ふどーもです。

連日紹介してきたヤマハのニューモデル「RMX」シリーズですが、いよいよオオトリです。今日紹介するのは「RMX020」アイアンです。〝賞金王今平周吾プロが認めた〟なんてキャッチコピーですが、おそらくベースは以前のツアーモデル。ということは、藤田寛之プロのために作ったモデルですからね。とはいえ、たむ。プロ情報によれば、今平プロは「クラブにはかなりのこだわりがあるプロ」とのことなので、藤田プロ云々を抜きにしても、期待がふくらみます。って、どの目線なんだか・・・。なにはともあれ、いってみましょう。

まずは見た目から。

「RMX018」は〝ツアーモデル〟を銘打っていましたが「RMX020」からは外れました。見た目的にはマッスルバック(マッスルバックキャビティと命名されていましたが・・・)から、キャビティへと変更されています。これだけでも、ボクレベルでも使えそうに思っちゃうから不思議ですわ~!

フェースはコンパクト。トゥの立ち具合は「RMX120」とほぼ同じかと思いますが、ネック側の縦幅が確保されているので、それほどトゥが立っているように見えないのがポイントですかね。

ソール幅は、まずまずですかね。フェースのコンパクトさからはやや広めに確保されているイメージもありますが、まあ、決して広すぎるイメージはありません。

ネックはストレート。ボディも、当然ですが、3モデル中では最も薄めです。

構えてみるとこんな感じ。かなりコンパクトですが、ヤマハらしい顔つきかな!! コンパクトなわりには、なぜかボクレベルでも使えそうに勘違いさせてくれそうなオーラを感じました。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」S200フレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角34度、ライ角61度、長さ36.75インチ、総重量441g、バランスD2。シャフトスペックは、重量129g、トルク未発表、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。

持ってみた感覚ですが、重量的にしっかり重量級で良い感じ!! グリップも良い感の太さでした。シャフトを手でしならせてみましたが、それくらいではほぼしなりません。ワッグルしてみてもほぼヘッドは動きません。さらに素振り程度ではシャフトのしなり感はほぼ感じませんでした。

実際に打ってみると、ご機嫌な結果でした! 特になにも意識せずに普段のイメージで打ってみましたが、それでも弾道がそろい、かつ縦の距離も安定していました。「RMX120」「RMX220」でこの結果でも「ほ~、いいっじゃん!!」レベルですが、同じ結果がこの「RMX020」で出ると「あれっ!?」ってなります。この見た目で、このレベルのアイアンで、ボクレベルでいろんなモノがそろうのはかなり珍しい結果です。ボクなりに考えていましたが、「俺、今さら上手くなったか!!」(笑)って。まぁ、そんな冗談はさておき、「RMX120」「RMX220」でも書いてきた、〝芯食い〟効果でしょうね。重心位置とスイートエリアが近づくことで、芯を食いやすい効果がこの結果につながったと考えています。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.3m/s、初速50.4m/s、打ち出し角19.3度、バックスピン量5860.1rpm、サイドスピン-1129.9rpm、飛距離171.6y
【ベスト】
HS39.4m/s、初速50.5m/s、打ち出し角19.4度、バックスピン量5849.4rpm、サイドスピン-1185.7rpm、飛距離172.0y

打感はチョ~マイルド!! フェースに吸い付くような分厚いインパクトで、音も含め上級者が求めるフィーリングでしょうね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですが、これは〝ある程度ダウンブローに打ち込んで〟の条件付きかな。払い打ちでも球は上がりそうですが、弱々しい弾道になってしまうかもしれません。そういう意味では、ある程度の技術は求められるモデルでしょう。

出球傾向は、ボクのスイングで、良い感じのドロー系。でも、操作性は高そうです。最近になって少しだけフェードの打ち方がわかってきたボクですが、そんなボクでもフェードが意識してうてる操作性は感じました。かといって、スイングがそのまま弾道に反映するまでのシビアさを感じないのは、ボクレベルには好印象!!

シャフトフィーリングですが、DGの動きですね~! 切り返しでクッと手元がしなってタメを作ってくれるイメージ。ボクはこの感じで育っているので、タイミングが取りやすいですね。重量的に耐えられれば、ダウンブローに打ちやすいモデルに感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS44~45m/s以上は欲しいでしょうね。前述通り重量的にしっかり重めなので、まずはこの重量で振り切れるパワーが最低条件でしょう。その上で、ある程度ダウンブローで打ち込める技術は求められますが、そこさえクリアすれば、かなり心強い武器になりそうです。こういうアイアンでいいショットが打てると、ちょっとうれしくなりますね。そんな使い手の満足感も与えてくれるモデルでした。今回から〝ツアーモデル〟の名前がなくなっていますが、これはボクレベルでも使えそうに感じさせる実力のアイアンだからかなって。日本人ゴルファーは謙虚な国民性もあって、〝ツアーモデル〟と銘打っているだけで「自分にはまだ時期尚早」なんて思ってしまうかもしれません。実際に打ってみると平均スコア80台レベルなら、十分手を出せるモデルに感じました。

<ヤマハ「RMX020」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:8
■ヘッド:軟鉄(S20C)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールドツアーイシュー」(S200=129g/未発表/元調子)
■価格:6本(#5~PW)セット13万8000円+税、単品(#4)1本2万3000円+税。