シャフトフィーリングですが、ボク的にはFWと同じような感覚でしたね。グリップの拳の先辺りの緩さはありますが、実際に打った際にはほとんど気になりません。全体がムチのようにしなるイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。往年の名器「バフラー」を思わせるモデルで、芝の上でその抜けの良さを発揮してくれそうなイメージでした。マットの上では多少手前から入っても滑ってくれますが、このUTは芝の上でも抜けが良さそうなイメージでした。そして、おそらか「KING F9」のコンセプトである「直進性の高さ」は、このUTでもいきています。ボクの場合、UTだとつかまりすぎる傾向が強いのですが、このUTはつかまるけど、決してつかまりすぎないという感じでした。そういう意味では、このUTもある程度自分で球をつかまえられる方がいいのかもしれません。何はともあれ、より実戦的なUTだと思います!

<コブラ・プーマ・ゴルフ「KING F9」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8.5▽上がりやすさ:9▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8.5▽ミスの許容度:8.5
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレススチール、フェース=475ハイストレングス
■ロフトバリーション:2H(17度)、3H(19度)、4H(21度)、5H(24度)
■シャフト(重量/トルク/調子):「Speeder EVOLUTION for Cobra」(S=62g、SR=61g、R=60g/3.4/中調子)
■価格:「Speeder EVOLUTION for Cobra」装着モデル各1本2万6000円+税