どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「SIM」および「SIM MAX」シリーズを試打できました。「SIM」は「SHAPE IN MOTION」の頭文字を取ったもの。「ゴルフのかたちをよりよいものにする」ことを理念に、まさにカタチにこだわったモデルのようです。「SIM」シリーズでドライバーとFW、「SIM MAX」シリーズでドライバー、FW、レスキューと2タイプのアイアンをラインナップしています。というわけで、今日紹介するのは「SIM MAX」ドライバーです。どんなモデルなのか。それは果たしてボクでも体感できるものなのか。早速いってみましょう。

まずは見た目から。

ソール中央部に配置された凸部分が印象的ですね。これが「SIM」「SIM MAX」のミソ!! ソール後部の「イナーシャジェネレーター」と命名されたウエートからのラインを気持ちネック側に傾けることで、ダウンスイングのハーフウエーからインパクトにかけての空気抵抗を低減。HSをアップし、初速の向上を実現しているようです。空力モデルですか・・・。「M6」ドライバーも気持ちソール後部に向けてこんなようなデザインでしたよね。進化形かな!?

フェースはシャロー。形状的にも「M6」と似た感じですが、「SIM MAX」のほうが、トゥ側が上がっているような見え方な分、ややアプッライトに見えました。もちろん、「スピードインジェクション」も搭載です!

ボディ形状も独特! キュッとソール後部が上がったハイバックですが、後部の厚みはありません。

後ろ姿です。「イナーシャジェネレーター」の存在感が半端ないですな!! なんかどこかで見たことのある形状だったりもしますが・・・

構えてみるとこんな感じ。テーラーメイドらしい見た目ですね。クラウンの投影面積も大きめで。Mシリーズに比べると、やや後部に長めかなって感じました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TENSEI BLUE TM50」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角56度、長さ45.75インチ、総重量299.5g、バランスD2.5。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量54g、トルク4.4、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップもほんの気持ちですが、細めに感じました。シャフトを手でしならせてみると、Sにしては若干柔らかめなイメージ。ボクが思っているSほどしっかり感はなかったですね。TENSEIといえばTENSEI CX PRO ORANGEしか打っていませんが、元調子系でしたよね。でもこのTENSEI BLUE TM50はしなりポイントは中間から先辺りでした。ワッグルしてみても、そこそこヘッドが動く感じがありました。素振りしてみると、振り抜き感は良さそうでした。TENSEI CK PRO ORANGEのイメージとは全く違いました。当然ですけどw

実際に打ってみると、正直な第一印象は「ボクにはMとの差がわらかない」でした。空力を上げてHSを上げるというのがキーテクノロジーですが、少なくともこのSIM MAXではHSはいつも通りでしたし、初速もいつも通りでした。もちろん、初速は芯を食っているかどうかという問題もありますが、この3球は比較的に芯を食ったという確信の高い球をチョイスしました。が、結果はいつも通りとなりました。データ的にも「M6」の方がいい結果となってしまいましたが、いかんせん今ボクは絶賛スランプ中ですので・・・(汗)

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS41.9m/s、初速60.9m/s、打ち出し角15.1度、バックスピン量2398.7rpm、サイドスピン-204.9rpm、飛距離243.7y
【ベスト】
HS42.4m/s、初速61.6m/s、打ち出し角13.6度、バックスピン量2856.0rpm、サイドスピン81.6rpm、飛距離244.5y

打感はマイルド系。ボールにつぶれ感を存分に感じられますが、音がやや低めのせいか、なんか鈍さも感じてしまいました。

弾道はこんな感じで

弾道的には高弾道といえるでしょう。なぜそんな言い方になるのかいえば、ボク的にはもう少し上がりやすくてもいいかなという感じでした。ですが、十分高弾道ですので!! スピン量がバラバラなのはボクの打ち方の問題でしょう。いかにツイストフェースでも、当たり所が悪ければスピン量が変わります。ただ気になったのは、フェースの上面に当たる傾向が強かったかな・・・なんて感想もありました。これはボクのスイングとシャフトとの相性を疑っています。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。打ち出し方向の差はありますが、出球的にはほぼドロー系でした。つかまりはまずまずかな。

シャフトフィーリングと振り感ですが、振り感はいいです。振り抜きが良い感じでした。ですが、フィーリング的にはしっくり来なかったんですよね。これはもう好みの問題ですが、結構ヘッドが動く感じがしてしまいました。もちろん、ボクがそういうスイングをしているからなのでしょうが、いつも通りに振ってしっくり来ないと、あれこれスイングで調整してしまい、結果バラバラという感じでした。んっ!? もしかしたら、振り抜きが良いと感じたのは、SIMのおかげかな!?

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS40~42m/s辺りにおすすめです。正直ボクはSIM MAXの良さを存分に体験できませんでした。ボクレベルのアマチュアにゴルファーには、空力をうたってもその差を体感できないというのはあると思います。それから1つ疑問なのは、Mシリーズはどうなるのかということ。個人的には「M6」と、結構被っているようにも感じました。果たしてこのクラブをどうPRしていくのか。そしてアマチュアゴルファーがどう動くのか。個人的にも注目したいです。

<テーラーメイド「SIM MAX」ドライバー>
■KAZ’s インプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:7▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=9-1-1チタン、クラウン&ソール=グラファイト・コンポジット、フェース=6-4チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「TENSEI BLUE TM5」(S=54g/4.4、SR=52g/4.8、R=50g/5.2/中調子)。「ツアーAD XC-6」(S=64g/3.2/中元調子)。「Speeder661 EVOLUTIONⅥ」(S=65.5g/3.9/先中調子)。「Diamana ZF60」(S=64g/3.8/中元調子)。
■価格:「TENSEI BLUE TM5」装着モデル各1本7万3000円+税。「ツアーAD XC-6」「Speeder661 EVOLUTIONⅥ」「Diamana ZF60」装着モデル各1本9万円+税。
■発売予定日:2020年2月7日