どーもです。

PRGRのニューモデル「egg(エッグ)」シリーズを試打できました。同シリーズは過日紹介したラウンドレポート(習志野CC前編後編)で実戦投入レポをお届けしましたが、やっとレンジ試打できました。先代はルール適合モデルが「赤エッグ」、高反発モデルが「金エッグ」でしたが、今回は適合モデルが「egg5500」シリーズ、高反発はすでにレポートした「egg4800」シリーズになっています。今回もノーマルモデルと短尺モデルが用意されていますので、まずはラウンドレポの前半で投入したオリジナルモデルからいってみましょう。

まずは見た目から。

先代と比べると、ウエートポジションが見た目では変わっていましたね。ソール後部ではありますが、下部に変更しているので、その分低重心を意識したモデルかなと感じました。

フェースはシャローです。先代はかなりのビッグフェースでしたよね。それに比べると、全くの別ものですね。クラブの芯とフェースの見た目の真ん中を、より近づけることを意識した結果かもしれませんね。

ボディもシャロー。「egg5500」は先代に比べると、奇をてらうことがない形状になっていると思います。

後ろ姿ですが、ツヤ消しの部分がクラウンにまでかかっていますね。

構えてみるとこんな感じ。先代に比べると「逃げ顔」の度合いが減ったように見えました。確認してみると1度オープンなので、先代比は1度閉じていました。クラウンの投影面積は大きめ。形状的には先代同様の丸型ですが、ややストレッチバック度合いが増していたようにも見えました。

今回試打したのは、専用開発カーボンシャフト「egg」M-43(S)フレック装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59.5度、長さ45.25インチ、総重量290g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量50g、トルク6.4、中調子。

持ってみた感覚は、軽めです。試打ラウンドで1度手にしているので分かってはいましたが、まぁ、ここでも振れておきます。グリップはやや細め。シャフトですが、「M-43」はSフレックス相当とのことですが、手でしならせてみると、かなり柔らかめです。かなりしなるイメージで、しなりポイントが中間から先辺り。ワッグルしてみると、結構ヘッドが動くイメージなのと、グリップした両手の拳の先当たりにやや緩さを感じました。素振りしてみると、重心角が大きめなこともあってか、かなりヘッドが返ろうする動きを感じました。

実際に打ってみると、ザ・オートマチックドライバーです!! 球はめちゃくちゃ上がりやすいですし、その上でめちゃくちゃ球もつかまります。腐れフッカーのボクにはかなり逃がすイメージが必要なモデルですが、おそらくかなり頑固なアウトサイドイン系スライサーでもつかまるんじゃないかってくらい、切り返しのハーフウエー辺りからヘッドがギュンと返って、球をつかまえてくれるイメージでした。その動きが苦手な人もいるかもしれませんが、とにかく球がつかまらないという人にとっては、かなり実戦的なモデルかもしれません。ボクの場合、試打ラウンドでは良い結果は出ませんでしたが、レンジでは弾道がそろっていました。まぁ、このスペックだと仕方がないことでしょうが、ややスピン量は多めかな。これは、見た目でも若干感じました。もちろん、eggはハードヒッター向けではないのは承知ですが、ボクレベルのプチヒッターでもそれは感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.2m/s、初速60.4m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2984.2rpm、サイドスピン-534.5rpm、飛距離239.0y
【ベスト】
HS42.2m/s、初速61.3m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量3276.0rpm、サイドスピン-615.5rpm、飛距離240.9y

打感はソリッド系。ゴルフ体験主義のソリッド系は単に硬いではなく、柔らかさと弾き感が良い感じ(これは微妙っすよねw)に混ざったイメージです。音はやや高めでした。

弾道はこんな感じで

スカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道です。前述通り、ザ・オートマチックで、球を上げようなんて意識は全く要りません!! ボクにはややスピン量が多めに感じましたが、ガッツリ芯を食えば適正スピン量もあるので、まぁ、この辺は多分にボクのスイングの要因もありそうです。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。ただし、逃がすイメージが必要でした。普段がインサイドアウト系なので、にわかでアウトサイドイン系を意識しても、それがどこまでそうなっているかはわりませんが、とにかくボクがアウトサイドインを意識してもガッツリつかまることもしばしばでした。

シャフトフィーリングですが、ボク的には先中調子系の動きに感じました。それとこれ、意外に重要ポイントかもしれませんが、グリップ内で右拳の先辺り(右利きの場合ね!)に緩さを感じました。ここに緩さを感じるモデルはないとは言いませんが、かなり少ないです。普通に考えればそんの一瞬、タメを作ってくれそうな感じもありますが、敏感になりすぎると、不安要素にもなりそうな気配はありました。試打ラウンドのボクがそうでしたけど・・・

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメかな。何度も書きますが、ザ・オートマチックドライバーです。ガッツリ球を上げ、そしてつかまえてくれる1本です。スイング的には払い打ち系はもちろん、コックが速めにほどけてしまうアーリーリリースタイプにはさらに合いそうな気配です。持ち球は、もちろんスライス!! フッカーが使うなら、かなり逃がすイメージが毎ショット必要になると思います。試打ラウンド時の実測距離に比較すると、シミュレーション値ということもありますが、若干飛距離は伸びていました。まぁ、レンジでは芯食いショットをピックアップしているのでw 「egg」伝統のオートマチック性をしっかり継承したモデルでした。

<PRGR「egg5500」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=チタン(Ti-811Plus)、フェース=チタン(TP2)
■シャフト(重量/トルク/調子):「M-43」(S=50g/6.4/中調子)、「M-40」(SR=48g/6.9/中調子)、「M-37」(R=46g/7.4/中調子)、「M-35」(R2=44g/7.9/中調子)。
■価格:1本7万5000円+税