どーもです。

グローブライド「オノフKURO」シリーズを試打できました。今回もドライバー、FW、UT、アイアンのラインアップですが、今回からシャフトに「LABOSPEC」モデルを標準装着しています。個人的に「LABOSPEC」にはハードなイメージがありますが、それを標準装着したモデルがどのようなクラブになったのか。かなり興味のあるところですね。というわけで、まずはドライバーからいってみましょう。

いきなり蛇足ですが、ちょうど4年前の今日、例の病気で倒れました。もう4年も経ったのですね。こうしてゴルフができていることに感謝しつつ、再発しないように節制した生活を心がけています。

そんな感じですが、本題に戻ってまずは見た目から。

もはやオノフの代名詞になりつつあるフェース後部のミゾ「パワートレンチ」。先代は2本刻まれていましたが、新作はより幅が狭まった1本とトゥ・ヒールにちょっぴりに変更されました。そして新作最大の特徴は「トランジェクトリーコントロール」。トゥ・ヒール・ソール後部に配置された3つのウエートを入れ替えることで、弾道をコントロールできるモデルに生まれ変わりました。デフォルト値はトゥ4g、ヒール7g、後部2gの配置です。

フェースはセミディープかな。先代に比較するとトゥ・ヒールのエラが張ってより四角いイメージになっていました。また、トップラインのカーブが緩くなっているのもそう見えることの一因かと思います。フェースにはミーリング加工も施されました。

ボディはシャロー。まさかのシャロー化です!! 先代はコンパクト&ハイバックで、シビアそうなオーラを感じさせましたが、ニューモデルは視覚的には、扱いやすそうな雰囲気でした。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウン形状は丸型。クラウンに刻まれた「パワートレンチ」も健在ですね。構えたときのイメージは先代とほぼ変わっていませんが、実際に別モノです。あと、仕上げがマットになっていました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「LABOSPEC SHINARI:50K」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角57度、長さ45.5インチ、総重量304g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量57g、トルク4.2、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。でもグリップはまずまずの太さでした。シャフトを手でしならせてみると、結構しっかりしたイメージでした。名称こそ「SHINARI(しなり)」ですが、最近流行の「カルカタ」系に感じました。しなりポイントはちょうど中間辺りで、ワッグルしてみても思ったほどヘッドは動きません。バランスがD3とやや重めですが、素振りしてみると、それほどヘッド感を感じませんでした。捻れ感がなく、かなりシャープに振れるイメージでした。

実際に打ってみると、まず驚くのがその弾道の強さ!! 先代は確か片山晋呉プロ監修でしたが、それでもしっかり球が上がり、アマチュアゴルファーでも扱いやすさがあるイメージでした。ニューモデルが片山プロ監修かは分かりませんが、少なくともボクが打った限りでは、かなりのロースピンの強弾道!! しかも弾丸ライナー系の弾道でした。これまでのオノフKUROをずっと試打してきましたが、史上最も強弾道を打てそうなイメージでした。とにかくスピン量が少ないっす。かなり厚めに入った感覚でも2700rpm辺りで、30球ほど打ちましたが、どんな打ち方をしても3000rpmオーバーは1球も出ませんでした。さらに言えば、先代よりも打ち出し角も高いんです!! ウエート位置はトゥ・バック・ヒールそれぞれ4g、2g、7gとノーマル状態。それでこの球の上がり方ですか~!! この進化はすごいかも・・・!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.1m/s、初速60.2m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量2498.0rpm、サイドスピン-249.6rpm、飛距離243.8y
【ベスト】
HS41.7m/s、初速60.6m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量2495.9rpm、サイドスピン-142.8rpm、飛距離244.5y

打感は弾き系。若干硬さを伴うような弾き系に感じました。音もやや高めですが、決して金属的ではないので、個人的には許容範囲でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですね。先代も高弾道としていましたが、上がりやすさは先代以上です。しかも先代よりもスピン量少なめの弾丸ライナー系の弾道を味わえます。

出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートから軽いフェード系でした。ヘッドのつかまり自体はまずまずだと思いますが、シャフトとの相性かもしれませんね。

そのシャフトフィーリングですが、前述通り「SHINARI」の名前ですが、いわゆる「カルカタ」系に感じました。結構手元がしっかりしている印象で、捻れ感もなくシャープに振れます。ヘッドの走り感がある分、球が上がるのかもしれませんが、ぶっちゃけると、それほどしなりを感じませんでした。手元剛性が結構しっかりした印象があって、このシャフトを標準装着することで〝よりアスリートゴルファーに〟という今回のオノフKUROに対するメーカーのメッセージを感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS42~43m/sは欲しいかなと感じました。スイングタイプ的には、これはもうある程度叩けるヒッター向けですね。スインガータイプでも使えそうな雰囲気はありますが、ある程度叩けるタイプ向けでしょうね。左を気にせず叩けるモデルで、ボク的にはオノフKURO史上も最も男前なモデルになったと思います。ウエートによって弾道も調節でますが、個人的には今回試打したデフォルトバージョンで十分かなと。まぁ、他のポジションを打っていないんですけどね・・・(汗) いずれにせよ、かなりロースピンの強弾道を味わえるモデルでした。

<グローブライド「オノフKURO(2019)」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=軽比重811チタン、フェース=ZA010チタン、ウエートスクリュー(2g=チタン、4g=SUS、7g=タングステン合金)
■シャフト(重量/トルク/調子):「LABOSPEC SHINARI:50K」(S=57g/4.2/中調子)
■価格:1本7万円+税