どーもです。

今回紹介するのはリョーマゴルフのニューモデル「マキシマⅡ」ドライバーです。同シリーズは「タイプD」「タイプV」のラインアップですが、今回「タイプD」については、「ツアーAD RM-2」「BEYOND POWERⅡ」装着モデルの2本を試打できました。というわけで、「タイプD」のシャフト違い、「タイプV」の3連載でいきます。なお、この「タイプD」の「ツアーAD RM-2」モデルは実際のラウンドでも投入してきました。その辺の実戦感覚は、ラウンドレポートで紹介します。では、まずは「マキシマⅡタイプD」の「ツアーAD RM-2」装着モデルからいってみましょう。

まずは見た目から。

先代同様ブラック仕上げですが、新作はロゴも含めてブラック仕上げになりました。低深重心を実現した「DSIテクノロジー」は高比重チタンを使用することでより進化したそうです。

フェースですが、先代に比較してよりディープ化していました。トップラインも気持ちカーブが強くなっているので、その分ディープになっているように見えました。

ボディですが、先代は気持ちハイバックを意識したような形状でしたが、新作はミドルバックで、若干シャローになっているようにも感じました。そしてこのクラウンとソールですが、全体の85%の厚さがな、なんと0.3mmなんだとか!! また、フェース下部内部に20gのウエートを配置することで、ロースピンを実現しているんだとか・・・

後ろ姿です。先代含め歴代モデルはハイバックでしたが、新作はかなりシャローになりましたね!

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は大きめで、丸型です。形状的には、先代と大きな変更はなさそうですが、気持ち投影面積自体が大きくなっているようにも感じました。

まずは、オリジナルカーボンシャフト「ツアーAD RM-2」SRフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角61.25度、長さ45.25インチ、総重量295g、バランスD1.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量48g、トルク4.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚は、やや軽め。でもグリップは気持ち太めに感じました。シャフトを手でしならせてみると、ちょうど中間からしなる感じでした。ワッグルしてみると、そこそこヘッドは走るようなイメージでしたね。素振りしてみると、良い感じのしなり感を感じつつ振り切りが良さそうな感じでした。

実際に打ってみると、まずその飛距離にビックリ!! スカイトラックデータでいきなり250yオーバー!! その後も250yオーバーを連発で、結果的に3球ともぶっ飛びの結果となりました。弾道的には、見た目でもスピン量少なめの弾丸ライナー系です。正直ロフト10.5度であればもう少し球が上がってもいいかなという思いはありましたが、おそらく〝ランを稼ぐ〟ことも視野に入れているのではないかと推測します。先代もロースピンだったと思いますが、結果的に変わっていたのが出球傾向。あっ、もちろん飛距離もね!! で、先代は、腐れフックを打っていた時代にフェード系でしたが、新作ではスライス系になった今でドローとなっていました。相当のこだわりが詰まった1本だけに、そのこだわりも1つ1つ紹介したいくらいですが、まあ、まとめて言うと、そのこだわりによって、あらゆる意味で先代を越えるドライバーが出来上がったということでしょう! 重要なのは、それをボクレベルでも実感できるということですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS43.5m/s、初速63.1m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量2674.1rpm、サイドスピン-357.7rpm、飛距離255.2y
【ベスト】
HS43.7m/s、初速63.3m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2956.8rpm、サイドスピン-339.4rpm、飛距離256.8y

打感はマイルド!! マキシマⅡのヘッド素材自体、同社が独自開発した新素材です。この素材についてはもう何年も前に話を聞いていましたが、コストや成形技術などさまざまな問題を乗り越えていよいよ採用されたようです。そんな素材を〝マイルド!!〟の一言で片付けるのも恐縮ですが、フェース自体もかなり薄そうな感じでした。ボディ、ソールの薄さは触れていましたが、フェースは触れていません。でも、打ってみた感覚として、おそらく薄いと思います。その薄さがボディのこだわりと相まって、結果ロースピンの棒球を打てるモデルになっていると思います。音は落ち着いた中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高めの中弾道。正直、このロフトならもう少し上がってくれてもいいかなという感じはありました。ですが前述通り、おそらくランも期待しているのではないかと思います。高弾道で入射角がきつく着弾するよりも、緩やかな着弾のほうがランは出ますからね。先代は打ち方でスピン量が若干バラける傾向ありました。でも新作は、少なくとも今回の試打で3000rpmを越えることは1球もありませんでした!

出球傾向ですが、ボクのスイングで良い感じのドロー系。以前のボクのイメージ通りの出球でした。最近スライス系の出球傾向が強かったりしますが、このタイプDはオートマチックにつかまる感じでした。シャフトとも相まって、良い感じのつかまりでしたね!!

シャフト挙動と振り感ですが、これ、好きっす!! しなり感を感じつつ、全然振り遅れないんですよね。実は5Sを借りようと思ったのですが、谷本社長からSRのほうがボクに合うとの指摘がありました。結果は見ての通り! 今さらですが、5Sもお借りして比較してみてもおもしろかったかもですね・・・。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/s辺りおすすめ。とにかく、ミスヒットの寛容性が高く、ボクレベルなら叩いてもつかまりすぎるイメージはありません。むしろ良い感じで、以前のドローボールを取り戻したような気分になりました。このタイプDはある程度つかまりを意識したモデルなので、スイングで球がつかまえられない人におすすめ。持ち球的にはフェード系におすすめですね。でも、HS43m/sくらいなら叩いても問題なしの雰囲気は感じました。

というわけで、実はこのマキシマⅡタイプDを実戦投入してきましたので、そのラウンドレポートは後日お届けします!

<リョーマゴルフ「マキシマⅡタイプD」ドライバー with ツアーAD RM-2>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:10
■ヘッド:高強度チタンTXⅢ
■シャフト(重量/トルク/調子):「ツアーAD RM2」(6S=63g/4.1、5S=55g/4.5、SR=48g/4.7、R=46g/4.8、R2=42g/5.0/中調子、L=39g/5.0/先調子)。BEYOND POWERⅡ(46g/5.1/中調子)、同PLUS(51g/4.8/中調子)、同LIGHT(39g/5.9/中調子)。
■価格:オープン価格