どーもです。

東京・池袋のゴルフ工房「CHIP GOLF」とフライハイトが共同開発した短尺専用シャフト装着モデルのフライハイト「GXD 6014」ドライバーとそれに合わせたというFW、UTを試打できました。FWとUTは「THE G」ですが、UTは以前「CHIP GOLF」の別シャフトを装着した番手違いを試打していますので、今回UTはシャフト紹介でまとめて紹介します。というわけで、試打レポとしてはドライバー、FW、シャフトの3連載でいきます。まずはドライバーですが、この「GXD 6014」は初めて見たモデルでした。なんかワクワクしますね! では早速いってみましょう。

ゴルフ工房「CHIP GOLF」ですが、こちらは亡くなったラウドネスのドラマー〝ひぐっつぁん〟こと樋口宗孝氏が生前、全幅の信頼を置いていた安達哲治氏が主宰する工房です。安達氏は以前からずっと〝短尺〟のメリットを提唱し続けていますが、ボクも最近になって、やっとそのメリットを実感するようになってきました。そんな安達氏とフライハイトの共同開発で生み出したのが今回試打するモデルです。

まずは見た目から。

黒と赤は個人的に好きな配色です。トゥ・ヒールにウエートを配置しているので高慣性モーメントを意識しているのかもしれません。また、フェース後部にミゾが刻まれているので、たわんで飛ばすことも意識してそうですね。

フェースはディープ。チョーディープです。ここ最近、ここまでディープなモデルを探すのは苦労するかもしれないほどのディープさです。

ボディもディープでハイバックモデルです。あのフェースなら当然でしょう。むしろ、そうなじゃないほうが難しいですよね~

後ろ姿もファット!!

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積も小さめですね。こういうのが好きなタイプはまだいらっしゃると思いますが、見た目的には〝難しさ〟〝シビアさ〟を感じる方が多いのではないでしょうか。見た目的にはかなり難しそうなイメージでした。

今回試打したのは、「CHIP GOLF」とコンポジットテクノの共同開発「ADC-01 SL-W F0」装着モデル。フレックスはワンフレックスです。スペックは、ロフト角15度、ライ角60度、長さ42.5インチ、総重量290g、バランスB9。ヘッド体積450cm3。シャフトスペックは、重量36.5g、トルク6.5、調子は未発表。なお振動数は220cpmとのことです。

持ってみた感覚は、重量的には軽め。グリップもやや細めでした。当然ですが、短いです! 感覚的にはFWのヘッドが大きいやつって感じでした。シャフトを手でしならせてみると、結構しなります。しなりポイントは中間辺りでした。ワッグルしてみても結構ヘッドが動くイメージでしたが、素振りしてみると意外にもシャープに振れるイメージでした。これ不思議でした!

実際に打ってみると、一般的な長さのドライバーとなんら遜色ない結果でした。実はスペックを確認するまではロフト角15度という認識がなく、構えたときに「なんかフェースがよく見えるな~! 寝てるのかな!?」程度でしたが、スペックを確認してビックリ!! このロフトでスピン量が2800rpm台って、マジでやばくないっすか!? これだけディープフェースでハイバックなボディで、いかにも「重心が高いです!」って感じですよね。最近意識しているダウンブロー気味なスイングを意識しても、長さ的に振り切れます。そしてこのスピン量って・・・!! これぞ〝マッチングの妙〟なんでしょうね。スペック的にはモロFWですが、それにしてもボクの平均飛距離+5yをマーク。おまけに曲がりも少ないのがうれしいですね。とんでもないスイングをすればそれは曲がりますが、「あっ!?」と思う程度なら、しっかりクラブがカバーしてくれるのはうれしいですね! 〝最近身長170cmの日本人にとって45インチは長尺〟と思っていますが、そんなボクの考えを後押ししてくれそうなモデルでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.5m/s、初速60.6m/s、打ち出し角17.7度、バックスピン量2891.1rpm、サイドスピン-954.4rpm、飛距離239.5y
【ベスト】
HS42.0m/s、初速61.1m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量2998.3rpm、サイドスピン-880.8rpm、飛距離241.3y

打感は弾き系。カンカンした感じもなく、心地良い弾き系ですね。音も気持ちの良い中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道! まぁ、ロフト角を知ると球が上がりやすいのも納得ですが、逆にそのロフト角でこのスピン量って、「マジ、やばくねぇ!?」って感じ! これは体験してみる価値ありですわ~!

出球傾向はボクのスイングで、軽いドロー系。ボクの場合、どうしてもフェースの開閉をしてしまのと、シャフトクロス傾向が強いのでプッシュアウトクセはありますが、それでも許せる範囲でした。

シャフトフィーリングの詳細は後日まとめてレポしますが、ワッグルでは結構ヘッドが動くイメージでしたが、素振りのイメージ通り、結構シャープに振れました。これも確認するまでは分かりませんでしたが、バランスB9って!! これは初体験です。切り返しでヘッドの行方不明感はありますが、切り返しが速いタイプにとっては振り遅れないモデルのイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/s辺りにオススメです。重量的に軽いので、HSが速めのヒッターだとちょっと物足りなさがあるかもしれません。シャフトがかなり柔らかめではありますが、実際に打ってみるとそれほど気にならないから不思議です。ボクレベルのプチヒッター向けで、このスペックのわりには実は叩けるモデルのように感じました。払い打ち系でもある程度OKだとは思いますが、個人的には断然ヒッタータイプのほうがこのクラブの魅力を享受できると思います。

ここ最近、以前に比べると46インチモデルも少なくなってきているように感じています。46インチ以上の長尺モデルはHSを上げることで飛ばすのが目的だったと思いますが、短尺でミート率を上げることで飛ばすメリットに戻りつつあるように感じています。ボク自身、いくらオフセンターヒットのカバー率が上がったとは、やはり飛ばすには〝芯を食う〟のがベストだと、最近痛感しています。実際、マイドライバーPING「G410 LST」も44.5インチにしました。まだ実戦投入していないので、結果はわかりませんが、ボクなりの手応えがあっての短尺化です。今のところラウンド予定がないのですが、ラウンドで実戦投入したら、ラウンドレポで振れますので、その際はぜひ!

<フライハイト「GXD 6014」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8.5▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=Ti-811、フェース=Ti-62222S
■価格:ヘッド単体6万円+税