どーもです。

ミズノのニューモデル「ミズノプロ」シリーズ最新モデルアイアンですが、今日紹介するのは「ミズノプロ520」です。5シリーズは〝チタンマッスル〟を掲げるモデルですよね。「ミズノプロ518」とは何が違うのか? そしてそれはボクレベルでも感じられるモノなのでしょうか? 早速いってみましょう!

まずは見た目から。

バックフェースのチタン部ですが、「ミズノプロ518」のストレートに対して、ミズノプロ520」はトゥ側に山を持ってきています。これは重心距離を伸ばす効果があると思います。たいていのクラブの芯はフェース中心ではなかったりしますが、おそらくフェース中心付近に芯を近づけようという試みではないかと思われます。

フェースですが、ボクには大きすぎず、小さすぎずで、ちょうど良い感じの大きさでした。形状は「ミズノプロ518」とほぼ同じかな!

ソール幅もボクには良い感じ! 「ミズノプロ518」はトゥ側に見た目でも分かるようにタングステンウエートが配置されていましたが、「ミズノプロ520」は見た目では分かりません。でもしっかり配置されています。なお、先代の18gに対して今作は12gとなっているようです。

ネックはストレートですね。ボディの厚みですが、「ミズノプロ520」はかなり低重心を意識したような形状に見えました。「ミズノプロ518」とは別モノでした。

構えてみるとこんな感じ。「ミズノプロ518」ではトップブレードがやや厚めに感じましたが、「ミズノプロ520」は若干狭めになったように感じました。その分シャープな顔つきに見えました。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH neo」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角32度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量418.0g、バランスD0.5。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めかな。でも、グリップは良い感じの太さでした。「ミズノプロ920」よりは確実に太めです。シャフトを手でしならせてみると、まぁ、しっかりしていますよね。昨日紹介した「NSPRO Zelos7」がかなりしなる感じでしたので、よりしっかり感を感じたというのもあるかもしれません。ワッグルしてみると、ヘッドの動き方はそれほど大きくなく、素振りしてみてもシャープに振れるイメージでした。

実際に打ってみると、あらビックリ!! 「何この球の上がり方!?」って思わず突っ込みたくなるような球の上がり方でした。「ミズノプロ520」恐るべし・・・!! ここまで球が上がると正直「アレッ!?」となって飛距離ロスも心配ですが、そんな心配はもちろん不要です。弾道を見ても吹け上がっているようなイメージはなく、打ち出しからドーンと高弾道です。しかも、スピン量も適量で最高到達点から良い感じの放物線を描くイメージで、最後にひと伸びがある感じ。そんな感じで奥のネットに突き刺さっていました。スカイトラックのデータ的にも平均して5300rpmあたりなので、スピン量は適量でしょうね。このアイアン、すごいかも!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.7m/s、初速52.2m/s、打ち出し角19.1度、バックスピン量5365.4rpm、サイドスピン-1089.3rpm、飛距離180.3y
【ベスト】
HS41.4m/s、初速53.0m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量5292.3rpm、サイドスピン-1391.7rpm、飛距離182.7y

打感が柔らかめ。吸い付くような柔らかさは、ミズノならでは!! 音も違和感のない中高音系で、心地良いですね!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道で、超高弾道といっても過言ではないでしょう! 最近のアイアンは、球を上げる意識は全く必要のないモデルが増えていますが、中でもこの見た目でここまでのモデルは意外と少ないかもしれません。

出球傾向ですが、ボクのスイングで良い感じのドロー系。この「ミズノプロ520」は「同920」のようにヘッドを右前に放り出すイメージ無しで、良い感じのドローが打てました。つかまりはほどよいつかまりで、ボクのようなフッカーでもつかりすぎないのは好印象でした。

シャフトフィーリングですが、かなりニュートラルなイメージで、このヘッドとのマッチングもかなり良い感じでした。打つ前のイメージでは。もうちょっと大きめのヘッドで低深重心モデルのほうが合いそうかなたとも思いましたが、それは全くの杞憂でした! 切り返しでのヘッドの感じ方、ダウンからインパクトにかけてのしなり感など、このマッチングに文句のつけようがありませんでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/s辺りにオススメです。球の上がり方を考えれば、払い打ち系でもしっかり球は上がりそうですね! でも、おすすめしたいのはボクレベルのプチヒッタータイプかな。つかまりも程よい感じなので、それほど左を気にせずに打てるアイアンだと思います。さらに言えば、メッチャシャープに振れます!! 捻れ感なし! フィーリングはもちろんですが、それで計測値180yって・・・!! マイアイアン「Xフォージド」にはまだまだ頑張ってもらうつもりですが、もし変えるとしたらこの「ミズノプロ520」は確実に筆頭候補です。ぜひ、試打してみてください!

<ミズノ「ミズノプロ520」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=マイルドスチール(S25C) ウエート=キャビティ部 純チタン、トゥ部 タングステン
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」「NSPRO MODUS3 TOUR120」「NSPRO950GH neo」「NSPRO Zelos7」。カーボンシャフト「MFUSION i」「OTi85」「MCI80」「ツアーAD75」ほか。
■価格:スチールシャフト「ダイナミックゴールド」装着モデル1本1万9000円+税、「NSPRO MODUS3 TOUR120」「NSPRO950GH neo」「NSPRO Zelos7」装着モデル1本2万円+税。カーボンシャフト「MFUSION-i」装着モデル1本2万1000円+税、「OTi85」装着モデル1本2万6000円+税、「MCI80」装着モデル1本2万4000円+税、「ツアーAD75」装着モデル1本2万5000円+税。