どーもです。

先週お届けした石岡ゴルフ俱楽部のラウンドレポートで紹介したアドラージャパン「JADE ADLLER 460-RX」ドライバーをレポします。アドラージャパンはロマロに在籍していた方が独立して立ち上げたブランドです。ウエッジやチッパーなどを世に送り出していましたが、今回ドライバー完成ということで試打させていただきました。同社のクラブを打つのは初めて! 1球も打たぬままにいきなり実戦投入からのレンジ試打という流れでしたが、かなり飛び系ドライバーでした。その辺をきっちり紹介しましょう!

まずは見た目から。

ソールデザイン的にはシンプルですね。ソール後部にウエートらしきバッジがあるので、かなりの深重心を意識したモデルかもしれません。

フェースはシャローかな!? ボク的にはちょうどいい感じでした。形状的にトップライン中央部に気持ちボリュームがあるのがポイントかな!

ボディを見てみると、シャローボディなのが分かると思います。また、ストレッチバックで、やはり深重心を意識したモデルなんでしょうね。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は大きすぎず、かといって小さすぎず、です。ヘッド体積450cm3の影響かもしれません。ややバルジ(トゥ・ヒール方向の曲線)が強そうなイメージで、若干フックフェースですかね。まぁ、ヘッド単体販売なので、あくまでも試打クラブの話ですので!

今回試打したのは、トライファス社製「バシレウスα60」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト10.5度、ライ角不明、長さ45.5インチ、総重量308.0g、バランスD1。ヘッド体積450cm3。シャフトスペックは、重量66.5g、トルク3.0、先中調子。

ラウンドは茨城・石岡GCでボールはテーラーメイド「TP5」(先代)、レンジ試打は東京・メトログリーン東陽町でボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた第一印象は、「あれ!? なんか軽い!」でした。でもグリップはちょうど良い感じの太さでしたね。シャフトを手でしならせてみると、手元にややしっかり感のあるまずまずの硬さで、しなりポイントは中間からやや先辺りでした。ワッグルしてみると、そこそこヘッドが動く感じ。素振りしてみると。手元がしっかりしているからか、その分ダウンからインパクトにかけてヘッドが加速する感じでした。

実際に打ってみると、かなり直進性が高いイメージでした。スピン量も少なめで、芯を食えばかなり飛距離が期待できそうなモデルのポテンシャルを感じました。実際石岡GCでのラウンドでは、2度ほど約260yをマーク!! これは、ボクとしてはかなりのぶっ飛びです。ただし、最近のドライバーでは何気に芯が狭そうなイメージでした。トゥ側に外せばフック系、ヒール側に外せばスライス系が出やすいのですが、それでも曲がりが少ない分コースでのケガ防止になりそうな雰囲気でした。また、しっかり芯を食えば飛びまずが、外すと思った以上に距離がでていません。芯を食ったMAXが262yでしたが、「これは外した」「ちょっとコスッた」の当たりは230~235yでした。まぁ、この235yというのはボクの平均飛距離でもあるので、それを考えると十分〝飛び系〟ドライバーなんですけどね!! MAX飛距離がちょっと予想以上だっただけに、「芯を外すと飛ばない」なんて思ってしまいまいたが、実はそれなりに飛んでいるドライバーでした! そうそう、何気にボクのスイングでもフェード系も出ますが、これはシャフトの相性かもしれませんね。その辺はシャフトフィーリングで書きましょう。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.2m/s、初速61.2m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量2381.4rpm、サイドスピン-262.4rpm、飛距離246.7y
【ベスト】
HS42.2m/s、初速61.3m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量2361.3rpm、サイドスピン-305.3rpm、飛距離248.0y

打感は弾き系。芯を食っても、結構弾き感強めでした。音がやや高めで、若干金属音系のキンキンした感じでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高めの中弾道。ロースピンの強弾道イメージで、ボク的にはやや高めの弾丸ライナー系のイメージでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングでほぼストレートから軽いフェード系。ヘッド自体のつかまりはまずまずだと思いますが、ボクはシャフトとの相性をちょっと疑っています。

そのシャフトフィーリングですが、ダウンからインパクトにかけて中間から先辺りがしなってヘッドを加速させてくれる、いわゆる先中調子系の動きだと思います。ですが、このシャフトの特徴は結構手元がしっかりしているイメージなところだと思います。なので、スイングでタメ過ぎると結構ヘッドがギュンと返るイメージで、そうなると腐れフックもでます。ですが、素直にヘッドを落としてあげて大きなスイングを意識するとなぜかフェード系がでました。これはコースでも同じで、ほぼプッシュアウトで右に打ち出して、いつもならフックで戻ってくるのですが、この組み合わせだとそのまま真っ直ぐかややフェード系という出球でした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/s辺りがスイートエリアかな。いわゆるぶっ飛び系ドライバーだと思います。シャフトによっても相性は変わると思いますが、基本性格的にはオートマチック系でしょう。ヘッドを見る限りでは低深重心モデルですが、そのわりにはやや球の上がり方がイマイチだったような印象もありました。最近はどこで打っても極端に曲がらない、極端に距離が落ちないドライバーが多いですが、この「460-RX」は極端に曲がらないけど、距離は結構落ちます。そういう意味ではケガが少ない実戦的なモデルのイメージでした。このマッチングだと、ある程度叩ける方のほうが合いそうですね。

個人的には、もう少しだけ手元剛性が低い先中調子系か、真逆の元調子系を合わせてみたかったかもです。

<アドラージャパン「JADE ADLLER 460-RX」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:9.5▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ6-4チタン フェース=SP700
■価格:ヘッドパーツ販売1個6万8000円+税 ※別売りウエート調整ビス(タンステン(6g)1600円+税、ステンレス(3.4g)アルミ(1.4g)800円+税)