どーもです。

この2日間紹介してきたフライハイトに装着された東京・池袋のゴルフ工房「CHIP GOLF」のオリジナルシャフト「ADC-01F0 SL-W」をあらためて紹介したいと思います。同工房の安達哲治氏は以前からずっと短尺を提唱しています。同工房のWEBでも「短く!軽く!柔らかく!」の文が踊っています。以前「ADC-01 SL-W」を試打させていただきましたが、今回の「ADC-01F0 SL-W」がどんなシャフトだったのか。ボクに分かる範囲でレポします。

「ADC-01F0 SL-W」の見た目はこんな感じ。

ドライバーに装着するとこんな感じです。

この「ADC-01F0 SL-W」はスペックを見る限り、「ADC-01 SL-W」同様36.5g、トルク6.5です。公表している振動数を見ると「ADC-01F0 SL-W」が8cpm低いだけです。でも実際に持ってワッグルしてみると、「ADC-01F0 SL-W」は最近感じることが多くなった、グリップ内先端部、クラブを握った拳の右手(右利きの場合)の先当たりに柔らかさを感じました。これは「ADC-01 SL-W」のレポ時には一切振れていません。ボクが単に感じなかったのかもしれませんが、ここが柔らかいシャフトに出会うこと自体が珍しいのです。記憶をたどってみても、リョーマゴルフ「Beyond」とPRGR「egg5500」に装着されていたシャフトと、もう1つあったような・・・。って、これでは記憶がそれほど確かじゃないことの証明になってしまいますね(笑) 少なくとも「ADC-01 SL-W」は違ったと思います。

「GXD 6014」ドライバーは42.5インチと一般的な3Wの43インチよりも0.5インチ短くなっています。ボク自身、現在44.5インチの短尺使用にしていますが、それより2インチも短いモデルです。通説として「1インチ長くすること5y距離が伸びる」なんてのもありますが、これはあくまでも理想値だと思っています。ボクが短尺にしたのは、「根本的な飛距離アップの秘訣は芯食い」という考えからです。ヘッドの進化でミスヒットのカバー率が上がってきたとはいえ、やはり芯を食うのがベストです。そのためには、「短めのシャフトのほうがキッチリ芯を食う確率が上がる」と実感しました。ずいぶんと長いことかかりましたが、現時点でたどり着いたボクの答えです。

あれ、なんか脱線した・・・!!

話を戻すと、結果論になりますが普段ここで紹介している45.25~45.5インチドライバーのスカイトラックの平均飛距離は240~245y。250yを越えると〝ぶっ飛び〟のイメージです。数値上約3インチ短いと言うことは15y飛距離が落ちても良いはずですが、少なくとも今回の試打では3球平均で約240yを記録していました。これをどう説明するのか? 一般的なドライバーのミート率を出していませんが、「GXD 6014」ドライバーのベスト飛距離のミート率は1.45。これは、そこそこ芯を食っているということですよね。打点がバラケル傾向のあるボクとしては、おそらく普段は1.42程度だと思われます。この0.03は大きな差です! なお、ミート率は「初速」÷「HS」で出せます。一般的はアマチュアゴルファーのミート率は1.42辺りで、1.46以上だとかなり芯を食っていることになります。プロは1.5以上なんだとか!

なお、奇跡的な数値がでました。「ADC-01 SL-W」装着ドライバー試打時のミート率は1.44(HS43.2m/s、初速62.6m/s、飛距離245.2y)。こちらは43.25インチでした。今回42.5インチなので0.75インチさらに短いのですが、1インチで5y距離が変わるという通説がありよね。0.75インチ短くなると3.75y変わる計算になります。「GXD 6104」ドライバーのベスト飛距離は241.3yですからその差は3.9y。なんと、0.15yの誤差でした。たまたまかもしれませんけどね!

シャフトの話のつもりが、結果論の検証になってしまいました。

「ADC-01F0 SL-U」の見た目です。

UTに装着するとこんな感じです。

UTで試打した「ADC-01F0 SL-U」も、グリップ先端部が柔らかい感じでした。 「ADC-01 SL-U」試打時の「THE-G Tiハイブリッド」試打時はロフト角24度38.5インチモデルでしたが、今回試打したのが27度38インチモデル。3球平均194.2yに対して182.6yをマーク。シャフト差というよりもロフト差かもしれませんけど・・・。ボクが感じた相違点はグリップ先端部の柔らかさでした。

というわけで、シャフトの個体の話というよりも、短尺の話になってしまいました。今になって短尺のメリットをなんとなく体感してきていますが、そんな時期だっただけに、ボク自身かなり興味深い試打になりました。

「ADC-01F0 SL-W」「SL-U」ですが、ワッグルしてみると心許ないくらい柔らかめでヒッタータイプには不安がありそうですが、これが不思議なことに、実際に打ってみると良い感じでした。少なくともドライバーが42.5インチで240yマークは正直ビックリです。

現在いくつかのメーカーが〝芯食い〟を提唱し始めましたが、それを体感するならシャフトを短くするのが手っ取り早い方法論かもしれません。ボク自身そうでしたが、こればかりは説明されても納得できることではないと思います。というわけで、ぜひ1度体験することをおすすめします。マイドライバーのシャフトをカットしたら戻せないので、ぜひ1度、同店で短尺自体を試してみてください!

<チップゴルフ「ADC-01F0」シャフト>
■スペック(重量/トルク/調子):「ADC-01 SL-WF0」(UNI=38g/6.5/未発表)。「同SL-U」(UNI=44.5g/5.2/未発表)。
■価格:「ADC-010 SL-W」4万5000円+税。「同SL-U」3万円+税。