どーもです。

PRGRのニューモデル「egg(エッグ)」シリーズを試打できましたが、今日紹介するのは「egg」UTです。先代はウッド型でしたが、ニューモデルはアイアン型に変更されていました。正直な感想を言えば、「なぜ、アイアン型にしたんだろう!?」です。確実にウッド型のほうが打ちやすさがあるはずですが、この手のオートマチック系シリーズでアイアン型にするメリットが、ボクには分かりませんでした。とはいえ、しっかりクラブレポはしたいと思いますので、お付き合いください。

まずは見た目から。

アイアン型に変更なので、先代とは比較できませんね・・・w 全身マレージングで、構造的には中空構造です。

フェースはシャロー。かなりの面長で、長方形を感じさせる形状でした。そしてバックフェースにミゾを刻むことで、極限まで薄肉化を計っているようです。

ソール幅は超ワイドソール。「egg」アイアンを彷彿させる広さですね! かなり手前でダフッても、いかにも滑ってくれそう!

ネックはグースですね。ボディがかなり特殊で、いかにも〝低深重心を意識しました〟って感じで、そんなメッセージが見た目からもひしひしと伝わってきます。

構えてみるとこんな感じ。ん~、個人的には苦手な形状ですわ~w アイアン型UTとはいえ、ここまでくると〝異形〟と言わざるを得ないでしょう。でも、もともと「egg」が既成概念を打ち破るところからのスタートですから、これもブランドアイデンティティなんでしょうね!

今回試打したのは、専用開発カーボンシャフト「egg」M-43(S)フレック装着モデルの4UT。スペックは、ロフト角21度、ライ角60.0度、長さ40インチ、総重量325g、バランスD0.5。シャフトスペックは、重量49g、トルク5.0、中調子。

持ってみた感覚としては、重量的には軽めです。グリップも細めでした。シャフトを手でしならせてみると、オリジナルドライバーのような感覚で「egg5500 impact」やFWのような感覚ではなかったです。しなりポイントも中間から先辺りに感じました。ワッグルしてみると、結構ヘッドが動く感じで、バランス以上にヘッドを感じやすいイメージでした。

実際に打ってみると、まず感じたのはメッチャ弾くこと。結構球離れが速いイメージで、若干硬さを伴うような弾き感でした。予想外だったのはつかまりです。ダウンからインパクトにかけて、結構ヘッドが走るイメージがあって、正直腐れフックを警戒しましたが、以外にも曲がりは少なかったですね。むしろ、いつものスイングイメージで良い感じのドローを打てました。球の上がりもますまずでしたね。で。アイアン型にするメリットですが、実際に打ってみて感じたのは、アイアンとの流れですかね。後日紹介する「egg」アイアンとの流れはかなり良い感じですが、「eggフォージド」アイアンとは別イメージでした。ロフトで考えれば5UTが23度で「egg」アイアンの#6が23度。ですが、#7(25度)で185yは飛んでいるので(後日レポします!!)ので、単純にロフトだけでは計れない何かがあるのは、確実ですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.7m/s、初速53.6m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量4216.2rpm、サイドスピン-685.6rpm、飛距離196.3y
【ベスト】
HS39.9m/s、初速53.4m/s、打ち出し角16.5度、バックスピン量3856.5rpm、サイドスピン-667.7rpm、飛距離199.1y

打感は弾き系。前述通り球離れがやや速めで、やや硬さを伴うような弾き系に感じました。音もちょっとカンカンした感じの高音系でした。

弾道はこんな感じで

スカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道と言えるでしょう。払い打ち系でも、まずまずの球の上がり方は実現していると思います。スピン量は少なめですが、これは先代試打時のデータと比較してもほぼ同様です。アイアン型に変更している点を考慮すれば、これはある種の進化なのかもしれません。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。これはいつも通りのスイングでドロー系でした。あれだけヘッドが走る動きがありながら、このつかまりはちょっと予想外。正直腐れフックも予想しただけに、これは良い意味で期待を裏切られました。

シャフトフィーリングですが、連日書いているとおり、「M-43」はSフレックス相当ですが、そう考えると柔らかめです。ダウンからインパクトにかけて結構ヘッドが走るような感覚もあるのですが、そのわりにはつかまりすぎないという、ちょっと不思議な組み合わせでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメです。アイアン型ですが、オートマチック系です。「egg」アイアンとの流れを意識したモデルだと思いますが、ユーザーターゲット層を考えると、なぜアイアン型にしたのかは、やはり分かりません。打ちやすさを考えるならウッド型にメリットがあると思うのですが・・・。弾道の高さを抑えようにも、ガッツリ球は上がってしまう感じもありましたしね。考えれば考えるほど、なぜアイアン型になったのかが、ボクには分からないままでした。

<PRGR「egg i+」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:7▽構えやすさ:7▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:10
■ヘッド:フェース=マレージング綱(Custom455)、フェース=マレージング綱=(AM355P)
■ロフトバリエーション:4UT=21度、5UT=23度、6UT=25度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「M-43」(S=49g/5.0/中調子)、「M-40」(SR=47g5./4/中調子)、「M-37」(R=46g/5.4/中調子)※4UTスペック。5、6UTには「M-35」あり。スチールシャフト「SOFT STEEL M-40」「同M-37」(S、SR=80g/2.9/中調子)「NSPRO950GH nep」(S=96g/1.7/中調子)。
■価格:各1本3万円+税