どーもです。

ヨネックスの激スピンウエッジ「EZONE W 501」ウエッジを実戦&試打してきました。こちらも、石岡ゴルフ俱楽部で実戦投入後、いつものメトログリーンで試打してきました。このウエッジはアン・ソンジュプロ使用モデルです。男子プロではこのウエッジをテストした池田勇太プロが「スピンがかかり過ぎてコントロールできない!」と言ったモデルなんだとか。プロが打ってスピンがかかるのは当然ですが、ダウンブローに打てないボクらアマチュアでもその性能を体感できるのでしょうか。その辺も含めてレポしたいと思います。

まずは見た目から。

いかにも丸型ウエッジっぽい雰囲気ですよね。バックフェース下部にはグラファイト素材の制震材が装着されていました。黒い部分ですね!!

フェースは気持ち大きめから。ネック側の縦幅が確保されているので、こうしてみるとバックからみたほど丸型のイメージではなかったかな。ちなみに、このミゾとミゾの間に凸型の3本ラインが設定されています。

寄って撮影してみましたが、分かりますかね!? この凸型ラインの高さは0.025mmなんだとか!! これを鍛造で作ることでより硬度が増し、すり減りずらくその高さがほぼ変わることがないのが、激スピンの秘密のようです。これは同社の独自技術で特許にもなっているんだとか!

ソールはセミワイド。でも、リーディングエッジからトレーリングエッジに向かって半月型に削られています。これはフェースの開閉がしやすそうですね!

ネックはストレート。バックフェース下部が結構特徴的だったりします。バンス角は52度で10度でした。

構えてみるとこんな感じ。後ろからみて丸型ウエッジを想像していましたが、実際に構えてみるとティアドロップタイプでした。顔つきですG、ボクにはちょうど良い感じでした!

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 115」WEDGEフレックス装着モデルの52度。スペックは、ロフト角52度、ライ角63.5度、バンス角10度、長さ35インチ、総重量459.4g、バランスD1。シャフトスペックは、重量122g、トルク1.5、中調子。

持ったみた感覚は、重量的には結構軽めに感じました。また、グリップもやや細めでしたね。このシャフトは初体験でしたが、「ウエッジフレックス=硬い」とか思いこんでいましたが、このシャフトは結構しなります! それもクセのない素直なしなに感じましたね。素振りしてみた際のしなりポイントは、中間よりも気持ち手元だったように感じました。

実戦投入は茨城・石岡GCでボールはテーラーメイド「TP5」(先代)、レンジ試打は東京・メトログリーン東陽町で、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールでした。

まずは15yイメージですが、そのスカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら

【3球平均】
HS13.5m/s、初速13.3m/s、打ち出し角24.3度、バックスピン量3242.0rpm、サイドスピン-450.7rpm、飛距離15.3y

実際のコースでは、2バウンド目にスピンがかかる感じで、かなり突っ込めるイメージでした。寄せでも思った以上にスピンがかかるのでツッコミ切れずショート傾向があったのも事実ですが、まぁ、その半分はボクの腕やメンタルの問題なんですけどね!! あと、打感がメッチャ柔らかいんです!! これ、結構ポイントかもしれませんね。レンジ試打もかなり安定した結果でした。

続いては50yイメージですが、スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS24.6m/s、初速24.4m/s、打ち出し角27.1度、バックスピン量5648.6rpm、サイドスピン-374.2rpm、飛距離52.9y

印象的だったのは18番の4打目(汗) 48yショットがピン奥1yにつきましたが、ピッチマークを見る限り着弾した数cmで止まっていました。レンジ試打でも、ボクがこの距離で弾道がこれだけそろうのは奇跡的ですw なんか好感触・・・!

最後は100yイメージですが、スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS30.9m/s、初速36.3m/s、打ち出し角27.6度、バックスピン量8417.4rpm、サイドスピン-1376.8rpm、飛距離100.7y

打感はかなりマイルドです。どうやらフェース自体が柔らかいようです。開発担当者は「世界一柔らかい!!」と豪語していまいたが、果たしてそれが正しいかを検証するのは物理的にも無理ですので、紹介だけしておきます。音は中音系でした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。

レンジ試打では52度で8400rpm辺りでしたが、10球に1球くらいの確率でダウンブローに打てると、2球目のような9000rpm越えもありました。そういう意味では、まぁ、ボクレベルでもそのスピン性能は感じられるモデルでした。

なお、実戦では6番で残り98y52度ショットがピッチマークから判断すると、2y程戻っていました。

そして何より、打感がメッチャソフト!! これ、スピンコントロールする上では重要なポイントになりますよね。まぁ、ボクにはできない技術ですが、それでも結構重要要素だと思います!!

ちなみに、58度モデルも実戦投入の上、試打してみました。

バックフェース

フェース

ソール

横顔

構えてみるとこんな感じでした。

こちらのスペックは、ロフト角58度、ライ角63.5度、バンス角12度、長さ35インチ。総重量463.9g、バランスD2。試打モデルは52度、58度の長さが一緒でした!

こちらはスピン量確認でフルショット1発のみですが、そのスカイトラックの弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

スピン量は9100rpmとまずまずでした。フェースを開いて1yイメージショットを打ってみると、結構食いつくイメージで、1yどころか50cmくらいのキャリーで止まるショットが打てました。あとは、ラフからのショットで普通のウエッジとの差を感じましたね。ラフからでも普通のウエッジよりもスピンがかかっているイメージでした。そうそう、バンスがかなり付いているので、濡れてしまった砂でもかなり良い感じのバンカーショットが打てました!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43m/sくらいあれば十分使えそうなイメージでした。正直ボクには軽めに感じたのと、グリップがやや細めだったので、最初はハーフトップ気味のミスが何度かありました。ですが、それでも止まってくれるという、うれしい結果となりました。スピン性能については、フルショットよりも短いコントロールショットやアプローチ系のほうが感じやすいかもしれません。

このウエッジを語る上でスピン性能が第一になりますが、それ以外のバランスはかなり高次元でグッドフィーリングでした。多彩な技を具現可しつつも、ミスもある程度カバーしてくれるのがこのウエッジの魅力だと思います。

<ヨネックス「EZONE W501」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:10▽操作性:9▽抜けの良さ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9.5
■ヘッド:S25C+グラファイトハイブリッド
■ロフトバリエーション(ロフト/バンス):(48/8)、50/10、52/10、(54/12)、56/12、58/12 ※( )はカスタムオーダー対応
■シャフト(重量/トルク/調子):「NSPRO MODUS3 115」(WEDGE=122g/1.5/中調子)
■価格: 1本2万5000円+税