どーもです。

ミズノのニューモデル「ミズノプロ」シリーズですが、今日紹介するのはアイアン型UT「ミズノプロ FLI-HI」です。先代とは見た目から別モノ感がですが、果たしたどう変わったのでしょうか。そして、ボクレベルでも打てるシロモノなのでしょうか。というわけで、早速いってみましょう!

まずは見た目から。

この「ミズノプロFLI-HI」もアイアン同様、バックフェースの山がトゥ側に寄せられているので、重心距離は気持ち伸ばして、フェース中央に芯を持ってきているんじゃないかなって思います。

フェースは、まぁ、小顔でしょうね! ボクのキャディバックから#4が消えてからずいぶんと長い時間が経っていますが、まさに懐かしいロングアイアンのイメージでした。形状的には、先代と変わらないように感じました。

ソール幅は狭めに感じました。先代に比較しても狭くなったように感じました。また、世代ではタングステンウエートが視認できるように配置されていましたが、今作では内部配置に変更されています。どうやらトゥ・ヒールに振られているようですので、ミスヒットへの寛容性を意識したモデルになっているようです。

ネックはセミグース。先代に比べるとややボディ下部の厚みが増していました。より扱いやすさを目指したのは分かりますが、まぁ、言うてもそこはアイアン型UTなので・・・

構えてみるとこんな感じ。えっと・・・、ロングアイアンですね・・・!! 構えた感じからは難しさしか伝わってきません。ボクレベルの場合、まずはこの見た目を超えて手に取れるかが第一関門になりそうです。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH neo」Sフレックス装着モデルの4U。スペックは、ロフト角22度、ライ角60.0度、長さ38.25インチ、総重量397.2g、バランスD0.5。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップは意外と太めでした。そして長さですが、先代比-0.25インチになっています。それにも関わらず、若干長めに感じました。シャフトを手でしならせてみると、それほどしなる感じはなかったです。ワッグルしてみても、それほどヘッドは動きません。まぁ、その分シャープに振れそうなイメージではありますけどね。素振りしてみると、そのイメージ通りの振り感でした。

実際に打ってみると、ん~、ちょっとボクには難しすぎですね!! 先代試打時にも書いていますが、見た目がもうロングアイアンなので・・・。もちろん、ロングアイアンよりも確実に打ちやすさはあると思いますが、構えた瞬間に感じる難しそうなイメージは確実にメンタルに影響を及ぼしていると思います。実際「ミズノプロ520」で言えば#4、「ミズプロ120」では#3に相当するロフトです。「ミズノプロ520」#7で約180y打てるので、そう考えると〝要らない〟(ボクにとっては、ですので!)となってしまいます。とはいえ、アイアン型UTで球筋をコントロールしたいという方がいるのも確かでしょう。特に最近の勝手に球が上がってしまうクラブの増加傾向の中で、高さを抑えられるというのはこのアイアン型UTの大きな存在意義かと思われます。でもボクレベルでは・・・!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.3m/s、初速54.6m/s、打ち出し角15.3度、バックスピン量3640.0rpm、サイドスピン-574.1rpm、飛距離197.8y
【ベスト】
HS39.6m/s、初速55.2m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量3888.4rpm、サイドスピン-446.3rpm、飛距離198.7y

打感は柔らかめですが、アイアン系ほど吸い付く感じはなく、むしろ若干弾いている感じもありました。音はやや高めかな!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、やや高めの中弾道ですかね。最近、球の上がりについては、ほぼ全てのクラブが上がりやすくなっているのに慣れてしまったのか、このレベルでも「きつい!!」と感じてしまいました。で、さらに驚いたのがスピン量!! 芯を外したわけではないと思いますが、このロフトで4000rpm以下って・・・!!

出球傾向は、ボクのスイングで主にドロー系。でも、傾向としてはスイング通りです。マッスルバックほどではありませんが、操作性にはちょっとしたシビアさも感じました。

シャフトフィーリングですが、けっこう良い感じ!! 今現在マイクラブのロマロ「RAY」UTに「NSPRO950GH」を挿していますが、個人的にウッド型UTとの相性はかなりいいと感じています。が、このアイアン型UTとも「同neo」の相性はなかなかいいものがあります。ウッド型UTで「同neo」を試したみたい衝動が・・・!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS43m/sは欲しい感じかな。スイング的には最低レベルブローの打てる技術は必要でしょう。先代試打時はまだ体力が戻っていなかったようで、今から見ると全然振れていません。その当時と比較はできませんが、体力が戻った状態でも、やはりシビアかなって感じてしまいました。アイアン型UTのメリットは球筋を操れることしか思いつきませんので、約200yをより簡単に打つことを主に考えるならウッド系UTをおすすめします。とはいえ、どんなクラブかは打ってみないと分からないので、試打する機会があれがぜひ1度お試し下さいね~!

<ミズノ「ミズノプロFLI-HI」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:7▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=ソフトステンレス(SUS431)フェース=クロムモリブデン綱(SCM435)ウエート=タングステン
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」「NSPRO MODUS3 TOUR120」「NSPRO950GH neo」「NSPRO Zelos7」。カーボンシャフト「MFUSION i」「OTi85」「MCI80」「ツアーAD75」ほか。
■価格:スチールシャフト「ダイナミックゴールド」装着モデル1本2万3000円+税、「NSPRO MODUS3 TOUR120」「NSPRO950GH neo」「NSPRO Zelos7」装着モデル1本2万4000円+税。カーボンシャフト「MFUSION-i」装着モデル1本2万5000円+税、「OTi85」装着モデル1本3万円+税、「MCI80」装着モデル1本2万8000円+税、「ツアーAD75」装着モデル1本2万9000円+税。