どーもです。

先週から紹介してきたヨネックスの新製品「EZONE GT」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンが最後です。週をまたいでのシメになりますが、このアイアンはぶっ飛びっす!! まぁ、ロフトも長さも#5を#7としているわけですが、それでも#5と考えるとメチャクチャ打ちやすかったです。というわけで、アイアンのレポに加え、オオトリですので、総括もしてみたいと思います。

まずは見た目から。

構造的には、軟鉄鍛造ボディにマイティマレージング綱の新素材フェース、カーボンプレートとグラファイト制震材を使った4ピースハイブリッドアイアンです。前作ではポケキャビ部分に配置されたグラファイト制震材が、今作ではトップブレード後部に配置されていました。

フェースはミッドラージ。先代と比べると、やや角張ったようなイメージ。やや丸みがかった先代よりもより直線的なイメージでした。

ソール幅はワイドですね!! 先代よりも気持ちワイドで、ほぼ中央あたりからリーディングエッジ、トレーリングエッジに向かってなだらかに傾斜していました。

ネックはセミグースかな。でも先代よりはグース強めでした。

構えてみるとこんな感じ。先代でも書いていますが、ロフトが立っているのは一目瞭然です。でも不思議ですよね。#7と番手表記することで、なんとなく打てそうな気がしますからね・・・w

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH neo」Sフレック装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角61.5度、長さ38インチ、総重量407g、バランスD0。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

メーカー的にはカーボンシャフトモデルをPRしたいとのことでしたが、試打ラウンドの結果、「スチールシャフトモデルでお願いします!!」となったのでした。持ってみた感覚ですが、重量的にはそれでもやや軽め。でも、グリップは一転してやや太め。ボクは太めが好きですが、そのボクが持った瞬間に「太ッ!!」と思うくらいの太さでした。ワッグルしてみるとヘッドはそれほど動きません。素振りしてみると、振り抜きが良さそうなイメージでした。

実際に打ってみると、とにかく打ちやすいです!! ロフト26度とは思えない球の上がり方でした。また、スピン量が少なめなのが、見た目でも分かるほどでした。かなり気持ちよく振れるので、ボクの場合振りすぎてちょっとドロー強めになってしまいましたが、試打ラウンドでもこの時期に180y打てましたからね。レンジ試打ではガッツリ芯を食った190yオーバーもありましたが、その分フックにもなっていたので3球から削除しましたが、とにかくぶっ飛びポテンシャルは高いモデルに感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.5m/s、初速51.9m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量3655.6rpm、サイドスピン-915.4rpm、飛距離185.9y
【ベスト】
HS40.8m/s、初速52.2m/s、打ち出し角16.9度、バックスピン量3607.6rpm、サイドスピン-948.7rpm、飛距離189.6y

打感は弾き系。パチンと弾いている感じですが、芯を外すと気持ち硬さが増します。そういう意味ではスイートエリアを感じやすいモデルでした。音は「パチン」と高めです。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道です。これは気持ちよく振れちゃって、ちょっと曲がりがでかいけど、この弾道を#7という番手で打てるのはメンタル的に好影響かもしれませんね。スピン量は4000rpm以下ですからね。少ないっすね!

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。ヘッドとのマッチングも良さそうだし、ボクのスイングとの相性も良さそうでした。

シャフトフィーリングと振り感ですが、ボクはかなり気持ちよく振れます!! 気持ちよすぎで振り過ぎちゃうくらいでした。捻れ感がなく気持ちよく振れて、ハーフダウンからインパクトにかけて自然にシャフトがしなって球を上げてくれるイメージでした。

今回試打した限り、このスペックでHS42m/s以上におすすめかな。#5と変わらないスペックですが、とにかく球が上がりやすいのと、やはり#7という表示がメンタルに及ぼす影響は少なからずあるかなと思います。昨年末、ストロングロフトのメンタルについて書いたと思いますが、ボク的には#7で180yのイメージはそもそもないので、そう考えると〝ぶっ飛び〟ですが、まあ、あえて言えば〝やり過ぎ〟でもあります。でも、こういったクラブにも確実に需要はあります。問題は短い距離用の番手ですが、その辺は総括でふれましょう。

というわけで、連日紹介してきた同シリーズですが、ボクのまとめ的にはオートマチック系ロースピンモデルです。重量的にはかなり軽いので、おそらく対象年齢はボクら世代よりも10歳ほど上か、HSがそれほど速くないない方向けでしょう。アイアンにはスチールシャフトも標準でラインアップしていますが、いわゆるボディターンタイプにはデフォルトシャフトでもかなりヨレ感のないロースピンモデルが打てるモデルですね。

その番手セッティングですが、#7は26度。#6で23度なので、ここは5U(22度)でカバーできそうです。アイアンはセットが#7、#8(29度)、#9(33度)、PW(38度)の4本で、A(43度)、A/S(49度)、S(56度)は単品扱い。ボクにはウエッジのロフトピッチが開いているので、得意な距離を打てるロフトが必要かもしれません。みなさんもその辺を気を付けてくださいね!

そうそう、本編で書けばよかったかもしれませんが、このEZONE GTのS(56度)ですが、かなり打ちやすかったです! アプローチが完全崩壊している今のボクでも、当然ミスはありましたが、かなり良い感じに打てました。バンカーショットも9番では良い感じでしたしね! セットモノのウエッジをあまり打つ機会はないのですが、これは「おっ!!」となりました。

<ヨネックス「EZONE GT」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=【#5~PW】S45C軟鉄+グラファイトハイブリッド+カーボンプレート【AW、SW】S25C軟鉄+カーボンプレート、フェース=【#5~PW】マイティマレージング【AW、SW】クロムモリブデン綱
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH neo」(S=98g/1.7/中調子)。カーボンシャフト「NST002」(SR=48g、R=46g/4.0/先中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル4本(#7~PW)セット8万4000円+税、単品(#5、#6、A、A/S、S)各1本2万1000円+税。カーボンシャフト装着モデル4本セット9万6000円+税、単品各1本2万4000円+税。
■発売予定日:2020年3月中旬