どーもです。

今日から紹介するのは、コブラ・プーマ・ゴルフのニューモデル「KING F9」シリーズのアイアンです。今回「SPEEDBACK(スピードバック)」「FORGEDTEC(フォージドテック)」の2モデルをラインアップ。まずはいかにも飛びそうな「スピードバック」アイアンから紹介しましょう。まずは見た目から。

見た目から一瞬中空アイアンかと思ってしまいましたが、どうやらそうではないようです。いわゆるキャビティタイプだと思います。ヒール&トゥに配置されたタングステンウエートの総重量は33g。ミスヒットには相当強そうだなって、その意図をくみ取れます!

フェースはセミラージかな。やや長方形を意識したボックスタイプに見えますが、何より特徴的なのがネック側トップラインの絞り方ですね!

ソールはセミワイドですが、その形状が唯一無二!! いままでこんな形状を見たことはありません。ソールの中央部を囲むようにリーディングエッジ、トレーリングエッジに加え、トゥも削られて(でいいのかな?)います。その分接地面積が減るってことでしょうが、抜けを意識してだけなのかな?

ネックはセミグース。ボディはかなりファットで、低深重心を意識したモデルということが、見た目からも認識できると思います。

構えてみるとこんな感じ。かなりロフトが立っているように見えましたね。こうしてみるとトップラインはしっかり厚みが確保されているんですね。レンジ試打時には、「結構薄いな~」なんて感じてしまいました。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO ZELOS 8」Sフレックス装着モデルの#7。試打スペックは、ロフト角29.5度、ライ角63.5度、長さ37インチ、総重量401.0g、バランスD1。シャフトスペックは、重量87.5g、トルク2.3、先調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には結構軽め。グリップもウッド系の太さ比べるとやや細めにも感じましたが、ボク的には悪くない太さでした。スチールシャフトですが、手でしならせてみると、結構しなるイメージでした。中間よりやや先辺りがしなりポイントかな。ワッグルしてみても、中間から先にかけてヘッドが動くイメージでした。素振りしてみると、その動きのわりには素直に振り切れました。

実際に打ってみると、まぁ、ストロングロフトですがガッツリ球が上がります。これはボクにとって扱いやすいクラブの最低条件なので、まずそこはクリアでした。それにしても最近のストロングロフトモデルは、どのモデルもガッツリ球が上がりますね! 一昔前なら#5のロフトに匹敵するロフトでも、これだけラクに球が上がると、クラブの進化を感じますね。これはシャフトとの相性だと思いますが、つかまりもかなりいい感じ!! ダウンからインパクトにかけてヘッドが走って、球をつかまえてくれるイメージでした。腐れフッカーのボクにはややオートマチックにつかまりすぎるイメージもありましたが、ボディターン系払い打ちのタイプでも、しっかり球がつかまるモデルだと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データがこちら。

【3球平均】
HS37.2m/s、初速54.0m/s、打ち出し角19.5度、バックスピン量3961.9rpm、サイドスピン-722.1rpm、飛距離185.8y
【ベスト】
HS37.1m/s、初速53.9m/s、打ち出し角18.7度、バックスピン量3881.1rpm、サイドスピン-844.6rpm、飛距離188.8y

打感は弾き系かな。でもガッツリ芯を食うとボールのつぶれ感も存分に感じられます。音がやや高音系だったので、弾き系に感じたのかもしれません。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道。前述通りガッツリ球が上がります! これはもう払い打ち系でもガッツリ球が上がるでしょう。スピン量もロフトに対してかなり少なめに感じました。

出球傾向ですが、ボクのスイングでやや強めのドロー。かなりオートマチックにつかまるイメージでした。ボク的にはややアウトサイドインを意識したほうが、いい感じのドロー系の球を打ちやすいイメージでした。

シャフトフィーリングですが、ダウンからインパクトにかけて、かなりヘッドが走るイメージでした。いわゆる先調子系の動きですね。この動きで球をつかまえてくる感じでしたが、いわゆる〝ビュンと走る〟といったイメージではなく、ボクにとってはあくまでも自然なフィーリングで走る感じでした。これ、結構重要ポイントだと思います!

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS38~40m/s辺りにオススメかな。重量的に軽いのでHS42~43m/sだと、実戦で振り過ぎてしまうかもしれません。いわゆるボディターン系払い打ちタイプにおすすめで、持ち球的にはフェード、スライス系の方向けだと思います。意外と見た目がシャープで、構えたときに「おっ!!」なんて思ったりするかもしれません。でも、実際にはオートマチック系アイアンなので、クラブを信じてしっかり振り切れば、後はクラブが何とかしてくれそうなモデルだと思います。

<コブラ・プーマ・ゴルフ「KING F9 スピードバック」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:(#4~#7)17-4ステンレススチール、(#8~SW)431ステンレススチール
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO ZELOS 8」(S=87.5g/2.2、R=84g/2.3/先調子)。カーボンシャフト「Speeder EVOLUTION for Cobra」(S=66g、R=63g/2.6/中調子)
■価格:6本(5~PW)セット11万4000円+税、単品(#4、GW、SW)各1本1万9000円+税。