どーもです。

連日紹介してきたヤマハ「RMX」シリーズですが、いよいよアイアンに突入です。今回もアイアンは3モデルのラインアップですが、今日紹介するのは「RMX120」アイアンです。見た目では扱いやすさを意識したアイアンのように見えますが、「RMX118」からどう進化したのでしょうか? そしてそれはボクでも分かるのでしょうか? さっそくいってみましょう。

まずは見た目から。

構造的にはポケットキャビティです。「RMX118」のポケットがネック側だけだったのに対して、「RMX120」はフェースバック全てにポケットになっていました。

フェースはミッドラージかな。トゥがツンと立ったような形状は「RMX118」から継承されていました。

ソール幅ですが、フェースの大きさに対しては適当だと思います。「RMX118」はリーディングエッジ、トレーリングエッジそれぞれの削りが主張しているように見えましたが、「RMX120」はしっかり設定されていますが、それほど主張はしていないように見えました。また、リーディングエッジトゥ側よりもトレーリングエッジ側が長めになっていました。これ、なかなか見ない形状ですが、おそらくよりセンターに重心位置を持ってくるための方策ではと推測しています。

ネックは若干グース気味かな。ボク的にはセミグースですが、一般的なセミグースよりはグース度合いは低めかな。また、フェース下部バックのボリュームをみると、より深重心を意識したモデルだと視認できるでしょう。

構えてみるとこんな感じ。トゥが立っているのが視認できるので、つかまりは良さそうなイメージがありましたね。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量427g、バランスD2。シャフトスペックは、重量114g、トルク1.7、中元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。

持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかりしていますね。ボクにはちょうど良い感じ。グリップの太さも良い感じでした。シャフトを手でしならせてみても、まぁ、それほどしなりません。ワッグルしてみると、ヘッドの動きはごくわずか。素振りしてみると、かなりシャープに振れるイメージでした。

実際に打ってみると、かなりラクに打てました。「RMX118」よりも球の上がり方は見た目通り、より上がりやすくなっていました。「RMX118」でも払い打ち系でも球が上がるイメージでしたが、当然この「RMX120」もそこを踏襲しています。「RMX118」試打時は振れていないので比較データにはなりませんが、「RMX120」アイアンは平均的に飛距離アップしていたように感じました。これは単純に振れるようになったのかは自分でもわかりませんが、少なくとも「RMX120」のほうが気持ちよく振れていました。〝ミスヒットに対する寛容性が高い〟というよりは、〝ガッツリに芯を食いやすい〟というイメージでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.1m/s、初速51.5m/s、打ち出し角17.6度、バックスピン量5677.9rpm、サイドスピン-1042.2rpm、飛距離176.6y
【ベスト】
HS40.1m/s、初速51.5m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量5404.8rpm、サイドスピン-856.4rpm、飛距離178.0y

打感は、かなりマイルドですね。ポケキャビですが、ここまでの柔らかさを出せるんですね。音も良い感じの中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道!! 払い打ち系でもガッツリ球が上がるイメージでした。ボク的には、ダウンブローを意識した打ち方ですが、それでもこのスピン量です。いい感じですね~!!

出球傾向は、ボクのスイングでいい感じのドロー系。見た目的には良い感じでしたが、スカイトラックのデータだとサイドスピンが-1000rpmを超えることも・・・! そこまで曲がっているようには見えなかったんですけどね(汗)

シャフトフィーリングですが、切り返しで手元が気持ちしなる感じですね。あとはパキッとした感じで、シャープに振りやすいです。捻れ感もなく、ヘッドとのマッチングもグッドでしょう。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43~45m/sは欲しい感じかな。重量的にはしっかりしたモデルですが、重さ的に問題なければ、払い打ち系でも十分使えるモデルだと思います。「RMX118」からの進化でボクが感じたのは、やはり〝芯食い〟ですね。これは結果論かもしれませんが、ボクには芯を食いやすいモデルになっていました。もちろん、見た目から受ける安心感もなんらかの影響を及ぼしてしるかもしれません。そして、あらためて感じたのが、〝芯を食うのが最も飛ぶ〟ということ。試打は「RMX120」だけで10~20球ほどですが、ほぼ芯を食っていました。これ、ボク的には奇跡的です。打点がバラける傾向が強いボクが、これだけ芯を食うクラブはそうそうないですから!!

<ヤマハ「RMX120」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:9.5▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:クロムモリブデン綱
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)。「NSPRO RMX95」(S=98g/未発表/中調子)。
■価格:「NSPRO MODUS3 TOUR120」「NSPRO RMX95」装着モデル6本(#5~PW)セット10万8000円+税、単品(#4)1本1万8000円+税。